先日、書道のことでどうしたらいいものかなと迷ったので、きのうのブログに書いたように胸に手を当てて考えました。それで一度答えが出たのですが、それでもまだもやもやしていたので、さらに胸に手を当てて考えました。
そうしたら、一つの答えが返ってきました。
「○○(夫の名前)に相談してみたら?」
書道のことだから、夫に相談するつもりはなくて自分で答えを出さないと、と思っていたんですよね。
そういえば、これまで書道のことで夫に相談することってなかったなぁと。
初めてのことだったけれど、神聖な自分からの提案どおり、夫に相談してみました。
これこれこういう状況で、どうしたらいいかなぁと迷っているんだけど、どう思う?
夫はいつも冷静に状況を判断できたり物ごとを俯瞰で見られる人で、それがときにクールすぎて見えたりもするのだけれど、たぶんわたしのような女にはとても合っているのだと思うのです。(妻がアップダウンの激しいタイプだから、夫が冷静かつ論理的にならざるをえない、とも言えるのだけれど。)
夫は、わたしが感じていることを的確に感じ取って、すぐに「答えは決まっているんでしょ」と言いました。それは、わたしが一度目に出した答えでした。
でも、それだとまだもやもやしているから、少しこうしてみたらどうかなと思ったりもしてるんだけど、どう思う?
夫、
「そこは俺にはわかりません! そこはあなたでなきゃわからないことでしょ」
たしかに。これは多分にニュアンス的なことなので、実際にお稽古をしている身でなければわからないことなんです。
でも、彼のすごいところはここだなぁと思ったのです。
わからないことはわからないと言い切る。当てずっぽうな推測とか曖昧なスタンスで意見を言わないところが、ね。ほんとに彼らしい!
そして彼に「わからない」と言い切ってもらったことで、不思議なことに、わたしの心はスーッと一つの道を選びとることができたのです。
「そうか、そうだよね……。やっぱりこうしよう! 迷いを捨ててこう決めれば絶対だいじょうぶ!!」
迷いや不安が完全になくなり、その日から作品づくりに再び集中することができるようになりました。
今回はとても貴重な体験をしました。
相談した人に「こうしたら?」と具体的なアドバイスをされたわけでなく、「それはあなたでなければわからないことだ」とはっきり言ってもらったことで、気持ちが決まったなんて……初めてのことかもしれません。
と同時に、わたしはこれまで、夫に相談せずに「自分で答えを出さないと」と思い込んでいたことがたくさんあったなぁと、思い起こしました。
「彼に心配ばかりかけてはいけない」「彼にまでつらい想いを背負わせたくない」という気持ちもあったし、苦しんでいる自分をぶつけたくないとかドロドロの心の中まで露わにしたくないという変なプライドだったり、「この気持ちは誰にも(彼にも)わかってもらえない」と意固地になっていたところもあったのだと思うけれど。
でも、一人で抱え込んでばかりいないで、もっと素直に夫の胸に飛び込んでなんでも相談すればよかったんだ、と。
それを証拠に、今回「わかりません!」と言い切った夫だったけれど、わたしが迷っていることを整理もつかないままに相談したこと、なんだかうれしそうだった。
そっか、彼はわたしに相談されること、すごく喜んでくれているんだ。
きっと、あの頃の不安やさみしさやつらさや苦しい想いも、もっと分かち合いたいと思ってくれていたんだろうなぁって……。じゅうぶんに分かち合えないことや、わたしがときに相談さえできずに一人の殻に閉じこもってしまっていたことに、彼もさみしさや不甲斐なさを感じていたのかもしれないなぁ……。
なんて書いていたら泣けてきました・・・。
そっか。
相談しなくて、相談できなくて、ごめんね。これからは、なんでも相談するからね。
結婚13年半も経ってから、こんな大事なことに、はたと気づいています。
もしかしたらあの頃のわたしと同じように、いま一人で悩みを抱えている人、自分で答えを出さないといけないと思っている人がいるかもしれないですね。
でも周りを見渡してみたら、相談できる人がきっといると思います。
一番愛していて一番失いたくないパートナー、一番大切な友だち、一番そばにいる家族……だから相談できないと思っているかもしれないけれど(失いたくないと思っていれば尚さらですよね。でも)、逆かもしれません。その人たちは相談してくれるのを待っているのかも……だとしたら、勇気を出して打ち明けてみたらとても喜んでくれると思うんです。
ありのままの自分をぶつけても、きっとだいじょうぶ。
一番大切な人には、なんでも相談してみましょう! わたしもこれからそうします。
『ことことカフェ』7月@アートセラピーの会、くわしくはコチラをどうぞ♪
6月@お茶会、7月@キャンドルナイトのほうも、ご参加お待ちしています♪
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そうしたら、一つの答えが返ってきました。
「○○(夫の名前)に相談してみたら?」
書道のことだから、夫に相談するつもりはなくて自分で答えを出さないと、と思っていたんですよね。
そういえば、これまで書道のことで夫に相談することってなかったなぁと。
初めてのことだったけれど、神聖な自分からの提案どおり、夫に相談してみました。
これこれこういう状況で、どうしたらいいかなぁと迷っているんだけど、どう思う?
