前半分をクーペから流用しベルリーナをベースにスポーティでエレガントなスタイリッシュワゴンとして、1975年に誕生したランチア ベータ HPEです。
ランチア ベータ モンテカルロはこちらをご覧ください。→Lancia Beta Montecarlo 1975-
Lancia Beta HPE France Paris 1994年撮影
Lancia Beta HPE France Paris 1994年撮影
<参考データ>
FF/L4,1.6L/Wheelbase 2,540mm,Length 4,285mm,Width 1,650mm,Height 1,310mm
ランチア ベータ モンテカルロはこちらをご覧ください。→Lancia Beta Montecarlo 1975-
Lancia Beta HPE France Paris 1994年撮影
Lancia Beta HPE France Paris 1994年撮影
<参考データ>
FF/L4,1.6L/Wheelbase 2,540mm,Length 4,285mm,Width 1,650mm,Height 1,310mm
伸びやかなボディに思えます。
それにしても欧州の一部にはこういう“プチ・シューティングブレーク”というジャンルがございます。
リライアント・シミターGTEとかVOLVO 1800P ESとか。
遥か日本からアコードのエアロデッキがエントリーして
気を吐いたこともありました。
ワゴン=レガシィ親爺しか走ってないような日本では
使い勝手の悪い2ドア版は見かけず、ワゴンなんて貨物車の派生にしか思われていません。
ヨーロッパみたいに、1等車と2等車の区別があり、
それを理解する文化じゃないと到底こういう車は製産されないだろうと思われます。
ファストバックの4Drでデビューし、クーペ、このHPE、そしてノッチバックの4Drセダンのトレヴィと長い間生産されていたように記憶しています。
何故か私自身は地味なトレヴィが好きでして、マリオ・ベリーニがデザインした計器パネルやErmenegildo Zegnaの内装やスーパーチャージャー(Volumex)付のエンジンに魅力を感じておりました。
広角気味のレンズでの撮影、白いボディカラー、黒くつぶれたサイドシル、暗いサイド下面、平行に走るキャラクターライン、クーペより長いWB、大きなドア・・・いろんな要素で長く伸びやかに見えているのでしょうか。
全長やリアウインドウの寝方は5ドアハッチのベルリーナとほぼ同じ(全高は低いですが)・・・近似したシルエットを3ドアハッチにしただけ? そうは見えないところがこの車の最大のポイントですかね。
アコードのエアロデッキは当時やる気に満ちたデザインに思えましたが・・・
立ち気味のリアウインドウこそ持つもののセダンと同じ長いWBでは「シューティングブレーク」の持つ一種独特のプロポーションからはほど遠かったからでしょうか。
当時「ヤマハみたいな」インストは話題になりましたね。
しかしながらあの「不思議なかたちの」クォーターピラーだけは理解の範疇を確実に超えていました。ほんとにPF?と思ったものです。
たしかにリアビュー、近いものがありますね。
ウエストラインよりも下に伸びたリアウインドウやその倒れ具合など。
ほぼ同時期の発売なのでトヨタもなかなかやるわい、といったところでしょうか。
Cピラーの件は・・・思いつきませんが。
もう少し考えてみます。
Koyapop様>そうですね。リヤのクヲーターデザインは余りマッチングは良くなかったですね。しかし、屋根の後端は若干リップされていて、スポイラー状になっていました。ここら辺はさすがです。高名なジャーナリストのT氏は、当時このベリーニに感銘し、彼をスバルに紹介した事がありましたが、スバルの関係者に「M.ベリーニってWho?」と言われがっくりきたとか。その後、SVXはよりメジャーなジウジアーロになりました。
このCピラーなんでしょうね?。思い出さそうで思い出せない!。こちらもマセラテイQuattroポルテのクイズを出しっぱなしでお答えしていなくて恐縮です。ちょっと、思い違いが蟻で時期に告白いたします^^。Koyaさんのあのグリーンの117レンダ云々も忘れていませんよ^^。
シューテイングブレークの傑作と言えば、ランボルギーニのフライングスターでしょうね。