今書く話ではないかも知れませんが、今書かないと書く時がないので書いておきましょう。
レコーダーメーカーを敵に回し、収入のほとんどを絶たれたあげく、デタラメな資料を基に金と権利の無限拡大を要求し続けた謎の団体、一般社団法人私的録画補償金協会、略称SARVHのWEBサイトが6月30日をもって終了となるようです。
教えてもらうかで気が付かなかったのですが、実はこのSARVH、今年の4月1日をもって解散し、活動を停止していたのでした。録画機器のデジタル化に伴い「複製が自由にできるのは著作者の権利を侵害する」との名目で指摘録画補償金制度はスタートしました。が、録画機だけでなく放送がデジタル化すると信じがたいことに複製を一切禁止する恐ろしい規制が入り、DVDへの移動が一度だけでそこからの複製は不可、移動に失敗したらHDDに保存した元データも消滅させなければならないという理解しがたい不便さが基準となってメーカーに義務として突き付けられたのです。しかも、その条件下ですら複製を前提とした録画補償金制度は続きました。使われなくなってなお、アナログ放送は複製可という言い訳があったためです。
やがてアナログ放送は終わり、録画複製の規制は大いに揉めながらも「あって当然」の空気を作ることに成功し、ユーザーの便利さやメーカーの売れ行きより一部の人間の自己満足が優先されることになりました。代わりに一部のメーカーは録画規制を理由にSARVHに録画補償金制度を納めない方針に転換、反旗を翻しました。これに対しSARVHはメーカー相手に裁判を起こし、「ダビ10は実質コピーフリーと同じ」「メーカーの主張は子供のわがまま」「我々の収入はゼロになった」「メーカーが納めなければユーザーは個別に補償金を直接収める必要が生じるため、不便を強いられることになる」などと支離滅裂な主張を繰り返しながら敗訴、結果全てのレコーダーメーカーから録画補償金を拒否されることになり、収入はすっかり衰えてしまったディスクからのみとなりました。やりたい放題やってきた結果ですから自業自得としかいいようはありませんが、全メーカーから拒否されるという事実から見ても、我々の見えないところでどれだけ暴言を繰り返し、好き勝手やってきたのかが分かるというものです。収入が極少となり、「現在今後、ネット上のサーバーを含むすべてのデジタル保存メディアに録画補償金を要求できる権利を」という主張はさすがの文化庁からも却下されたのか、SARVHは存続を断念した模様です。ただ、ディスクの補償金は続くでしょうしもう一つの私的録音補償金団体であるSARAHは解散しないようですから、補償金がなくなるわけではないようです。おそらくは両者を統合して「私的複製補償金」制度への移行すると思われます。しばらくしたら名前を変えて新たな活動を再開するでしょう。多分補償金を取ることは諦めてないでしょうから。
個人的には「複製規制が補償金制度無効を意味するのなら、複製を自由にしてしまえばいい」とぶちまけて規制の元凶をメーカーに転嫁しようとし、メチャクチャにしてしまうことを期待していたのですが、結局逃げてしまいました。ようするに、ぶちまけたあげく「録画規制本当の責任者」をあぶりだされるのは補償金を取れなくなることより避けたい事柄だったようです。ようするに、彼らの中にその「本当の責任者」がいるのでしょう。だからこそ会見のたびに聞かれてもいないのに「我々は直接かかわっていない」と必ず一言加えていたのですから。「直接」かかわってなくても「間接」的に圧力を加えられる立場にはありましたからね。
結局本業と関係ない安定収入と自己満足のためにユーザーにもメーカーにも不便を強いたあげく、「録画は規制されて当たり前」を前提としなければレコーダーも作れない市場が日本、というあまりに巨大な負の遺産を我々に残し、その責任を問われる存在はどこかへ行ってしまいました。一方放送のネット配信は一応の進展はみせていますが、結局「放送が主、ネットは従でなければならない」ことが前提なために「見たいもの」ではなく「見せたいもの」しか対象となっていない印象です。多分そのまま行くのでしょう。録画というマニアが愛してきた手段を封じたうえで4K8Kをどうやって放送で普及させるかは大変興味あります。少なくとも4K8K放送の中身よりははるかに面白そうですから。
