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韓国旅客船セウォル号沈没 日本の救援援助を断った韓国政府に危機管理能力なし

2014-04-18 13:01:14 | 日記
4月16日午前に韓国南西の珍島沖30km付近の海上にて沈没した韓国旅客船セウォル号の救助活動が難航を極めている。
18日朝現在の現地報道によれば、死者25人、行方不明者271人となり、韓国海洋警察関係者や、17日夜に慰問に訪れた朴槿恵大統領に罵声を浴びせたり詰め寄る場面も報じられた。
事故で亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げると共に、一刻も早い行方不明者の救出をお祈り申し上げる。
このような大惨事を招いた責任は、乗客を見捨てて我先に脱出した船長や乗組員はもちろん、沈没した旅客船管理会社、そして救援に手間取っている韓国政府にある。

沈没したセウォル号はいわゆる豪華客船ではなく、一般的なフェリー船であり、自動車やトラック、貨物を乗客と共に運ぶ船である。セウォル号は仁川港を出港し韓国南部の済州島に向かって航行していたところ、航行中に右に大きく舵を切り、横転、沈没したという。
フェリー船は船の大小を問わず世界的にも転覆事故が発生しており、日本では青函連絡船の事故や瀬戸内海の事故などの事例もある。車両や貨物などを積載するために船体に広い空間を必要とするため、石油タンカーのような内部の仕切りが作成できず、浸水した場合には横転や沈没しやすい弱点があるのだ。

それにも関わらず、沈没したセウォル号の船長や乗組員の多くは、乗客の救助を最優先するべき「シーマンシップ」を守らずに、40個配置されていた救命ボートも展開すらせずに我先に船から脱出、最後まで船内に残り船内放送をしていた乗組員1人の死亡が確認されている。生き残った船長や乗組員は乗員や乗客の安全に全責任を負う立場であるのに、何と卑怯で情けない連中なのか。

韓国では2007年12月に発生したヘーベイ・スピリット号原油流出事故の裁判で、韓国側のクレーン船に明らかに過失があるにも関わらず、インドのタンカー側に一方的な過失を押しつける判決が出たことで、世界的に大きな反発を呼び、以後船舶関係の保険の契約すら滞っているという。
韓国の海洋警察や付近で演習を実施している韓国海軍の救援能力の低さ、そして日本政府の救援援助の申し出を辞退する韓国政府の危機管理能力の無さは、正に「国家沈没」への道をまっしぐらに進んでいると評する以外にない。

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