7月11日に産経新聞が伝えたところでは、兵庫県の号泣県議、野々村竜太郎県議が不自然な政務活動費の支出をめぐる問題で、同日、県議会議長あてに辞表を提出し、受理された。兵庫県議会は野々村氏の政務活動費の使途が不明として、各会派の代表ら10人の連名で野々村氏を公文書偽造・同行使罪で同日、兵庫県警に刑事告発した。
兵庫県議会の務活動費報告書によると、野々村氏は初当選した平成23年より3年間で345回、城崎温泉駅(兵庫県豊岡市)などへの日帰り出張を繰り返し、政務活動費から約800万円を支出。25年度には約175万円分の切手を購入していた。
政務活動費などの全額約1800万円について「一括で全額返納できる」と断言しており、議会側は納付書を作成し、2週間以内の返納を求める、としている。
これだけの公金の金額をよくも不正支出してくれたな、と思うが、これらの政治と金の関係には深い問題が横たわる。
2014年7月8日の筆者記事、 「号泣兵庫県議会議員の野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?」でも触れたが、野々村氏は背伸びして選挙活動を行い、政務活動費をインチキ申告で受け取っていた。
政治家や政党・政治関係者が触れたがらないその理由は何か?
それは、政治家や政治活動費用に関して、日本は未だに「公金出費」や「公的負担」の制度やボランティアの支援が不足していることが原因である。
また、ドイツのように税金申告時に政党への寄付申告制度のような資金面での支援、英国のような政治家や幹事長の教育制度なども未発達であり、まるで日本の政治制度は「個人商店」で、ドイツや英国の政治制度は「大企業」に喩えられるような差異がある。
筆者の周りにも政治家や政治関係者が多いが、「過酷な状況下」で日々、頑張っている。
逆に言えば、何時、野々村氏のような状況に追い込まれるか、自分が、あなたは、そうならない保障など、一切無いのである。
杉村太蔵元議員は、現在タレントであるが、彼のような知名度の高い人物であっても、議員を辞めればただの人、自民党職員になっていた時期もあったが、結局は政界引退に追い込まれた。
世事辛い世の中だ、とマスコミなどが攻撃して切り捨てるのは勝手ではあるが、「政治を軽蔑する者は、軽蔑する政治しか得られない」のである。
そして、そのツケは有権者が、国民が支払うことになるのだ。
だから、敢えて言おう。
政治に関心を持ち、政治を語り、政治家や政党を育てることをし続けなければならない。
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日本は害を及ぼす各種薬物を密売する勢力に対する安全保障政策を早急に打ち出せ
7月8日、日本政府は薬物乱用対策推進会議を開催し、いわゆる「脱法ドラッグ」などへの実態調査や規制強化などの抜本的な対策を進めることを決定した。
2014年7月7日の筆者記事、 「飲酒運転や脱法ドラッグ薬物中毒運転などは絶対にダメ!!」や、2014年7月4日の筆者記事、 「覚醒剤所持などで起訴されたASKA被告が保釈 二度と薬物には手を出さず復帰して頂きたい」でも触れているが、薬物中毒は日本や世界各地で本当に蔓延しつつあるために、もっと抜本的な対策を進める必要があるためだ。
しかし、世界の歴史は麻薬や覚醒剤、LSDやMDMAなどの合成麻薬、そして規制を潜り抜ける自然系を含む新型の各種薬剤とは切っても切れない関係もある。
それは何故か?
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兵庫県議会の務活動費報告書によると、野々村氏は初当選した平成23年より3年間で345回、城崎温泉駅(兵庫県豊岡市)などへの日帰り出張を繰り返し、政務活動費から約800万円を支出。25年度には約175万円分の切手を購入していた。
政務活動費などの全額約1800万円について「一括で全額返納できる」と断言しており、議会側は納付書を作成し、2週間以内の返納を求める、としている。
これだけの公金の金額をよくも不正支出してくれたな、と思うが、これらの政治と金の関係には深い問題が横たわる。
2014年7月8日の筆者記事、 「号泣兵庫県議会議員の野々村竜太郎議員に政務活動費は必要だったのか?」でも触れたが、野々村氏は背伸びして選挙活動を行い、政務活動費をインチキ申告で受け取っていた。
政治家や政党・政治関係者が触れたがらないその理由は何か?
それは、政治家や政治活動費用に関して、日本は未だに「公金出費」や「公的負担」の制度やボランティアの支援が不足していることが原因である。
また、ドイツのように税金申告時に政党への寄付申告制度のような資金面での支援、英国のような政治家や幹事長の教育制度なども未発達であり、まるで日本の政治制度は「個人商店」で、ドイツや英国の政治制度は「大企業」に喩えられるような差異がある。
筆者の周りにも政治家や政治関係者が多いが、「過酷な状況下」で日々、頑張っている。
逆に言えば、何時、野々村氏のような状況に追い込まれるか、自分が、あなたは、そうならない保障など、一切無いのである。
杉村太蔵元議員は、現在タレントであるが、彼のような知名度の高い人物であっても、議員を辞めればただの人、自民党職員になっていた時期もあったが、結局は政界引退に追い込まれた。
世事辛い世の中だ、とマスコミなどが攻撃して切り捨てるのは勝手ではあるが、「政治を軽蔑する者は、軽蔑する政治しか得られない」のである。
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2014年7月7日の筆者記事、 「飲酒運転や脱法ドラッグ薬物中毒運転などは絶対にダメ!!」や、2014年7月4日の筆者記事、 「覚醒剤所持などで起訴されたASKA被告が保釈 二度と薬物には手を出さず復帰して頂きたい」でも触れているが、薬物中毒は日本や世界各地で本当に蔓延しつつあるために、もっと抜本的な対策を進める必要があるためだ。
しかし、世界の歴史は麻薬や覚醒剤、LSDやMDMAなどの合成麻薬、そして規制を潜り抜ける自然系を含む新型の各種薬剤とは切っても切れない関係もある。
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