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なんだかここ３回連続で特集したエントリーで指摘した事、そのままだったなぁ。。。
何回も言ってきたように、私は別に「序盤から送りバントする事」を少しも求めていないんです。
でも、送りバントはやるからには決めなければいけない戦略。
盗塁に求める成功率なんて比ではないくらいの確実性が必要。 失敗したら非難されてもしょうがない戦略。 ワンアウトを犠牲にしてまで行う、一つでも先に塁を進めようとするのだから。
実施する選手の考え、そしてプレーの質の違い。 負けて当然ですね。
今日の先発は小野でした。
投げるにしても、てっきり明日（日曜日）だと思っていましたよ。 まあ、スポーツ紙の予想では晋吾だったようですが。
残念ながら、全くダメダメでしたね。
もうコントロールうんぬんよりも、球に力がないのでしょう。 キレもないんでしょうね。 だから、詰まった打球でも内野の頭を越すし、ボテボテの当たりでも内野手の間を抜けてしまう。
「打ち取った当たりが、運悪く野手のいないところに飛んでしまった」ではないんです。 球に力がないから、野手のいないところへ飛んでいくのです。
小野はもし今後も一軍で投げるのであれば、当分、敗戦処理で最大３イニング投げさせるような起用しかないでしょう。 他の中継ぎ投手の登板過多を防止するための役割。 大きく点差が離れてしまったが合い、無駄に何人もの投手をつぎ込まなければいけないというのは単なる戦力の浪費に過ぎません。 小野は、当分、そういった場面でのロングリリーフに起用した方が良いでしょう。 そこで、何度か登板させて、相手打線の勢いを止められるようなピッチングを数回続けられたら、初めて１軍での先発登板のチャンスを与える。 すでにベテラン投手の域に達している投手なのですから、１ヶ月に１回しか投げないようなベテラン投手に替わって、同じ立場で登板させた方が今後のチームのためにも良いかと思います。
でも、恐らくボビーはそんなことしないでしょうね。 交流戦後の戦いに希望が持てない小野のピッチングでした。
今日は、小野が試合を壊してしまったのは確かです。
でも、同点、そして逆転のチャンスを何度も作りながら、何もできなかった野手陣にも大いに問題がある試合でした。
象徴的なのは、３回の西岡の送りバント失敗でしょう。
３回に渡って書いた西岡に関するエントリーで散々書きました。 やる事が雑過ぎるんです。
西岡は何をしたかったのでしょうか？ 送りバントをしたかったのか、それとも、セーフティーバントをしたかったのか。 全く意図が見えない打撃でした。
ベンチの指示に不満だったのか、それとも自分自身で考えて行った事なのかはわかりません。
どのような状況であったにせよ、送りバントで間一髪でさえもない余裕の３塁フォースアウトになってしまうような雑なバント、というのはプロとして失格です。
今日、川上の状態はあまり良くありませんでした。
ストレートのキレが抜群なときもなきにしもありませんでしたが、制球もいまひとつ定まらなかった。 まあ、今日の主審のストライクゾーンが可変式ゾーンだった、というのもありましたけども。
それにこの西岡の場面は、今江がヒットで出て、小野が送りバントをしたけれどもウッズがいい加減なプレーをしてくれたため、ノーアウト１・２塁となった場面でした。 ヒット＆相手のミスで作った最高の場面。
まさに相手を助けるプレーとなってしまいました。 ３塁へランナーが進まなかっただけでなく、２塁に投手である小野を残しておく事ができましたからね。
今日まだ映像をみていない方は、是非、８回裏だけ観てください。
松本が素晴らしいピッチングをみせてくれましたよ。
速い球も遅い変化球も見事にキレており、相手打者に的を絞らせませんでした。
試合開始時間から録画している方は、３時間までは全く観る必要ありませんよ。 全て飛ばして下さい。 そして、松本に左サイドから繰り出されるボールの軌道に集中して下さい。 惚れ惚れしますよ
さて、ほんのわずかに残されていた交流戦５割の可能性が完全に消えました。
まあ、ベイスターズに惨敗した時点で、ドラゴンズに２連勝は難しいだろうな、というのは、両チームの先発投手予定からも想像はできましたが。。。 それでもほんのわずかな可能性にかけてはいたんですけどね。。。
残念ですけどしょうがない。
明日はとりあえず勝ち、そして、レギュラーシーズンに戻るまでの４日間、徹底して基本プレーから見直してもらいたいものです。
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