手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

資格試験の闇

2017-02-06 06:08:46 | 手話
地元の手話通訳者の卵で、「どうして、この人が合格できないんだろう?」と思う人がいる。

一人は、Hさん。
Hさんは地元の手話通訳問題研究会(以下、通研)の中心メンバー。
ろう者の信頼も厚い。
地元の手話通訳者認定試験は、派遣者が主催し、合否を決める。
嫌な噂がある。
派遣者と通研の関係がよくないため、通研に深く関わっている人が認定試験を受けても、不合格にされてしまうという噂。
単なる噂ではなく、事実だろう。俺はそう思っている。
Hさんは統一試験には一発合格した。間違いなく、実力はあると思う。

もう一人は、Mさん。
地元に聴覚障害者を支援するNPOがあり、MさんはこのNPOの中心メンバー。
はっきり言って、このNPOは派遣者よりもろう者から支持されている。

地元の手話通訳者や、ろう者と話していると、
「手話通訳者認定試験って、なんであの人が合格するのかと思う人が合格して、合格して当たり前の人が不合格になってるよね」
という話題になることがある。

上記は根拠のないことではない。
それほど、地元派遣者の制度運用はデタラメだ。

例えば、地元には有資格の手話通訳者が約100人いるが、去年1年間で、もっともたくさん派遣された手話通訳者の派遣回数は200回を超える。
一方、一度も派遣されなかった通訳者は約50人。
明らかに、異常だ。
ちなみに、俺の派遣回数は2回だった。

ももさんへの回答

2017-02-06 06:07:37 | 手話
回答するかどうか迷いました(笑)
手話世界にも様々な考え方があります。ももさんには、身近に指導してくれる手話通訳者がいる。
N先生でしたっけ?
それなら、N先生の回答がすべてです。
N先生の回答に納得できれば、そのまま吸収すればよし。
納得できないなら、自分で答えを探すしかない。

師事する手話通訳者は一人にすべし。
どこの馬の骨ともわからない、実力の程もわからない「手話通訳者らしき人物」にネット上で質問することは、よくない。
このブログでは、手話通訳者(手話学習者含む)からの質問に答えることは極力控えています、例外的に答えることもありますが、基本的に、身近に質問できる人(通訳者)がいない人(いないであろう、と思われる人)に対して、回答します。

たくさんの手話通訳を経験すること。
最低でも1000回はやること。
手話通訳は実践がすべて。資格の有無など、どうでもよいこと。
経験の積み重ねがないと、知識が邪魔になることが多い。