爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

人間模様02

2021-09-07 20:57:03 | 日記
「性格が悪いと自分で言う人」

自分の事を「性格が悪いから」と言う人がいる。

注意を受けたり叱られたりすると、「性格が悪くてごめんね」と言って、すごすごとその場を立ち去る人がいる。

しかし、自分をおとしめるであろう言葉を他人に告げる人は、決して本心ではそう思っていない。

逆に「私は性格の悪さを自覚しているけど、貴方はどう?」と、矛盾を相手に向けている場合が多い。

つまり、引き下がった後に、注意を与えてくれた人の事をけなす、もしくは第三者に対して、誹謗中傷を吐き出している事もある。

この手の人は自分を卑下していると捉えられがちだが、実は反対で非常にプライドが高い。

そのプライドの高さから、「何を言っても貴方には無駄」「何を言われても関係ない」という思いが先行し、とりあえずその場を納める為に、性格が悪い自分を装うのだ。

そんな人には、具体的な質問をぶつけてみるといい。

「性格が悪いって言うけど、どこがどう悪いの?」と尋ねると、答える事が出来なくなるのではないだろうか?

だからと言って、その人の本当に「悪い性格」が治る訳ではないが。



人間模様01

2021-09-07 00:05:29 | 日記
『やたら他人を褒める人』

いつもにこやかな笑顔を浮かべ、会えばいつでも褒めてくれる人がいる。

また、その場にいない誰かの悪口や陰口を、決して口にしない人もいる。

確かに、そんな人と一緒にいれば気分はいい。

しかし、その人を信用出来るかどうかと言えば、油断しない方が無難だ。

人を褒める人は、他人のいい所を見つけるのが上手い。

それと同時に、欠点を見つけるにも長けているとも言える。

つまりは、人の観察力に優れている。

だから、褒められる事でいい気になり、あれこれ本音を打ち明けると、そこから良い所も悪い所も見透かされてしまう訳だ。

だからと言って、他人の前では悪口を言わない。

ただ、一人になると、ストレスのはけ口として利用しているかも知れない。

ネットで人の批判ばかりをしている人は、意外とこういうタイプが多いかも知れない。