こうのとりちゃんを待つ日々・・・ななの不妊治療NOTE

39歳、結婚9年目。子宮内膜ポリープ切除2回、稽留流産を経て体外受精3回目で妊娠継続中です。双子であることが判明!

おかげさまで年を越せそうです

2009-12-28 | 妊娠4ヶ月
今日で12週4日。



今年最後の診察に行ってきました。



先生には「来なくてもいいよ」と言われていましたが(3週間後でもいいって意味です)行ってきてよかったです。


とにかくほっとしました


今日の先生は、たぶん一番偉い先生でした。(偉いっていうか責任者?医長?っていうのかしら?)


入ってすぐに「何か変わったことはありますか?」と聞いていただけたので


「ときどきお腹が痛くて心配になります。あと、自分の心臓がドキドキしたときにお腹もドキドキして・・・大丈夫なんでしょうか?」と聞くと


「お腹が痛くなるのは妊娠初期はよくあることだから大丈夫ですよ。ドキドキするのも・・・大丈夫」と笑っていました。


全然気にしなくていよ~という雰囲気だったのでまずそこでひと安心。


そして内診では、なかなかカーテンを開けてモニターを見せてくれないので少し不安になってきて(先生が1人で無言で見ている時間が長かった・・・)「あの~大丈夫でしょうか?」と聞いてしまいました。


「ああ、今、お見せしますからね」と少し経ってから見せてくれました。


見るからに2人とも大きくなっていて、たぶん6センチくらい。


なんかお腹の中が狭そうな感じで1人が頭を上に、1人は頭を下にしていました。


手足もよく動かしていたみたい。


頭がただの丸じゃなくなってきて、エイリアンみたいに見えました






今日も予想通りものすごく混んでいて、1時間半以上待ったのでつわりでつらかったのですが、それも吹き飛ぶくらいホッとしました。


これでやっと安心して年越しができそうです。


そうそう内診のとき、先生がエコーをするのに手でお腹を少し押したというか触って「ああ、もう結構大きくなってるね」と言っていました。


自分でもお風呂に入った時になんかぽっこりしてきたかなぁと思ってはいましたが、やっぱりそうだったんだ~と実感しました。


これで今年の私の仕事は終わった気分です。


あとはダンナちゃんに大掃除してもらって・・・


母が泊まりに来て一緒にお正月を過ごします






今年一年私を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。


今年の春には考えられなかった気持ちでお正月を迎えられそうです。


今、現在赤ちゃんを待っている皆さんの元に、来年こそ赤ちゃんがやってきてくれますように・・・


今、お腹の中に赤ちゃんがいる方皆さんが無事に出産できますように・・・


よいお年をお迎えください




            なな

やっと・・・ようやく・・・ここまできました

2009-12-24 | 妊娠4ヶ月

今日は12週0日。今日から4ヶ月に入りました。



はぁ~っ・・・って言うのが今の気持ちです。



もう、ここまでくるのに本当に長かった。



妊娠がわかってからの2ヶ月。



つわりが始まってからの6週間。



いやぁ・・・息をひそめてひたすらじっとして、穴の中で「あと少し、あと少し」と毎日自分に言い聞かせていた感じでしょうか。



今日から4ヶ月に入ったからと言ってすべてが安心になったわけでも、つわりが完全消滅したわけでもないのだけれど・・・「はぁ~っ・・・」と深いため息をついて少し自分を解放したくなりました。



現在の体調は、ここ数日ちょっと心配になるほどの下腹部痛があったり、足の付け根が痛んだり、頭痛がしたり、めまい&たちくらみがあったり、胸がチクチクしたり、つわりも軽減してきたとはいえ、ふと気を抜いたあくびや咳のときに「おぇっ」となったり。空腹時、食後はムカムカするし。決して快適とは言えない日々です。



それでも、ようやくここまでこられて感謝です。



下腹部痛がきついときは、もしや・・・?と嫌な思いもよぎって気持ちが不安定になり、ダンナちゃんが帰ってきて話をしたら涙があふれてしまって・・・なんて日もありましたが、心配しても不安になってもなるようにしかならない!と気持ちを切り替えるようにしました。



出血しているわけでもないし、我慢できないほどの痛みでもない。だから大丈夫なんだと自分に言い聞かせて。



もうこの双子の命はこの子たちのもので、これからも生きられるか無事に生まれて来られるかは、運命なんだろうと思います。(私が無茶なことをしない、という前提ですが)



