
羽衣ジャスミンの蕾
もうすぐ咲くよ
日曜日は母や義姉の病院へのツアー??
西に東に走った、走った。



八重咲きのコデマリ
今が満開!
母もそろそろリハビリにはいっている。
・・・と言っても、まだまだなんだけど。
そんな母が「本を持ってきて」という。
『どんな本がいいの』と聞くと、
【親鸞】が良いという。
「ほら、マントルピースの上に置いてあったでしょ」
確かにあった・・・ような。


母の読書はすさまじい。

その本の数や凄い数なのだ。
本棚に入りきれない本は、
様々なダンボールに詰められて、サンルームやダイニングに積まれている。
母が去年ペースメーカーの手術で入院した時から
私と娘は、その本を処分している。
孫ちゃんの幼稚園の廃品回収に毎月出している。
でも、その事を母は知らない。

・・・というわけで、その「親鸞」は見当たらないのだ。
多分、廃品回収の中にはいっていたのだろう。

すでに無いことを母には言えない。

だから聞いてみた。
『どうしてあんなに小さな活字の親鸞がいいの?
もう~読んだ本じゃない』
そして母の答えにひっくり返りそうになった。

「親鸞は作者によって捉えかたが違う、
それぞれの親鸞があるから・・・もう一度読んでみたい」
94歳恐るべし

今、娘がブックオフを回り探しているが、

無い場合は買わないといけないだろう。
吉川英治 五木寛之 そのどちらかの親鸞がありますように

お母さん、大切な本をバンバン捨ててごめんなさい。
自分のものはナカナカ捨てられないのに、
人のなら、簡単に捨てられるあなたの娘です。
