こっこパン

買いに行ったのは「こっこパン」で、Cocco直筆のサインが付いたパンだ。お店の名はカフェ・ド・ヤガヴァンといい、自家製酵母をつかった焼きたてパンが看板商品らしい…と、帰りの電車内でお店のチラシを読んで知った。

そこに書いてあった「お買い上げ当日は…外はパリッと、中はモチモチの焼きたての醍醐味がそのままで味わえます」という言葉に胸をワクワクさせながら家へと急いだ。

家に着き、インスタントコーヒーを入れた。コーヒー豆を挽く時間ももったいないと思った。そして、表面がしっかりしたパンをちぎって口に運んだ。チラシに書いてある通りの食べ応えとともに、口の中に甘酸っぱい香りが広がる。「おいしい」という言葉が素直に出てきた。

で、Mステには間に合わなかったので、明日ゆっくり録画を見よう。

間違いよりも

横浜は六角橋というところに来た。パンを買いに来た。最寄り駅の白楽には以前一度だけ来たことがあったが、街の様子などはまったく記憶になかった。

目的の店は駅前の商店街を抜けたところにあった。小じんまりとしたお店に入ると、やさしそうなご主人がやさしい言葉で迎えてくれた。忘れないようにと、まずはおまけを手渡してくれてから、パンを受け取った。天然酵母のパンは、袋の中からフルーティーさを纏ったパンの香りを漂わせている。

またゆっくり来ようと思いながら店を後にし、狭いアーケードの商店街を歩いた。ほとんどの店が閉まっている中で、数店はまだ明かりを灯していた。そんな店がおもしろかったが、寄るのもまた今度にした。

駅の近くで食事をとった。チキンプレートを注文し、チキンソテーを楽しみにしていた。が、出てきた料理はガーリックライスだった。おかしいなと思いながら伝票を見ると、チキンライスと書かれていた。疲れていたのと値段が同じなのとを妥協点にして食べた。先客との会話が楽しくて、つい間違えたのだろう。間違えられたことは気にならなかったが、入った時には調理すらしていなかったのに、注文した様子もなかった先客の方が先に料理が出されていたのに首を傾げた。二度と入らないだろうこの店の将来が気になるが、じきに忘れてしまうだろう。。忘れてまた入ってしまったら、その時は笑ってしまおう。

それにしても、夏休み明けの一週間は疲れた。週末はゆっくりと休もう。

今夜は…

一昨日までだったら、このガリガリ君に誘惑されただろうと思いながら、シャワーのあとでまだひかぬ汗を拭った。

昨夜メールを確認したら、Coccoが今夜のMステに出るという。この前アルバムを出し、またこの夏は各地で開催されるフェスにも参加するなど、精力的に活躍している。そう、小説も出したっけ。そんな彼女へのインタビューが掲載された雑誌は買ったものの、ついつい開かずにいる。

そんな彼女が、年末から年始にかけてライブの開催を期待している。今、彼女の生の歌声、トークを聴きたがっている。

とりあえず今夜は、ほんの短い時間だろうけどMステを楽しもう。そしてもう一つ、彼女に関して楽しみにしていることがあるが、それはまた後ほど。