爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

人間模様15

2021-09-19 20:05:13 | 日記
「じっと相手の目を見る人」

相手の目から視線をそらさずに、話を聞く人がいる。

それが恋人や夫婦の様なパートナーだったら、相手の事を疑っているに他ならない。

しかし、初対面の人やさほど親しくない人など、誰に対しても目を凝視する人はいる。

しかも、笑みを浮かべるでもなく、自分から話し始める訳でもなく…。

こんなタイプは、しつこい性格の持ち主だ。

しかも若干、世間の常識から外れている。

目を見ると言うのは、相手を洞察するに等しい。

一挙一動を確かめ、隙あらば自分の立場を上げ様とも考えている。

だから、相手の言葉に少しでも誤りや失礼があれば、そこをとことん追求して来る。

つまり、他人に対する配慮が無いのだ。

このタイプの人とは、あまり親しくならない方が無難とも言える。


人間模様14

2021-09-18 07:06:39 | 日記
「忙しいが口癖の人」

やたらと「忙しい」を口にし、SNSでも「忙しい自慢」を書き込む人がいる。

しかし、その人の行動をよく見れば、さほど仕事をしている様にも思えない。

このタイプは、自信がないにも関わらず、自己顕示欲の強い人に多い。

つまり「私は忙しい人間なのだ」と自分に言い聞かせ、さらに忙しい自分を装ってアピールし、注目を浴びたいのだ。

しかし実際のところ、そんな人はまったく忙しくない。

それどころか、時間をもて余している事の方が多い。

ならば、仕事でも趣味でも何でもいいから、自分の力で本当に忙しくすればいいものを、そんな気力もないし、方法も分からない。

「忙しい=カッコいい」と思っているだけなので、こんな人に大事な仕事や任務を与えると、中途半端に終わるか、尻尾を巻いて逃げ出すかの、どちらかだろうから。




人間模様13

2021-09-17 14:16:26 | 日記
「いい人ぶる人」

自分を良く見せたいのは誰でも同じだが、それをあからさまに口にする人がいる。

すなわち「私っていい人でしょ」と言うセリフを、すぐ口にする人だ。

ただ、このタイプに、本当の善人はいない。

逆に相手を利用する、悪人の方が多い。

口にした言葉は自分自身にも反映するので「いい人」と言えば、本当に自分は善人だと認識してしまう。

善人だから、何をしても許されるとも錯覚してしまう。

言われた方も、それが気になる異性であれば、簡単に否定も出来ず「そうだね」と納得してしまう。

これが続けば、たとえひどい目に遭わされたとしても「いい人が悪い事をする訳はないのだから、何かの間違いだ」と勘違いを起こし許してしまう。

このテクニックは詐欺師が多く用い、またホストやホステスも口にする事が有るので「いい人アピール」には必ず裏があると、警戒した方がいいのかも。





人間模様12

2021-09-15 21:40:07 | 日記
「やたらと肯定する人」

こちらが何を話しても「そうですね」「まったくです」と、全てを肯定してくれる人がいる。

否定をされるよりは気分はいいが、後になってきちんと聞いてくれたのかと、不安に思う事もある。

その思いは正解で、実はこの手の人は、相手の話などまったく耳にしていない、ある意味すごく薄情な性格なのだ。

たとえば、貴方がとても大切な相談をしたとしよう。

相手は「なるほど」「ごもっとも」と返答するが、「でも、こういう考えもありますが」と、逆の提案をしても、返ってくるのは「確かに」「その通りです」という言葉。

つまり、納得も感心もせず、右から左へ聞き流しているだけなのだ。

少しでも聞き耳を立ててくれているのであれば「いや、それは」とか「ちょっと違う様な」という、否定の言葉も出てくる筈だ。

たとえ相手が誰であろうとも、どんな状況であろうと、人の話を上の空で聞く人には、決して心を開いてはならないと感じる。




人間模様11

2021-09-14 18:27:36 | 日記
「やたら体を触ってくる人」

すぐに肩をたたく、腕に触れるなど、やたら体を触ってくる人がいる。

男性にとって、それがうら若き美女なら、こちらからお願いしたい位だが、いい年をしたオッサンなら、出来るだけ避けたい気分にもなる。

こういうタイプの人は、自信家が多い。

自信があるので、相手の気持ちなどお構い無し。

誰もが自分を気に入ってくれるという、根拠のない考えを持っている為、スキンシップを取りたがる。

また、簡単で直接的な行動で相手の気を引き、すぐに自分のペースに引き込もうという魂胆がある。

簡単に言うと、言葉で親しくなると言う回りくどい方法より、スピーディな手段を選ぶ。

ただ、触って好意を告げると言うのは、動物的で原始的でもある。

したがって、この手の人は比較的幼稚な性格だと言えよう。