だからすべてこれから起こることは受け入れていこうと思いました。



まだ何が起こるかわかりません。



無事に生まれることができたとしても、生きていくのに大変な病気や障害を抱えていることだってあるかもしれません。



でもそれも私たち夫婦に与えられた運命だと思って、受け入れていこうと思います。



あと半年後に元気な産声が聞けることを祈りながら・・・。













クマみたい

2009-12-14 | 妊娠3ヶ月


今日で10週4日。


今日は母子医療センターに2回目の受診に行ってきました。


1人で電車に乗って出かけるのは少し不安でしたが、ラッシュ時は避けているし前のクリニックに比べれば乗車時間も短いし、なんとかなると思い出かけました。


途中トイレには寄りましたが無事に予約時間に到着。


でもやはり1時間半待ちました。


ハイリスク外来の日なんですけど・・・ハイリスクの患者さんがものすごく多いってことですよね。


お腹が空いてきて気持ち悪くなってきて、コンビニで買っておいたお菓子をポリポリ・・・何を食べてもおいしいとは思わないのですが、空腹の気持ち悪さよりはまし。


幸運なことに今日の先生は前回と同じ優しい先生でした。


内診では双子が元気にクマのぬいぐるみのように丸い手足をチョコチョコと一生懸命に動かしている姿が見られました。


2人とも4㎝くらい、標準サイズだそうでひと安心。


次回の診察は3週間後(年明け)でいいと先生はおっしゃいましたが、私が心配なので・・・と無理に年内にお願いしました。


「すごく混むと思いますよ~」と念を押されましたが・・・。


でも安心して年を越したいですから・・・。


超心配症です。







つわりが始まってから1ヶ月が過ぎ、ようやくほんの少しですが楽になったような気もします。


山の頂上にたどりつき、ゆっくりと下山し始めたかも?って感じです。


でもすっきりするまでにはまだかなりかかるのでしょうね。






今日は診察の後看護師さんから別室でお話があり「ハッピーバース」という出産に関する冊子をいただきました。


妊娠初期から入院、出産、出産後のことまで事細かに書かれています。


帝王切開についてもスケジュール等まで記載されていて、読んでいたらドキドキしてきました。


私は「双子ちゃんですよね?」と言われ、さらにもう1冊(A4の紙を数枚ホチキスで留めただけだけど)「双胎&多胎のハッピーバース」もいただきました。


ざっと目を通しましたが、ようやく私の知りたかったことが載っているものに出会ったという感じです。


区の保健センターでもらった書類も、この普通の「ハッピーバース」も普通の出産用なので7か月くらいからは当てはまらないなぁと思っていたのです。


この双子用のによると、私のケースは「一絨毛膜二羊膜」に当たるようです。


意味は「1つの胎盤で2人を養い、2人の赤ちゃんが別々の膜(部屋)の中で育つ」ということだそうです。


他にパターンは2つあります。


そしてありました・・・「一絨毛膜の場合は28週ごろに管理入院」の文字が!


やっぱり7か月ごろから出産までの長い入院生活になるようです。


7か月と言えば、4月の中旬。


私が1人で外界を自由に歩き回れるのはあと4か月くらいということです。


嬉しい悲鳴ではありますが・・・不安もいっぱいです。


無事に2人が産まれてくれさえすれば、他には何も望みませんが。





















クリニック卒業、感謝でいっぱい

2009-12-09 | 妊娠3ヶ月

今日で9週6日。明日から10週に入ります。



4日前の土曜日に今までお世話になっていたクリニックに行ってきました。


本当はもう少し前の平日に行こうと思っていたのですが、どうにも自信がなくて。


1人で電車を乗り継いでいくことがこんなに困難に思えるなんて、初めての経験です。

それでダンナちゃんがお休みの土曜日にしました。


車でもいいよ、と言ってくれたのですが、30分ほどでもたぶん途中下車したくなるし、だったら電車の方が危険は少ないかと考え電車にしました。


幸い、乗り継ぎもよく、途中乗り換え駅でトイレに行ったりしましたが無事に到着。


しかし、ここからが・・・長い道のりだった


内診で呼ばれるまでに3時間待ちました・・・


確かに座り心地の良いソファではあるのですが、とにかく同じ姿勢でいられない私。


気持ちが悪いのであっち向いたりこっち向いたり、少し歩いてみたり。


眠ってみようとも思いましたが、人も大勢いるのでなかなか落ち着いて目をつぶることもできず。


そして時間が経ってお腹が空いてくると猛烈に気持ち悪さが襲ってくるので、ガム・飴・チョコレート等を口に入れてはみるけどまさにその場しのぎ。


もうそろそろ呼ばれるだろうと思い、内診室の近くに1人で移動してみたがなかなか呼ばれず、とうとう看護師さんのいる部屋をノック。


「すみません・・・もうすぐ内診に呼ばれるとは思うのですが今つわりで・・・3時間待っていたら具合が悪くなってきちゃったんですけど・・・どこかで横になれたりしますか?」と聞きました。


