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Kyara's Style

日々のつれづれ
      
           思いのままに・・・

親鸞が読みたい・・・母

2010-04-20 17:01:00 | 日々の出来事
          

            羽衣ジャスミンの蕾
            もうすぐ咲くよ



日曜日は母や義姉の病院へのツアー??

西に東に走った、走った。



          

             八重咲きのコデマリ
             今が満開!


母もそろそろリハビリにはいっている。
・・・と言っても、まだまだなんだけど。

そんな母が「本を持ってきて」という。
『どんな本がいいの』と聞くと、
【親鸞】が良いという。

「ほら、マントルピースの上に置いてあったでしょ」
確かにあった・・・ような。

          


母の読書はすさまじい。
その本の数や凄い数なのだ。

本棚に入りきれない本は、
様々なダンボールに詰められて、サンルームやダイニングに積まれている。

母が去年ペースメーカーの手術で入院した時から
私と娘は、その本を処分している。
孫ちゃんの幼稚園の廃品回収に毎月出している。
でも、その事を母は知らない。

・・・というわけで、その「親鸞」は見当たらないのだ。
多分、廃品回収の中にはいっていたのだろう。

すでに無いことを母には言えない。
だから聞いてみた。

『どうしてあんなに小さな活字の親鸞がいいの?
 もう~読んだ本じゃない』

そして母の答えにひっくり返りそうになった。

「親鸞は作者によって捉えかたが違う、
 それぞれの親鸞があるから・・・もう一度読んでみたい」

 94歳恐るべし

今、娘がブックオフを回り探しているが、
無い場合は買わないといけないだろう。

吉川英治 五木寛之 そのどちらかの親鸞がありますように

お母さん、大切な本をバンバン捨ててごめんなさい。
自分のものはナカナカ捨てられないのに、
人のなら、簡単に捨てられるあなたの娘です。