戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

24年6月11日 水の有り難さ。

2012-06-11 13:31:33 | Weblog


 現代は戦争を知らない子供達、と云われているが太平洋戦争、いわゆる第二次世界大戦はマッカーサーの厚木基地に降り立った時終りを告げたが、私達世代の者はその苦しみを如実に体験した。小学校5年生の私は水の出ない事で有名なこの土地に疎開して、両手にバケツ一杯の水を貰いに遠くまで行った事を思い出している。ちょろちょろとしみ出す山の水を甕で受けて生活用水に使った。それを思うと水に不自由しない現在は有りがたいのひと言に尽きる。今も山からの水は出ないが、断水する事のない水道がある。宇都宮は水の良い事で有名だというが、水は有りすぎても困る。雷の多い位は我慢しましょう。

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