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ジャニーズ性加害問題の根本は談合腐敗、厳しい処断を!!

2023-09-29 00:00:00 | 報道/ニュース
あなたは、ジャニーズ性加害問題については、他人事と考えますか??

自分の事、自分が働く環境や業界と似ている、と感じていたら、あなたは十二分に警戒するべきでしょう。

企業不祥事が相次ぐ中、決して、決して貴方や貴女が、ある日、突然他人事とは言えなくなるかも知れません。

ジャニーズ性加害問題の根本は談合腐敗そのものなのですから!!


既にこの問題については多くの報道やSNSでの暴露合戦が繰り広げられています。

9月25日16時52分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「日テレ、ジャニーズに社名変更を要請 性加害問題巡り」の題で次のように伝えました。

『ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、日本テレビの石沢顕社長は25日の定例記者会見で、同事務所に社名変更を検討するよう20日に申し入れたと明らかにした。所属タレントのマネジメントと被害者の補償を行う組織の分離を検討することも要請した。

石沢社長は会見で、同事務所が既に発表している対応策について「私たちとしてはまだ十分とは受け止めていない」と発言。申し入れ書では、実効性ある被害者救済の実施のほか、所属タレントが活動しやすい環境整備などを求めた。事務所側に渡した際に、社名変更などの検討要請も口頭で伝えたという。

一方、所属タレントの番組出演については「現時点でキャスティングを変更する考えはない」と説明。ただ、同事務所は10月2日に具体的な対応策を公表するとしており「信頼を得られるような今後の方針を打ち出せるかがポイント」と述べた。』



この問題は、ある意味で難しい問題ですね。
「枕営業」「先輩が絶対」が当たり前の芸能界にて、有名タレントをCM、番組等に起用する事は大きな宣伝効果がある一方で、スキャンダルはあらゆる意味で、スポンサーを含めて致命傷になります。


同日、47NEWSがmsnにて、「ジャニーズの深刻な「スポンサー離れ」 原因は東山紀之新社長の就任記者会見にあった 影響はCMだけでなく「番組」に及ぶ恐れも」の題で次のように指摘しました。

『(前略)

自由記述欄も設けたが、多くは「無回答」「非回答」「未回答」「回答を控える」「回答する立場にない」。その一方で、具体的なコメントを書き入れた企業も少数ながら存在した。その一つ、日本生命保険はこんな回答を寄せている。

 「性加害に関する問題について、到底許される行為ではないと強く感じており、被害者の方々に寄り添った調査・対応が優先されるべきと考えている」


▽会見に違和感、潮目が変化

 9月7日のジャニーズ事務所による記者会見は、こうした大手企業の意識を一変させた。

 記者会見で明らかにされたポイントを改めてまとめると次のようになる。

 ・ジャニー喜多川元社長による性加害を事実と認め、謝罪

 ・藤島氏が5日付で社長を辞任し、後任に所属タレントの東山氏が就任

 ・藤島氏は代表取締役にとどまり、性加害を受けた元所属タレントらの補償に取り組む

 ・社名は維持

 ・藤島氏が100%保有する事務所の株式については今後検討

 ・東山氏は、喜多川氏と姉の藤島メリー泰子氏を「絶対的な存在」と認識

 ・東山氏は性加害について「うわさとして聞いていたが、直接被害を聞いたことはなかった」



 この日、あるスポンサー企業に取材したところ、担当者は違和感があると話した。

 「社名変更を含め、もっと厳しい内容が出てくると思っていた。普通の企業の常識では考えられない対応だ」

 会見全体が企業側に与えた第一印象は必ずしも芳しいものではなかったとみられる。

 東京海上日動火災保険は会見があった7日の夕、事務所との広告契約の解除を検討していると明らかにした。アイドルグループ「嵐」(活動休止中)の相葉雅紀さんを広告に起用していた。

 7日夜には日本航空も動いた。「適切な対応が取られるまでの間、広告への起用を見送る」と表明。かつては嵐のメンバーの写真を塗装した航空機「嵐ジェット」を用意するほどに密接なつながりがあった。

(中略)

▽CMからテレビ番組に波及の可能性

 スポンサー企業の立場から見ると、ジャニーズ事務所は性加害があったことを認めた一方で、踏み込んだ組織改革を示さなかったことになる。

 その結果、CM契約の決断を先送りする必要はなくなった。たとえばアサヒグループホールディングスは、こんなコメントを出した。

 「ジャニーズ事務所との取引を継続することは『アサヒグループ人権方針』に相反する」

 西山氏は、記者会見での事務所側の姿勢をこう分析している。「ジャニーズ事務所が注視する姿勢を見せたのは現在の所属タレントとファン、メディアであり、被害者とスポンサーは十分に顧みられていなかった」

 次の動きとして西山氏が予測するのは、テレビ番組のジャニーズ離れだ。民放には多数のジャニーズ冠番組やレギュラー出演番組があるが、仮にスポンサーとなる企業が付かなくなれば、放送局側はタレントを降ろす対応に向かう。ジャニーズ事務所がこのまま変わらず、組織の体質が改善されなければ、企業が力点となって番組降板という形につながる事態があり得ると想定している。』


ビッグモーターなど中古車業界の談合や腐敗体質暴露での問題は、中古車業界全体へ批判があるように、ジャニーズ性加害問題は、芸能界や広告、TV番組等のエンターテイメント業界全体の体質、特に談合腐敗体質への厳しい批判が巻き起こりました。

筆者としては、ジャニー喜多川元社長が可愛がったアイドルグループ「少年隊」の東山紀之氏が新社長に就任したというジャニーズ事務所の体制そのものが、既に甘い考えだと言わざるを得ません。


ジャニーズ性加害問題の根本は談合腐敗、厳しい処断を!!




ジャニーズ事務所の新社長、東山紀之氏
出典:ツイッター速報


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