漫画家の望月三起也さんが4月3日に死去されました。
ご本人様並びにご遺族の方々に、心からお悔やみを申し上げます。
4月3日21時35分にスポニチアネックスが「漫画家の望月三起也さん死去 77歳 「ワイルド7」がヒット」の題で次のように伝えました。
『1970年代にテレビでヒットした「ワイルド7」などで知られる漫画家の望月三起也(もちづき みきや)さんが3日午前7時56分、肺腺がんのため川崎市中原区の病院で死去した。77歳。横浜市出身。
葬儀・告別式は近親者で行い、喪主は妻早苗(さなえ)さん。しのぶ会を後日開く。
1938年(昭和13)生まれ。高校卒業後、会社勤めを経て漫画家に。60年「特ダネを追え」でデビュー。64年に「秘密探偵JA」がヒットした。
犯罪の限りを尽くした極道が一転して白バイの警察官になり、悪党を問答無用で倒す「ワイルド7」が人気となり、72年にテレビドラマ化された。
「ワイルド7」は10年連載が続き、2011年に俳優の瑛太主演で映画化された。』
余命半年を医師から宣告されたから、「新撰組」を描きたい、と希望されていた月三起也さん。
筆者も「秘密探偵JA」「ワイルド7」「ケネディ騎士団」「マシンハヤブサ」などが少年時代から大好きで、今でも機会があれば愛読しています。
本当に、今回の訃報は残念でなりません。
一方、これら漫画界でも、中国企業の影が濃くなっていることは注意しなければなりません。
「日本はオリジナルの力が強いし、蓄積がある」といっても、パクリ文化が当たり前の南北朝鮮や中国にはそのような事など、通用しません!!
4月3日18時00分に産経ニュースが「【マンガの力】中国企業が日本漫画の映像化権を続々と取得している! 『静かなるドン』『ドラゴン桜』も その背景にあるのは…」の題で次のように伝えました。
『日本漫画の出版を規制する中国で、日本の人気漫画の映像化権を取得する企業が増えている。中国の制作会社は、漫画の主人公や舞台を中国バージョンに変えてローカライズ。“国産”ドラマや映画として放送する。(村島有紀)
新田たつおさんの漫画『静かなるドン』は、全108巻4500万部の大ヒット作。昼間はさえないサラリーマン、夜は1万人の子分をもつ暴力団総長の物語だ。1月に映像化権を取得した浙江省の企業が、20世紀前半の同国を舞台に中国人マフィアのボスが活躍する実写ドラマを制作し、年内に全土で放映予定という。
映像化権を仲介したクリーク・アンド・リバー社(東京都千代田区)の伊藤武士さんは「13億の人口を抱える中国市場はコンテンツの輸出先として魅力的。映像化権の販売額はアジアで最も高額で、関心を示す原作者も増えている」と話す。
元編集者らでつくる作家エージェント「コルク」(渋谷区)も昨年、三田紀房さんの大ヒット漫画『ドラゴン桜』のドラマ化を上海のコンサルタントグループ「IP FORWARD」を通じて、中国電子商取引最大手のアリババグループに認めるライセンス契約を締結。中国が舞台になるため、目指すのは東大ではなく精華大など中国のトップクラスの大学になりそうだ。また、ドラマに登場するグッズや受験関連書籍などの販売も検討する。
久住昌之さん原作の漫画『孤独のグルメ』も台湾を舞台にした中国版にリメークされ、昨年ネット配信された。
背景にあるのは、“コンテンツバブル”とも呼ばれる旺盛な映画・ドラマ制作活動。中国の映画興行収入は間もなく米国を超えるといわれるだけでなく、中国のケーブルテレビのチャンネル数は百を越え、インターネットでの映像配信やオンラインゲームなど、世界一のコンテンツ消費国になりつつある。
ただ、同国内には良質なシナリオとなる原作が少なく、海外から小説や漫画のリメーク権を買い取ることでコンテンツ不足を補っているのが現状だ。講談社の海外版権担当者は「昨年の夏頃から、日本の小説や漫画を原作に映画を作りたいという申し入れが増えている」と明かす。
中国ではハリウッド映画の人気が高いが、中国政府は一方で、海外映画の上映数に上限を設けるなどして、映像文化の国産化を図っている。さらに厳しいのは、漫画の出版だ。中国の出版検閲により、日本の漫画が正規で新たに出版されるのは年間1、2タイトルとされる。また、唯一、日本のコンテンツをそのまま配信できる正規のルートだったインターネットによる動画配信も、2014年9月以降、突然規制され、『進撃の巨人』や『寄生獣』、『黒執事』など、性的、暴力的と判断された30以上の人気アニメが閲覧できなくなった。
コンテンツの国際商取引に詳しい遠藤誠弁護士は「中国は海外からの文化流入を規制しているが、ローカライズされた完成品は中国産となり政治の影響は受けにくくなる。しかし、映像作品の人気が出ればグッズやゲーム化などの派生も考えられ、日本側は原作の契約料を得るだけでいいのかよく考える必要がある」と指摘する。』
漫画家の望月三起也さんが死去、漫画界も中国に押されている現状で新人などの活躍に期待します!!