レコーダーメーカーを敵に回し、収入のほとんどを絶たれたあげく、デタラメな資料を基に金と権利の無限拡大を要求し続けた謎の団体、一般社団法人私的録画補償金協会、略称SARVHのWEBサイトが6月30日をもって終了となるようです。
教えてもらうかで気が付かなかったのですが、実はこのSARVH、今年の4月1日をもって解散し、活動を停止していたのでした。録画機器のデジタル化に伴い「複製が自由にできるのは著作者の権利を侵害する」との名目で指摘録画補償金制度はスタートしました。が、録画機だけでなく放送がデジタル化すると信じがたいことに複製を一切禁止する恐ろしい規制が入り、DVDへの移動が一度だけでそこからの複製は不可、移動に失敗したらHDDに保存した元データも消滅させなければならないという理解しがたい不便さが基準となってメーカーに義務として突き付けられたのです。しかも、その条件下ですら複製を前提とした録画補償金制度は続きました。使われなくなってなお、アナログ放送は複製可という言い訳があったためです。
やがてアナログ放送は終わり、録画複製の規制は大いに揉めながらも「あって当然」の空気を作ることに成功し、ユーザーの便利さやメーカーの売れ行きより一部の人間の自己満足が優先されることになりました。代わりに一部のメーカーは録画規制を理由にSARVHに録画補償金制度を納めない方針に転換、反旗を翻しました。これに対しSARVHはメーカー相手に裁判を起こし、「ダビ10は実質コピーフリーと同じ」「メーカーの主張は子供のわがまま」「我々の収入はゼロになった」「メーカーが納めなければユーザーは個別に補償金を直接収める必要が生じるため、不便を強いられることになる」などと支離滅裂な主張を繰り返しながら敗訴、結果全てのレコーダーメーカーから録画補償金を拒否されることになり、収入はすっかり衰えてしまったディスクからのみとなりました。やりたい放題やってきた結果ですから自業自得としかいいようはありませんが、全メーカーから拒否されるという事実から見ても、我々の見えないところでどれだけ暴言を繰り返し、好き勝手やってきたのかが分かるというものです。収入が極少となり、「現在今後、ネット上のサーバーを含むすべてのデジタル保存メディアに録画補償金を要求できる権利を」という主張はさすがの文化庁からも却下されたのか、SARVHは存続を断念した模様です。ただ、ディスクの補償金は続くでしょうしもう一つの私的録音補償金団体であるSARAHは解散しないようですから、補償金がなくなるわけではないようです。おそらくは両者を統合して「私的複製補償金」制度への移行すると思われます。しばらくしたら名前を変えて新たな活動を再開するでしょう。多分補償金を取ることは諦めてないでしょうから。
個人的には「複製規制が補償金制度無効を意味するのなら、複製を自由にしてしまえばいい」とぶちまけて規制の元凶をメーカーに転嫁しようとし、メチャクチャにしてしまうことを期待していたのですが、結局逃げてしまいました。ようするに、ぶちまけたあげく「録画規制本当の責任者」をあぶりだされるのは補償金を取れなくなることより避けたい事柄だったようです。ようするに、彼らの中にその「本当の責任者」がいるのでしょう。だからこそ会見のたびに聞かれてもいないのに「我々は直接かかわっていない」と必ず一言加えていたのですから。「直接」かかわってなくても「間接」的に圧力を加えられる立場にはありましたからね。
結局本業と関係ない安定収入と自己満足のためにユーザーにもメーカーにも不便を強いたあげく、「録画は規制されて当たり前」を前提としなければレコーダーも作れない市場が日本、というあまりに巨大な負の遺産を我々に残し、その責任を問われる存在はどこかへ行ってしまいました。一方放送のネット配信は一応の進展はみせていますが、結局「放送が主、ネットは従でなければならない」ことが前提なために「見たいもの」ではなく「見せたいもの」しか対象となっていない印象です。多分そのまま行くのでしょう。録画というマニアが愛してきた手段を封じたうえで4K8Kをどうやって放送で普及させるかは大変興味あります。少なくとも4K8K放送の中身よりははるかに面白そうですから。