看護師さんたちもちょっとあわてた様子で「大丈夫ですか?!ごめんなさいね。すぐにリカバリ室にご案内しますからね。内診の順番がきたら呼びにいきますから」と、ベッドに案内してくれました。


やっとの思いでベッドに横たわるとホッとしたせいか少し楽になりました。


でもすぐ10分くらいで内診に呼ばれたのであっという間の休息だったのですが。


こんなことなら我慢しないでもっと最初から休ませてもらえばよかったと後悔。


3時間ベッドにいられたらどんなに楽だったことでしょう・・・もう後の祭りですが。


内診台に乗って待っていると先生がいらして「え~っと、ななさんね」とつぶやいたかと思ったらいきなりカーテンを上に押し上げてお顔を出されたのでギョッして私も起き上がりそうになりました


「いや、つわりがきつい顔してるかな~と思って」って・・・


こんなこと初めてでびっくりのまま・・・


「ほら、見えますか?2人とも手足を動かしてるよ。ほとんど同じ大きさだね」とエコーをさっさと見せてくれました。


すっごい貴重な瞬間で、今思えばすごく嬉しい瞬間だったんだけど、その前の衝撃が大きくてなんだか呆然としたままの私


とにかく「生きてた」とホッとして、今度はずっと待っていたダンナちゃんと一緒に先生のお話でした。


「2人ともほとんど同じ大きさに成長しています(約2㎝ずつ)センター病院にもなんとかねじこむことができたしね(夫婦声を揃えて「ありがとうございます」)いやぁ、双子は本当に大変だと思うけどこれから頑張ってくださいね。ご主人もね。え~っと(カルテをめくりながら)前回は残念な結果になっちゃったけど・・・倍返しで戻ってきたじゃない!今日で卒業ですね。じゃああとは看護師さんとちょっとお話して帰っていいですよ」


また2人で声を揃えて「本当にありがとうございました」と言って部屋を出ました。


もっときちんと最後のお礼の言葉を言って、どんなに先生に感謝しているか、このクリニックに来てよかったと思っているか、スタッフ皆さんによくしてもらったことなど思いはたくさんあったのですが、なんだか胸がいっぱいになって、一言で精一杯でした。


あとでダンナちゃんと話したけどやっぱり彼も同じだったみたい。


その後看護師さんに呼ばれ、出産後に送り返してくださいというアンケート用紙をもらって「元気な赤ちゃんを産んでくださいね」と言われました。


ここでもまた今までのたくさんの感謝の気持ちを言いたかったのですが、泣きだしてしまいそうで「本当にお世話になりました。ありがとうございました」が限界でした。


この看護師さんは私の前回の流産の手術の後そばについていてくれた人だったのでなおさらいろいろ思い出してしまって(たぶん彼女はそんなことまで覚えていないと思うけど)


今まで8年間いろいろなクリニックにかかってみて、卒業という形ではなく勝手にフェードアウトしてきました。


ここは違うかな・・・と思うとだんだん足が遠のき、行かなくなる・・・ような。


だから、こうして堂々と?卒業です、もう来なくていいんですよと言われると、なんか淋しい気すらしてきます。


本当にこのクリニックに出会えてよかった。


先生も大変お忙しいし、培養士さん、看護師さんや受付のスタッフさんも毎日本当に大変な思いをしていらっしゃると思います。


でもこんなに人を幸せにしてくれるお仕事ってすばらしいですよね。


これからも頑張って1人でも多くの人を幸せにしていって欲しいと切に願います。








そしてこれを機に毎朝の体温測定をやめました。


この8年間ほとんどずっと毎日欠かさず測ってきました。


数か月くらいイヤになって止めた時もありましたがそれ以外ずっとでした。


私が使っていたのは、自動的に体温計に記録が残っていく電子体温計でたまごっちの形で大きさは3倍くらいのだったのですが、なんとボタン電池2個使用なのですがそれを3回くらいは交換しました。


ゲームしているわけじゃないので毎日本当に微量の電池しか使っていないと思うのにこれを3回も交換するなんて、なんて長い時間だったのだろうと思います。


電池を交換するたびに「いったいいつまで私は体温を測り続けるのだろう・・・」と溜息が出ました。


高温期の最後には祈るような気持ちで毎朝口にくわえ、結果で激しく一喜一憂しその朝が始まったものでした。


一度、ここで電源を落としましたが、もう使うことがありませんように・・・と祈るような気持ちです。


まだ心配が続き、夜も2時間おきに目が覚め、つわりも波がありますが、なんとか2人の子が元気でいてくれますように・・・毎日祈っています。


次の診察で、また元気な姿が見られますように・・・


















母子手帳

2009-12-04 | 妊娠3ヶ月
今日で9週1日です。



今日、ようやく母子手帳2冊を区役所からもらってきました。



毎日気分が悪いので、どのタイミングで行くか迷っていましたが、先日の医療センターでも「母子手帳があれば、割引券が使えますけど・・・」って言われて結局ないから全額支払ったし・・・


