急ぎの郵便を出そうと東京中央郵便局へと向かった。最近来ていないなあと思いながら丸の内南口の改札を出ると、天井に鉄骨が組まれていた。外に出ると屋根が見えない。いつの間にか屋根の復元工事が始まっていたのかと、そして写真を撮っておかなかったことに、つい「しまった…」と思う。半ば諦めの気持ちを胸に横断歩道を渡る。信号待ちの間、局名にカバーがかけられているのが気になったが、入り口の前でその不安が現実となった。7月に移転したという張り紙があった。移転先へああ行くには時間がなく結局諦めた。
それにしても、このまま建物は解体されてしまうのだろうか。高層ビルが乱立する中で、その個性を維持するのは難しいのだろうか…
車窓から駅舎を眺めたら、まだ屋根はあった。目的は果たせなかったが、ひとつホッとした。
それにしても、このまま建物は解体されてしまうのだろうか。高層ビルが乱立する中で、その個性を維持するのは難しいのだろうか…
車窓から駅舎を眺めたら、まだ屋根はあった。目的は果たせなかったが、ひとつホッとした。