去る6月30日のインターステラテクノロジズによる小型ロケットの打ち上げ失敗はエンジンに重大な問題が指摘されています!!
6月30日19時34分に産経ニュースが「【民間ロケット失敗】心臓部のエンジンに不具合 原因究明は難航も 遠のく宇宙ビジネス」の題で次のように伝えました。
『インターステラテクノロジズによる小型ロケットの打ち上げ失敗は民間企業によるロケット開発の難しさを改めて示した。同社は平成32年にも超小型衛星の打ち上げビジネスに参入する戦略だったが、遅れは避けられない。連続失敗で技術の未熟さを露呈した形だ。
初号機は機体の強度不足が原因だったが、今回は心臓部のメーンエンジンで不具合が起きた。発射後1秒で圧力が低下し、いったん回復したが4秒後に再び低下して機体が落下。これまでの燃焼試験では経験していないトラブルという。
このエンジンは、米アポロ計画の月面着陸船が使った安価で信頼性の高い技術を採用。初号機では順調に作動しただけに、原因究明が難航する懸念もある。
日本の宇宙開発は国主導で発展してきたが、政府は法整備などで民間の参入を支援。昨年8月にキヤノン電子などが小型ロケットの開発会社を設立するなど、宇宙ビジネスへの期待が膨らむ中での失敗となった。
世界では民間参入が相次ぎ、米国ではスペースX社が国際宇宙ステーションへの物資補給を実施。追い上げる中国も今年5月、ベンチャーが小型ロケットの初打ち上げを行っており、日本の出遅れが目立つ。
宇宙ビジネスはロケットの技術革新や超小型衛星の需要拡大を背景に市場拡大が見込める一方、ベンチャーが各国に乱立し、競争は激しさを増しつつある。
北海道大の鈴木一人教授(国際政治学)は「まだ競争は団子状態で、巻き返しの可能性は十分にある。ただ、失敗が重なって投資家が『宇宙ベンチャーは駄目だ』という心理になると、資金集めの難しさが増す」と指摘する。』
エンジン不具合と言えば、日本ではJAXAが開発したH-Ⅱロケット8号機が、JAXAHPでは「1998年の5号機の軌道投入失敗に続く、1999年の8号機打ち上げ失敗により、以後に予定していた7号機の打ち上げを中止し、その使命を終了しました」。
そして、その改良型H-ⅡAも、同じくJAXA HPによれば「H-IIAロケット6号機は、2003年11月29日に種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2本の固体ロケットブースターのうち1本が分離できず、予定した高度に達することができなかったため、地上からの指令によって破壊されました」。
これらの失敗から、JAXAは組織や体質の改善、ロケット不具合の解消や「エンジンの負荷試験」まで多くの改善を重ね、その後のH-ⅡAやその改良型の打ち上げ成功やH-3への開発を進めています。
ロケットエンジンの不具合は致命的な問題です。
インターステラテクノロジズによる小型ロケットの打ち上げ失敗はエンジンに重大な問題!!
JAXAや防衛省などへ協力を依頼することを含めて早急な原因解明と対策を!!
インターステラテクノロジズによる小型ロケット「MOMO」の内部構造図
出典:インターステラテクノロジズ HP
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6月30日19時34分に産経ニュースが「【民間ロケット失敗】心臓部のエンジンに不具合 原因究明は難航も 遠のく宇宙ビジネス」の題で次のように伝えました。
『インターステラテクノロジズによる小型ロケットの打ち上げ失敗は民間企業によるロケット開発の難しさを改めて示した。同社は平成32年にも超小型衛星の打ち上げビジネスに参入する戦略だったが、遅れは避けられない。連続失敗で技術の未熟さを露呈した形だ。
初号機は機体の強度不足が原因だったが、今回は心臓部のメーンエンジンで不具合が起きた。発射後1秒で圧力が低下し、いったん回復したが4秒後に再び低下して機体が落下。これまでの燃焼試験では経験していないトラブルという。
このエンジンは、米アポロ計画の月面着陸船が使った安価で信頼性の高い技術を採用。初号機では順調に作動しただけに、原因究明が難航する懸念もある。
日本の宇宙開発は国主導で発展してきたが、政府は法整備などで民間の参入を支援。昨年8月にキヤノン電子などが小型ロケットの開発会社を設立するなど、宇宙ビジネスへの期待が膨らむ中での失敗となった。
世界では民間参入が相次ぎ、米国ではスペースX社が国際宇宙ステーションへの物資補給を実施。追い上げる中国も今年5月、ベンチャーが小型ロケットの初打ち上げを行っており、日本の出遅れが目立つ。
宇宙ビジネスはロケットの技術革新や超小型衛星の需要拡大を背景に市場拡大が見込める一方、ベンチャーが各国に乱立し、競争は激しさを増しつつある。
北海道大の鈴木一人教授(国際政治学)は「まだ競争は団子状態で、巻き返しの可能性は十分にある。ただ、失敗が重なって投資家が『宇宙ベンチャーは駄目だ』という心理になると、資金集めの難しさが増す」と指摘する。』
エンジン不具合と言えば、日本ではJAXAが開発したH-Ⅱロケット8号機が、JAXAHPでは「1998年の5号機の軌道投入失敗に続く、1999年の8号機打ち上げ失敗により、以後に予定していた7号機の打ち上げを中止し、その使命を終了しました」。
そして、その改良型H-ⅡAも、同じくJAXA HPによれば「H-IIAロケット6号機は、2003年11月29日に種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2本の固体ロケットブースターのうち1本が分離できず、予定した高度に達することができなかったため、地上からの指令によって破壊されました」。
これらの失敗から、JAXAは組織や体質の改善、ロケット不具合の解消や「エンジンの負荷試験」まで多くの改善を重ね、その後のH-ⅡAやその改良型の打ち上げ成功やH-3への開発を進めています。
ロケットエンジンの不具合は致命的な問題です。
インターステラテクノロジズによる小型ロケットの打ち上げ失敗はエンジンに重大な問題!!
JAXAや防衛省などへ協力を依頼することを含めて早急な原因解明と対策を!!
インターステラテクノロジズによる小型ロケット「MOMO」の内部構造図
出典:インターステラテクノロジズ HP
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