7月1日に兵庫県議会議員の野々村竜太郎議員が月50万円の政務活動費に領収書が付いていないなど不明瞭な点があると指摘され、記者会見の席上で号泣したことは、各種動画サイトやマスコミ報道で、世界中に拡散してしまった。
その号泣シーンについては、国内外のほとんどの「つぶやき」や「意見」などは厳しいものがある。
野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?
兵庫県議会HPによると、野々村竜太郎議員は1966年生まれ、関西大学法学部を卒業後、川西市職員を経て県議会議員になり、当選1回で西宮市を選挙地盤としている。
野々村竜太郎議員の詳細な事情は不明ではあるが、本来、選挙に出馬するならば川西市職員であったことで、川西市から立候補するべきであるだろうが、定数3人の川西市及び川辺群の選挙区では、ベテラン議員が2人もいる中で新人が当選するのは厳しいものがある。
また、尼崎市や神戸市も、定員やベテラン議員の数などから断念して、涙を流しても、定数7人の西宮市を選挙地盤とする決断を下したのであろうと推察する。
それ故に、野々村竜太郎議員が記者会見で「号泣」したのは、全てを肯定する訳にはいかないが、筆者はある程度の感情は理解できる。
良識的に見れば、きっと、自分では真面目にこつこつ仕事や政治活動してきた、これまでの人生を全て自己否定されたと感じたのであろう。
男が人前で泣く意味は、非常に深いが、女性から見れば不可思議に見えるのではないだろうか。
兵庫県議は月額84万円の議員報酬と年2回の期末手当(約375万円)、そして兵庫県の条例で規定されている政務活動費として月50万円が支給される。
政治家は今でこそ冠婚葬祭の電報で済むが、イベントや結婚式に出席するだけでも、動けば動く程、金がかかる仕事でもある。
しかし、野々村竜太郎議員のブログを拝見する限り、芸能人関係によるありがちなブログを作られている印象を受ける。
移動費や滞在費などにこそ、政務活動費を充てるべきなのだが、3年間で345回もの日帰り出張費(計約800万円)の申請が領収書なしで通り、議員活動をしていれば事実上不可能な頻度で頻繁に城崎温泉に、常に往復15,340円を日帰り出張費として申請行ったとの記載があること自体、大きな問題である。
例えば、7月7日に報道されたフジテレビの取材でも2013年9月2日の分は、野々村氏は城崎温泉への出張費を常に往復15,340円を日帰り出張費として申請していたが、当日は大雨で電車が不通の時間が長く、申請通りの出張では、日帰り出張は不可能であったことが判明している。要するに、インチキをしていたということだ。
結論として、野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?と言うよりも、政治家としての器が小さいが故に、使い方を知らない人が公金を使うとこのようになるという、悪しき実例の一つであるとしか言えない。
有権者は政治家の資質をよく見ることを覚えなければならない。
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
ニュース全般 ブログランキングへ
本日の有料記事
F-35の中距離空対空ミサイル開発で日欧のメーカーが共同開発へ 日本とNATOとの共同開発兵器が世界を席巻する日も近い
7月3日にロイターが伝えたところによると、英BAEシステムズ、仏エアバス、伊フィンメカニカの三社のミサイル部門が統合して設立された欧州軍需大手のMBDAと三菱電機が、F-35ステルス戦闘機に搭載される中距離空対空ミサイルの共同開発に乗り出すことになった。日本が他国と防衛装備品を開発するには、第三国への輸出ルールなどを定めた政府間協定が必要になる。英国とは2013年7月に締結済みである。
産経新聞が7月4日に伝えたところでは、米国南部のフロリダ州で6月23日、エンジン火災のためF-35は全機が飛行停止になった中で、このような日欧の共同開発が始まる理由とは?
記事の続きは、以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
防衛・軍事 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
その号泣シーンについては、国内外のほとんどの「つぶやき」や「意見」などは厳しいものがある。
野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?
兵庫県議会HPによると、野々村竜太郎議員は1966年生まれ、関西大学法学部を卒業後、川西市職員を経て県議会議員になり、当選1回で西宮市を選挙地盤としている。
野々村竜太郎議員の詳細な事情は不明ではあるが、本来、選挙に出馬するならば川西市職員であったことで、川西市から立候補するべきであるだろうが、定数3人の川西市及び川辺群の選挙区では、ベテラン議員が2人もいる中で新人が当選するのは厳しいものがある。
また、尼崎市や神戸市も、定員やベテラン議員の数などから断念して、涙を流しても、定数7人の西宮市を選挙地盤とする決断を下したのであろうと推察する。
それ故に、野々村竜太郎議員が記者会見で「号泣」したのは、全てを肯定する訳にはいかないが、筆者はある程度の感情は理解できる。
良識的に見れば、きっと、自分では真面目にこつこつ仕事や政治活動してきた、これまでの人生を全て自己否定されたと感じたのであろう。
男が人前で泣く意味は、非常に深いが、女性から見れば不可思議に見えるのではないだろうか。
兵庫県議は月額84万円の議員報酬と年2回の期末手当(約375万円)、そして兵庫県の条例で規定されている政務活動費として月50万円が支給される。
政治家は今でこそ冠婚葬祭の電報で済むが、イベントや結婚式に出席するだけでも、動けば動く程、金がかかる仕事でもある。
しかし、野々村竜太郎議員のブログを拝見する限り、芸能人関係によるありがちなブログを作られている印象を受ける。
移動費や滞在費などにこそ、政務活動費を充てるべきなのだが、3年間で345回もの日帰り出張費(計約800万円)の申請が領収書なしで通り、議員活動をしていれば事実上不可能な頻度で頻繁に城崎温泉に、常に往復15,340円を日帰り出張費として申請行ったとの記載があること自体、大きな問題である。
例えば、7月7日に報道されたフジテレビの取材でも2013年9月2日の分は、野々村氏は城崎温泉への出張費を常に往復15,340円を日帰り出張費として申請していたが、当日は大雨で電車が不通の時間が長く、申請通りの出張では、日帰り出張は不可能であったことが判明している。要するに、インチキをしていたということだ。
結論として、野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?と言うよりも、政治家としての器が小さいが故に、使い方を知らない人が公金を使うとこのようになるという、悪しき実例の一つであるとしか言えない。
有権者は政治家の資質をよく見ることを覚えなければならない。
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
ニュース全般 ブログランキングへ
本日の有料記事
F-35の中距離空対空ミサイル開発で日欧のメーカーが共同開発へ 日本とNATOとの共同開発兵器が世界を席巻する日も近い
7月3日にロイターが伝えたところによると、英BAEシステムズ、仏エアバス、伊フィンメカニカの三社のミサイル部門が統合して設立された欧州軍需大手のMBDAと三菱電機が、F-35ステルス戦闘機に搭載される中距離空対空ミサイルの共同開発に乗り出すことになった。日本が他国と防衛装備品を開発するには、第三国への輸出ルールなどを定めた政府間協定が必要になる。英国とは2013年7月に締結済みである。
産経新聞が7月4日に伝えたところでは、米国南部のフロリダ州で6月23日、エンジン火災のためF-35は全機が飛行停止になった中で、このような日欧の共同開発が始まる理由とは?
記事の続きは、以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
防衛・軍事 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