夫はいつも冷静に状況を判断できたり物ごとを俯瞰で見られる人で、それがときにクールすぎて見えたりもするのだけれど、たぶんわたしのような女にはとても合っているのだと思うのです。(妻がアップダウンの激しいタイプだから、夫が冷静かつ論理的にならざるをえない、とも言えるのだけれど。)
夫は、わたしが感じていることを的確に感じ取って、すぐに「答えは決まっているんでしょ」と言いました。それは、わたしが一度目に出した答えでした。
でも、それだとまだもやもやしているから、少しこうしてみたらどうかなと思ったりもしてるんだけど、どう思う?
夫、
「そこは俺にはわかりません! そこはあなたでなきゃわからないことでしょ」
たしかに。これは多分にニュアンス的なことなので、実際にお稽古をしている身でなければわからないことなんです。
でも、彼のすごいところはここだなぁと思ったのです。
わからないことはわからないと言い切る。当てずっぽうな推測とか曖昧なスタンスで意見を言わないところが、ね。ほんとに彼らしい!
そして彼に「わからない」と言い切ってもらったことで、不思議なことに、わたしの心はスーッと一つの道を選びとることができたのです。
「そうか、そうだよね……。やっぱりこうしよう! 迷いを捨ててこう決めれば絶対だいじょうぶ!!」
迷いや不安が完全になくなり、その日から作品づくりに再び集中することができるようになりました。
今回はとても貴重な体験をしました。
相談した人に「こうしたら?」と具体的なアドバイスをされたわけでなく、「それはあなたでなければわからないことだ」とはっきり言ってもらったことで、気持ちが決まったなんて……初めてのことかもしれません。
と同時に、わたしはこれまで、夫に相談せずに「自分で答えを出さないと」と思い込んでいたことがたくさんあったなぁと、思い起こしました。
「彼に心配ばかりかけてはいけない」「彼にまでつらい想いを背負わせたくない」という気持ちもあったし、苦しんでいる自分をぶつけたくないとかドロドロの心の中まで露わにしたくないという変なプライドだったり、「この気持ちは誰にも(彼にも)わかってもらえない」と意固地になっていたところもあったのだと思うけれど。
でも、一人で抱え込んでばかりいないで、もっと素直に夫の胸に飛び込んでなんでも相談すればよかったんだ、と。
それを証拠に、今回「わかりません!」と言い切った夫だったけれど、わたしが迷っていることを整理もつかないままに相談したこと、なんだかうれしそうだった。
そっか、彼はわたしに相談されること、すごく喜んでくれているんだ。
きっと、あの頃の不安やさみしさやつらさや苦しい想いも、もっと分かち合いたいと思ってくれていたんだろうなぁって……。じゅうぶんに分かち合えないことや、わたしがときに相談さえできずに一人の殻に閉じこもってしまっていたことに、彼もさみしさや不甲斐なさを感じていたのかもしれないなぁ……。
なんて書いていたら泣けてきました・・・。
そっか。
相談しなくて、相談できなくて、ごめんね。これからは、なんでも相談するからね。
結婚13年半も経ってから、こんな大事なことに、はたと気づいています。
もしかしたらあの頃のわたしと同じように、いま一人で悩みを抱えている人、自分で答えを出さないといけないと思っている人がいるかもしれないですね。
でも周りを見渡してみたら、相談できる人がきっといると思います。
一番愛していて一番失いたくないパートナー、一番大切な友だち、一番そばにいる家族……だから相談できないと思っているかもしれないけれど(失いたくないと思っていれば尚さらですよね。でも)、逆かもしれません。その人たちは相談してくれるのを待っているのかも……だとしたら、勇気を出して打ち明けてみたらとても喜んでくれると思うんです。
ありのままの自分をぶつけても、きっとだいじょうぶ。
一番大切な人には、なんでも相談してみましょう! わたしもこれからそうします。
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相談した時点では、既に答えを出してるし^^;
とにかく悩む事柄は、ギリギリまでおいといて、
瞬間的に選択するパターンで生きてます(笑)
でも。。。。相談っていうか、
聞いてくれる人がいるだけで、気持ちが穏やかになるよね!!
人に話して聞いてもらうことで確認してる感じ、ですよね。
ギリギリまでおいといて瞬間的に選択できるってこともすごいのでは
あまりに身近な人にはかえって相談しにくいってこと、
ありますよねぇ
それは返って来る答えが分ってるからと言う事もあります。
そのほとんどが「どうしたいの?」と言う答え。
それでもほんとに迷ってる時はその答えから
自分の答えが出てくる時もあります。
それを話す事によって思ってること考えてる事も伝わるのでくだらない事も迷ってる事も相談と言うか言った方が良いのかなぁ~と思います。
これに気が付いたの結婚15年過ぎてからですよ(笑)
何年経っても分らない事多くて楽しいです!
「どうしたいの?」と聞いてもらえると、心に風穴があくのでしょうかね。
自然に答えが出てくる・・・という。
何年経っても分からないことや、びっくりするようなことが出てくるから、
夫婦っておもしろいんでしょうね~