2009年09月03日 21:52
今日 片岡晴彦さんを支援する会の方に、出版社から一冊の本が届きました。
著者 森田義男
この本の中で高知白バイ事故が「警察のでっち上げ事件」の代表例として、4pにわたって取り上げられています。
著者は税理士なのですが、税金関係の行政訴訟に関わっている人物です。その訴訟を通して「公平である」と信じていた裁判所が実は病んでいることに直面し、「裁判所は役所の悪行に対して免罪符を出し続けている。役所のデタラメ行政が後を絶たないのはこうした裁判所の体質が原因だ」と確信するのに至っています。
刑事裁判に関しても『足利事件』と高知白バイ事件を例に取り上げ、警察・検察と癒着した裁判所を強く批判しています。
そして、これら冤罪事件の真犯人は裁判所にあると主張しています。
著者の森田氏から支援する会や片岡さんは取材は受けていませんが、記述された白バイ事件の内容は正確なものであり、裁判所に対する思いは私達と共通しています。
また、今の司法における最大の問題である司法の官僚化を招き、出世と保身の裁判官を作り上げた輩の総本山最高裁事務総局についてもわかりやすく書かれています。その他、マスコミのあり方や記者クラブ制度にも触れています。
この一冊で、司法の知識がなくても司法の現状がよくわかるようにまとめられています。一気に最後まで読めるお薦めの一冊です。
現在 加古川刑務所に収監中の片岡さんが帰ってきたら、できる限り早い時期(2010年春頃を予定)にこの事件の再審請求を致します。 その際に同時に提出するように署名活動を行っています。ご協力をよろしくお願いします。
詳細は → 支援する会HP
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