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トランプ氏が批判にも関わらず改めて日本やNATO等からの米軍撤退を主張する深い訳
米国の次期大統領の有力候補者、共和党候補のドナルド・トランプ氏の過激な発言は、何度もお伝えしました通りに議論どころか国際関係を揺るがす「重大な事態」に発展しつつありあります。
しかし、それにもめげず、非難や批判にも関わらず、4月に入っても改めて日本やNATO等からの米軍撤退や核武装を容認する主張し続けています。
その過激な発言を主張する深い訳とは??
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4月3日21時35分にスポニチアネックスが「漫画家の望月三起也さん死去 77歳 「ワイルド7」がヒット」の題で次のように伝えました。
『1970年代にテレビでヒットした「ワイルド7」などで知られる漫画家の望月三起也(もちづき みきや)さんが3日午前7時56分、肺腺がんのため川崎市中原区の病院で死去した。77歳。横浜市出身。
葬儀・告別式は近親者で行い、喪主は妻早苗(さなえ)さん。しのぶ会を後日開く。
1938年(昭和13)生まれ。高校卒業後、会社勤めを経て漫画家に。60年「特ダネを追え」でデビュー。64年に「秘密探偵JA」がヒットした。
犯罪の限りを尽くした極道が一転して白バイの警察官になり、悪党を問答無用で倒す「ワイルド7」が人気となり、72年にテレビドラマ化された。
「ワイルド7」は10年連載が続き、2011年に俳優の瑛太主演で映画化された。』
余命半年を医師から宣告されたから、「新撰組」を描きたい、と希望されていた月三起也さん。
筆者も「秘密探偵JA」「ワイルド7」「ケネディ騎士団」「マシンハヤブサ」などが少年時代から大好きで、今でも機会があれば愛読しています。
本当に、今回の訃報は残念でなりません。
一方、これら漫画界でも、中国企業の影が濃くなっていることは注意しなければなりません。
「日本はオリジナルの力が強いし、蓄積がある」といっても、パクリ文化が当たり前の南北朝鮮や中国にはそのような事など、通用しません!!
4月3日18時00分に産経ニュースが「【マンガの力】中国企業が日本漫画の映像化権を続々と取得している! 『静かなるドン』『ドラゴン桜』も その背景にあるのは…」の題で次のように伝えました。
『日本漫画の出版を規制する中国で、日本の人気漫画の映像化権を取得する企業が増えている。中国の制作会社は、漫画の主人公や舞台を中国バージョンに変えてローカライズ。“国産”ドラマや映画として放送する。(村島有紀)
新田たつおさんの漫画『静かなるドン』は、全108巻4500万部の大ヒット作。昼間はさえないサラリーマン、夜は1万人の子分をもつ暴力団総長の物語だ。1月に映像化権を取得した浙江省の企業が、20世紀前半の同国を舞台に中国人マフィアのボスが活躍する実写ドラマを制作し、年内に全土で放映予定という。
映像化権を仲介したクリーク・アンド・リバー社(東京都千代田区)の伊藤武士さんは「13億の人口を抱える中国市場はコンテンツの輸出先として魅力的。映像化権の販売額はアジアで最も高額で、関心を示す原作者も増えている」と話す。
元編集者らでつくる作家エージェント「コルク」(渋谷区)も昨年、三田紀房さんの大ヒット漫画『ドラゴン桜』のドラマ化を上海のコンサルタントグループ「IP FORWARD」を通じて、中国電子商取引最大手のアリババグループに認めるライセンス契約を締結。中国が舞台になるため、目指すのは東大ではなく精華大など中国のトップクラスの大学になりそうだ。また、ドラマに登場するグッズや受験関連書籍などの販売も検討する。
久住昌之さん原作の漫画『孤独のグルメ』も台湾を舞台にした中国版にリメークされ、昨年ネット配信された。
背景にあるのは、“コンテンツバブル”とも呼ばれる旺盛な映画・ドラマ制作活動。中国の映画興行収入は間もなく米国を超えるといわれるだけでなく、中国のケーブルテレビのチャンネル数は百を越え、インターネットでの映像配信やオンラインゲームなど、世界一のコンテンツ消費国になりつつある。
ただ、同国内には良質なシナリオとなる原作が少なく、海外から小説や漫画のリメーク権を買い取ることでコンテンツ不足を補っているのが現状だ。講談社の海外版権担当者は「昨年の夏頃から、日本の小説や漫画を原作に映画を作りたいという申し入れが増えている」と明かす。
中国ではハリウッド映画の人気が高いが、中国政府は一方で、海外映画の上映数に上限を設けるなどして、映像文化の国産化を図っている。さらに厳しいのは、漫画の出版だ。中国の出版検閲により、日本の漫画が正規で新たに出版されるのは年間1、2タイトルとされる。また、唯一、日本のコンテンツをそのまま配信できる正規のルートだったインターネットによる動画配信も、2014年9月以降、突然規制され、『進撃の巨人』や『寄生獣』、『黒執事』など、性的、暴力的と判断された30以上の人気アニメが閲覧できなくなった。
コンテンツの国際商取引に詳しい遠藤誠弁護士は「中国は海外からの文化流入を規制しているが、ローカライズされた完成品は中国産となり政治の影響は受けにくくなる。しかし、映像作品の人気が出ればグッズやゲーム化などの派生も考えられ、日本側は原作の契約料を得るだけでいいのかよく考える必要がある」と指摘する。』
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