御嶽山の捜索活動終了で地元の小中学生らが捜索に参加した自衛隊らに感謝 有り難うございます

10月17日に読売新聞が伝えたところでは、56人が死亡、7人が行方不明になった御嶽（おんたけ）山（3067メートル、長野・岐阜県境）の噴火で、捜索活動にあたった救助隊員に対する感謝式が17日、麓の長野県王滝村の松原スポーツ公園で行われた。

式には、捜索が打ち切られた16日まで活動していた自衛隊、消防、関東管区機動隊などの約200人が参加。長野県の阿部守一知事は、「過酷な状況の中、行方不明者の家族の思いに寄り添って活動をしてくれた」と述べた。式の前には、王滝小中学校で、子供たちが歌を披露し、隊員に感謝の気持ちを伝えた。
陸上自衛隊の臨時駐車場となっていた王滝村立王滝小中学校のグラウンドで17日、児童生徒43人が、撤収の準備をしていた隊員へ感謝の気持ちを込めて、合唱曲「いつまでも」など3曲を披露した。

中学3年の女子生徒（15）らが発案した。整列した約40人の隊員を前に、女子生徒は「小さい頃から慣れ親しんだ御嶽山は、私たちの心の古里。御嶽を愛した多くの方々が命を落として、悲しくて残念でたまらなかった。命がけの捜索、ありがとうございました」とあいさつした。
会場に歌声が流れると、隊員らは目を閉じたり、涙を流したりしながら、聴き入っていた。陸自松本駐屯地（長野県松本市）の第13普通科連隊所属の菅原利幸曹長（48）は「子供たちの歌声が、今までの苦労を全部忘れさせてくれました」と笑顔だった。

一方、10月18日に産経新聞が伝えたところでは、長野副知事が不明家族に17日に捜索終了を伝達した旨を報じた。

防衛省によれば、今回の御嶽山噴火による自衛隊の派遣規模は、人員約600名（延べ約7150名）、車両約130両（延べ約1835両）航空機17機（延べ298機）であり、狭い地域の派遣としては9月27日より10月16日までのかなりの長期間に渡り、かつ規模の大きな出動であった。

今回の救援活動や捜索活動で多くの教訓や改善点が行政を含めて指摘されているが、装備も人力で動かせるものだけで、かつ、極めて厳しい環境の中で、救援活動や捜索活動をして頂いた防衛省・自衛隊の方々や各地域から集結した警察や消防関係者、長野県や岐阜県、国土交通省や気象庁などの関係者などのご努力とご尽力に、改めて感謝とねぎらいを申し上げたい。

また、王滝村立王滝小中学校のグラウンドで、捜索に参加した自衛隊員らに感謝して頂き、合唱曲などで慰労して頂いた全ての方々にも、心から敬意と感謝を申し上げます。
本当に有り難うございます。

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米軍の最高機密無人シャトル「X-37B」が22ヶ月ぶりに帰還　日本も米軍以上の宇宙シャトル機保有を！！
10月18日にAFP=時事が伝えたところでは、米軍の最高機密とされる無人シャトル「X-37B」が、22か月間にわたる地球周回を終え、米カリフォルニア（California）州バンデンバーグ空軍基地（Vandenberg Air Force Base）に現地時間17日午前9時24分（日本時間18日午前1時24分）、帰還した。米軍は現在もX-37Bのミッションは極秘だとしている。

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