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東日本大震災より間もなく10年、菅義偉首相も視察して復興道路も間もなく全線開通の見通し!!

2020-12-14 00:00:00 | 防衛
あれから間もなく10年。
そうです、2011年3月11日の東日本大震災の発生から、来年の3月11日で10年になります。

筆者地震も東北であの大地震、大震災に遭い、停電、交通網の分断、ガソリン不足、食料・物資不足、工場などの操業停止、等々に長期間に渡って苦しみましたが、まだ東北の内陸に住んでいたため、津波などの被害に遭われた方々に比べればまだましだったのです。

後日、津波の被災地などを何度も訪れましたが、その悲惨さ、特に常磐線や仙石線等の沿線の被害は、凄まじい悲惨な光景そのものであった事は今でも忘れられません。

12月10日、首相官邸HPが次のように菅義偉首相の宮城県、岩手県訪問について次のように公開しました。

『宮城県及び岩手県訪問

令和2年12月10日、菅総理は、宮城県及び岩手県を訪問しました。

 総理は、宮城県東松島市において、復興再生多目的施設を視察した後、石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園にて、献花及び黙とうを行い、続いて復興状況及び公園概要の説明を受けました。
 午後には、岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園にて、献花及び黙とうを行い、続いて復興状況等の説明を受けました。最後に、宮古市田老地区で視察を行い、津波映像の視聴等を行いました。視察後、総理は宮城県及び岩手県訪問等について会見を行いました。』

『宮城県及び岩手県訪問等についての会見

(宮城県及び岩手県訪問、また後期高齢者の医療負担について)

 本日は、総理大臣就任後に初めて宮城県と岩手県を訪問いたしました。
 石巻南浜津波復興祈念公園の建設現場、そして、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園でそれぞれ献花、黙とうを捧(ささ)げました。

 東日本大震災で失われた多くの尊い命と被災された全ての方々に思いを致し、被災地の復興、東北の発展に全力で取り組んでいく、そういう決意を新たにしたところであります。加えて、津波により大きな被害のあった東松島市、石巻市、陸前高田市、宮古市の4市において、各市長や岩手県知事から復興の進捗状況についてもお話を伺いました。奥松島の観光拠点となる施設、地域の活力を生みだす商業施設、人々の命と暮らしを守るこの防潮堤、さらに、津波の記憶を後世に伝える施設、こうしたものを視察いたしました。地震、津波被災地域においては、多くの関係者の皆さんの大変な御努力によって、その復興が大きく進展している、このことを感じ取ることができました。東日本大震災の発災から10年を間近に控えて、復興の総仕上げの段階になってきている、そして、これから残された課題に対しては、内閣として全力で応援していきたい、そのように感じました。

 また、昨日、公明党山口代表と二人で会談いたしました。そして、後期高齢者の2割負担について、年収200万円をめどに大枠で合意し、今日、両党の政調会長また厚生労働大臣で、詳細については詰めの作業を行うということにしております。そして22年、再来年には、団塊の世代が後期高齢者になります。社会保障、我が国の将来を考えたときに、高齢者、若者、互いに支え合っていくことが極めて大事だということで意見が一致いたしまして、そうした結果として、大枠、冒頭申し上げた数字で合意したということであります。

(震災から10年以降の被災地復興の取組について)

 これまでの取組によって、地震また被災した地域において、住宅の再建とインフラ整備、こうしたものは順調に行われてきている、そういう御説明をそれぞれの今日視察した所で受けました。また本日、この宮古で防潮堤の状況を今視察させていただいて、一度、私、総務大臣のとき、ちょうど視察させていただきました。そうしたことを、当時のことを思って、あの高い防潮堤を越えて津波が来る、そして今ここで、現実にビデオで当時の様子を見させていただいて、よくここまで復興されたなという思いと、またお亡くなりになられた皆さん、被害に遭われた皆さんに思いを寄せるときに、本当に大変つらい思いをさせている。政府としては、こうした復興のためにも、全力で取り組んでいかなければならない、そうした思いを新たにしたところであります。正に、この東日本大震災、『東北の復興なくして日本の再生なし』、そういう思いの中でこれからもしっかり被災地支援というものをしていきたいと思いますし、これからは、こうしたハードではなくてソフト、心の問題、こうしたことにも政府としてはしっかり応援させていただきたい、そのように思いました。

(福島の処理水の対応方針について)

 それは、極めて重要なことであり、いつまでも先送りすることはできないという考えは持っております。』

正に、菅義偉首相の発言は、被災地の現状を踏まえた発言かと存じます。

また「復興道路」「復興支援道路」も着々と開通を重ね、東北やその周辺への経済復興にも役立ってきております。


東日本大震災より間もなく10年、菅義偉首相も視察して復興道路も間もなく全線開通の見通し!!

本当の復興はこれからだ!!



12月10日、宮城県石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園にて、献花をする菅義偉首相(中央前)ら
出典:首相官邸HP





(上下とも)復興道路・復興支援道路の完成が近づいている事やその効果等を示すパンフレット
出典:国土交通省 東北地方整備局 


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