おうちコープという宅配に加入してるんだけど、それも母子手帳があると毎回の宅配料(1回200円)が無料になるというので、今日の午後配達があるし、今日行くしかない!と決めて行ってきました。


母子手帳って憧れる部分もあったけど、私の場合前回のことと、仕事柄区役所の窓口で知っている保健師さんに会う可能性が高く、ちょっとしり込みしていたのもありました。


ノーメイクで大きいマスクをし(一応変装のつもり)窓口に行くと、ちょうど12時でお昼休みに入ったところでした。


運よく!デスクと窓口の間のロールスクリーンが下ろされ、私に説明にきた人以外とは顔を合わせずに済む状況になりました。


どっさりの書類を持って説明に来た若い女性は、説明専門みたいな人だったようでマニュアル通りに淡々と説明しました。


私にとってはすでに持っていたり見たことのあるものが多かった(職場で)ですが、一応何も言わず全部説明を受けてもらってきました。(でもたくさんあって長すぎて覚えきれないと思う・・・)


「妊娠届」みたいな書類を書かされて、結構プライベートなことまで裏のアンケート?に記入しました。


これを私の知っている保健師さん達があとで読むのか・・・と思うと少し気が重くなりましたが・・・。


そして最後の欄に「何か心配なことがありましたらご記入ください」とあったので一応「一卵性双生児のためハイリスクだと言われていて心配です」と書いたところ説明嬢が「ここに相談事を記入された場合は保健師か助産師とこれから話していただくことになりますがよろしいですか?」と聞かれました。


もうすでに窓口に来て20分近く経っていて気持ちも悪くなりかけていたので、もう早く帰りたかったし、ここで知っている保健師さんと話をしたくなかったのでちょっとあわてました。


「あの、別に今じゃなくてもいいんですけど・・・。今すぐに何か心配なわけじゃないので・・・」と言ったのですが「いえ、双子さんの場合は必ずお話していただくことになっていますので少々お待ちください」と言って消えた・・・。


待つこと数分、年配の助産師さんが現れた。名前を言ってにこやかに私の前に座りました。


たぶん1~2度は職場で会ったことがある方だと私は思ったけど、あちらは全く気づいていないのでホッとしました。


私が書いたアンケートを見ながらいろいろ質問されたりしました。


自然に授かったか治療をしたか等も聞かれました(治療はして体外受精で授かったが受精卵は1つしか戻していないのでそのせいで双子になったわけじゃないということも説明しました)


何かの話から、実は4月に流産しているので今9週に入ったけれどまだ心配なんです・・・という話をしてしまったら不覚にも涙が出てしまいました。


助産師さんがとても親身に優しく話を聴いていてくれたので、ついそんなことになってしまって。


助産師さんは「辛いことを思い出させてしまってごめんなさいね。でもきっと今回は大丈夫だから。お母さんはストレスをためないでゆったりした気持ちで過ごしてね。つわりがきつくて食べられないかも知れないけどそれも心配しなくていいから。今の時期はお母さんの元々持っている栄養だけで赤ちゃんは大丈夫だからね」と言ってくれました。


話は出産後の家族のサポート体制にまでおよび、私はまだそこまで考えていないなぁと思いながら聴いていました。


でも、私たち助産師や保健師もいろいろサポートしますからね、と心強い言葉もいただきました。


最後に区役所が開催する両親教室の予約もしてきました。


通常6か月以降になってから、ということで私はまだ急ぐ必要はないのですが、なんせ7か月くらいから管理入院の恐れもあるので、6か月になったらすぐがいいということで3月の4回コースを予約しました。


こういう書類に記入しながら、いちいち不安になる自分がまだいます。


いけませんね・・・。


ゆったりとストレスをためないでいいことだけを考えて過ごしたいんですけどね。


夜も毎晩寝られなくてきついです・・・。


寝つけないうえに朝まで2時間おきにトイレに起きます。


朝方になってようやく眠り始めたころにダンナちゃんが起きる時間になってしまう。


ということでここ数日、一緒に起きていません。


ごめんね~と思いつつ、1人でベッドに残っています。


これも仕方ないよね。これからますますこういう生活になっていくんだろうし。


慣れてもらわなきゃね。