SARVHの面々は会見を開くたび、「お金を無制限にもらう権利はある。でも、責任も義務も一切ない」を主張していました。つまり、SARVH全体か、一部の人間の中に実質的に録画規制を導入させた本来の責任者がいたからこそ責任は自分らにないことを聞かれもしないのに主張していたのです。それがしっぽを巻いて逃げてしまった以上、逆に誰も事態の改善を言いだせる人がいなくなってしまったんです。だから、「とりあえず何もできないようにしておけば問題ないだろう」と及び腰で使い物にならず、売れないレコーダーばかりが出るんですね。おまけにSARVHはなくなってもB-CASは健在ですし実質談合状態のAV機器業界においてB-CAS申請なしで売るのは得策でないわけですから。
責任者がいなくなったことで、今後悪くなることはあっても良くなることはないと思います。多分UHDTVは全く録画できない放送になるかも。
SARVHが解散した以上、録画規制を主張する団体自体がもはや存在しなくなったと考えていいのでしょうか?
それとも他にまだあるのでしょうか?
もし録画規制を主張する団体がいないのならば、そろそろダビ10やコピ1の廃止をしてもらうことはできないのでしょうか?
ちなみにこんなブツが
https://www.hdfury.com/shop/splitters/integral-4k60-444-600mhz/
4K時代もこういうので乗り切ることになるのかな?
ネットフリックスが2015年9月2日に日本版がスタートする様です。
日本国内の作品が増えると良いですね。
スカパー!光みたいな扱いでネットで見られる、ってことにはならないんでしょうね。それでも一歩前進かも。
>2015-07-25 03:58:39さん
結構BSとモバイル通信って周波数被るんですよね。だからこそWiMAXは廃止の方向なんでしょうか。
http://senews.jp/business/2015/06/22/859
24台のKu帯トランスポンダを搭載、BS左旋円偏波(4K・8K放送)にも対応。
;
BS左旋は、国際調整も終わっているらしいので2018年から使えるようです。
懸案事項は、BS-IFが無線LAN、WiMAXと周波数が被る部分となり、
2018年時点で一度に全てのトランスポンダ割り当てにはならないようです。
4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合第二次中間報告の資料によると従来の「1軸同軸配信方式」に加えて「光配信方式」がサポートされるらしいです。
現在のアンテナにチューナーだけ交換してそのまま受信、とはいかない感じなんですね。ますます普及に時間がかかりそう。
>774さん
CSを使っての4Kは当分先でしょうけど、準備くらいはしておくんでしょうかねぇ。
BS左旋とCS110左旋の両方が入るのでしょうか
4K8K本放送には3224MHz対応の分配器、分岐器の交換が必要らしいです。
実は負け惜しみのセリフというソレっぽい気はしますね。絶対次はありますよ。
「アレが最後とは思えない・・・第二、第三の・・・」
って、パターンか
「ヤツは四天王の中でも最弱・・・」
ですね。ww
ドラマじゃこういう締め方は許されないでしょう。何か事件がないと。
ドラマはDVD販売とかより有料ネット配信のほうやりたがっている印象なんですが、仮面ライダーみたいにネット版スピンオフを大量に作るとかいろいろやってるケースもあったりします。
さて、 これからどうします? 変わったようで本質はさして変わり映えしていませんが リセットして4Kをキャプチャ出来るだろうかから始めますか?
ドラマもアニメ製品版のように別アングルからとか複数有れば録画しても製品版買っても色々楽しめるのでしょうけど… ドラマにもパンチラインが有ってもいいのでは? 見せるために作れば問題ないのでしょ?