ことこと愛する日々

『ことことカフェ』@よしだあゆみのつれづれ日記
   kotokotocafeayumi@mail.goo.ne.jp

すべてが必要な時間

2008-11-07 23:59:00 | とても大切なこと
 木曜・金曜は、ゆっくり体を休めることができました。
 「しばらくゆるゆる気分でいこう~」と思いながら。
 メールを書いたりブログを更新したり、気になる方のブログを読みにいったりしていたら、メールやブログで心あたたまる交流の時間をもてて、エネルギーをたっぷりチャージできました。

 きょうアップする記事は、じつは4日の真夜中(日付は5日)に書いたものです。夜中にうわーっと想いのまま書いて、一瞬アップしたんです。
 でも、ちょっと内容が重すぎるかなぁと思ったので、すぐにアップをとりやめました。アップしていた時間は・・・ほんの10分間くらいだったかな。

 そうしたら翌日、高校時代の友だちのどんちゃんからメールがきて。
「ブログ楽しみに読ませてもらってるよ ゆうべ一瞬アップされた記事ちょうどタイミング良く読むことができたんだけど、とっても心に響いたのでありがとうが言いたくて
 と書いてくれていて、すごくびっくりしました。
 ほんの10分ほどアップしていただけなのに、読んでくれていたんだ! って偶然に感謝しました。
 親愛なるどんちゃんの言葉に勇気をもらったので、アップしようと思います。

 どんちゃんは、心の深いところでつながっている友だちです。
 最近算出してわかったのですが、どんちゃんは数秘ではわたしの夫と同じ「33」! やっぱり! 納得! と思いました。
 バースナンバー「33」のどんちゃんとは‘目に見えない世界’への感覚も合うので、会うとものすごく深い話になるから楽しくて。
 どんちゃん、いつも温かいメールや言葉をくれてありがとうね

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 この夏からカラーセラピーや数秘などの講座を受けてきて、つくづく感じていることがあります。
 内省の7年間は、ほんとうに必要な時間だった、ということです。
  (★内省の7年間のことは4月4日5日の日記にも書いています。)

 7年間は、いま振り返ると、ほんとうにほんとうに苦しかったのです。
 でも、「苦しい」とすら言えなかった。

 だって、そうですよ。
 ものを書くことに行き詰まるなかで、小説を書く修行をしたり、自伝エッセイを書くことに挑戦したりしていましたが、世間的に見れば贅沢なことなのです。
 汗水たらして毎日働いている人から見たら、(売れるか売れないかわからない)小説やエッセイを書くために家にこもっているなんてことは、「まぁ~なんとも羨ましいことで!」「なに甘えたこと言ってるの?」と言われるのが(口には出さなくても心のなかでは思われる)のが当然、それくらいの常識的な視点はもっているつもりでしたから、余計に「苦しい」と言えなかった。

 心の広い夫ですら、わたしが少しでも書くことに関する弱音を吐こうものなら、「いいよねぇ、俺なんかやりたいことする時間だってないんだから」と言っていましたから。

 さらに体のほうも、腹膜透析の年数がたつにつれ、腹膜の機能がどんどん弱っていきました。そのなかで、腹膜透析から通院の透析に移らなければならない不安や葛藤と向き合っていましたから、心と身体とで二重の苦しみでした。

 一人きりで自分をみつめ、自分が過去にしてきたことや人間関係や、自分の存在意義や生まれてきた意味に向き合った7年間でした。
 精神的に、本当にあぶない時期もありました。
 あそこまで自分を追いつめて、持ち直したのは奇跡だなぁ…と思ったりもします。
 実際ほんとうに精神症状も出ていましたから、夫もさいごは「病院行くか?」と心配してくれたほどでした。

 そこまで自分を追いつめてさいごに見い出した答えは、

 「‘本当に人を愛すること'がどういうことかを、
  わたしは何もわかっていなかったんだ……」

 ということでした。

 夫や家族や周りの人たちがそれを教えてくれたんだ、と。

 「わたしは‘無条件に愛してもらう'ことによって‘愛'を学ばせていただくために、この世に生まれてきたんだ」

 と、気づいたことでした。

 いま、あの7年間が、すべてプラスになって活きてきています。

 カラーセラピーを学んでも数秘を学んでも、自分に関わる色や数字や言葉が、打てば響くようにすぐに血・肉になってくれます。体が即 反応して、まるで栄養のように取り込まれるのです。その速度が速い!
 自分の血・肉になったものは、ほかの人にも実感を伴って伝えることができると思えます。
 インプットしたものを即、「もう実践でアウトプットできる!」と思えるのです。

 それは、とことん自分に向き合った7年間があるから。
 無駄ではなかった。必要な時間だったと思えます。

 真っ暗な泥の沼のなかを、腿のところまで泥に足を取られながら、行き先も見えずにさまよい歩いたあの7年間があるからこそ。
 いま、光がより強く感じられます。
 そうした自分の体験を実感をこめてお伝えすることもできます。

 いま、これを読まれている方のなかにも、もしかして闇のなかをさまよっている方がいるかもしれません。

 でも、かならず「あの時間も必要だったんだ」と思えるときがくると思います。

 どうぞ気をたしかにもってください。

 闇には‘魔力'があります。
 ‘魔'に足元をすくわれないように、自分の意志で闇から足を引き抜いてください。
 「闇の魔力には屈しない!」と宣言してください。
 そうすれば、かならず這い上がれます。
 わたしも、それで這い上がれました。

 そこまで闇に向き合うことができたことも‘力'です。
 這い上がったら、かならず、ほかの人の力になれます。

 すべてが、必要な時間だと思います。

 どうぞ気をたしかにもってください。
 人の心は、そう簡単には壊れません。
 人の命も、そう簡単にはくたばりません。大丈夫!

 「闇には埋もれない!」と宣言できたら、
 かならず這い上がって、光を見ることができるはずですから。

 愛と感謝をこめて--。


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2 コメント

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素敵な気づきですね☆ (ropple)
2008-11-09 00:04:11


あゆみさんの記事を読みながら熱く込み上げるものがありました

私も友人がライターをやっているので、作家さんの生みの苦しみ、サラリーマンとはまた違った、自分と向き合う大変なお仕事なのが解ります。

私も闇の世界はあるって思ってたんですが、今日ヒーリングアートを受けた方にきいて

本当は闇なんてなく(闇は人間が創った恐れなんだそうです)みんな元々光の存在だと気づくために☆色んな闇みたいに見えることが起こるんだな~と★

長くなってしまいましたがf^_^;今回の素敵な記事を読んで、ますますあゆみさんとお会いしてお話するのが楽しみになってきました(*^_^*)

ありがとうございます♪
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闇は自分が創り出している! (よしだあゆみ)
2008-11-09 18:51:37
roppleさん、ありがとうございます
 ※携帯からコメントしたら、タイトルの絵文字が文字化けしていたので、
  PCから投稿し直しています(^^ゞ)
お友達がライターさんなのですね(^^)
闇は人の心が創り出している…その通りだと思います
自分が心の中で創っていた世界に埋もれていただけだったんだ、
と気づいたとき、私もようやく抜け出せました。
roppleさんにお会いできるのを、私もとっても楽しみにしています
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