ことこと愛する日々

『ことことカフェ』@よしだあゆみのつれづれ日記
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心のバロメーター

2008-07-30 02:27:31 | 日々のできごと
 車のバッテリーがあがってしまったので、きょうJAFを呼びました。
 以前にもJAFを呼んだことがあったのだけれど、名前は会員登録されていないというので、(JAFって1年ごとに更新なんですね。)有料でやってもらうことに。

 30分くらいしたら、JAFのお兄さんがやってきてくれました。
 これがまた、爽やかな、感じのいいお兄さんでした。
 この暑いなか、汗かきながら、テキパキとバッテリー充電をしてくれて。

「バッテリーは新しいのに替えたほうがいいですか?」と尋ねると、
「ぼくの意見を言うと、状態を見たかぎり、完全になくなってしまった状態ではないし、同じ型のバッテリーは手持ちはありますけど、2万3000円くらいするので。今回はこれで充電をして様子を見ていいんじゃないでしょうか」
 と、商売気がないところも◎

「ハイ、これで充電はできましたので、このまま1時間くらい運転するか、ここでエンジンを掛けっぱなしにしておいていただければOKです。これから運転されますか?」と訊かれ、
 運転する予定はないと言うと、「それじゃ、ここなら(屋外駐車場)あまりうるさくないので少しエンジン掛けっぱなしにしても大丈夫ですね。スペアキーはお持ちですか?」
 「あります、あ、家にですけど」
 「それじゃ、万が一盗まれたりしたらいけないので。ここでお待ちしていますので、スペアキーを取りに行っていただいて鍵をかけておいていただければ」
 指示も的確。スペアキーを家まで取りに行って、戻ると、
 「時計も狂っちゃってますので、直しておきますね」
 時計も直してくれました。

 JAFの車の開け放した後ろのドアから、工具類などが所狭しと詰め込まれているのが見えました。(プロの道具を見るのが好きなので覗いてみた)パズルのピースをはめ込んだようにすべての物が整理されて収められていました。どこに何が入っているのか把握していて、すぐに取り出せるようになっているんだろうな。この車がその人の専用車かはわからないけれど、車の中が彼の心の中をあらわしているようにも感じました。

 JAF会員の登録をしたら、4000円まけてくれました。(料金システムはよくわかりませんが・・・)
 お釣りが足りなかったお兄さん、「すみません! 近くのコンビニで両替えしてきます!」とすぐに飛んで行って、戻ってきてくれました。
 とにかく受け答えがまっすぐで、気配りが行き届いていて気持ちがいいのなんの! サービス業だから、これくらいのテキパキした対応は普通なのかもしれないけれど。うだる暑さのなか、爽やかなお兄さんに担当してもらって暑さが吹き飛びました。

 やっぱり人あたりの良さ、感じの良さって大事だよねと思いました。きょうの担当の人はほんとにまっすぐで、仕事が好きなんだろうなぁと感じられました。気持ちのいい人と接すると、気分がシャキッとするものですね。

 領収書に担当の人の名前が印刷されていたので、明日にでもサービスステーションに担当の方がとても感じがよかったと一言電話を入れようと思います。最近は企業も苦情の電話が多くて大変かもしれないけれど、気持ちのよい仕事をしてもらえたときには、担当してくれた人の(その人の株が上がるように)部署や上司に「ありがとうコール」をするのもよいかなと思って。

 わたしも見習って、人とお会いするときには、相手の方が気持ちよく、気分よくなってくださるような時間を過ごせるようにしたいと思いました。

 でも、きょう当たったJAFの人があれだけ感じのよい人だったので、自分の心の状態もかなりよい状態だなとホッとしました。
 たとえばお店の店員さん、タクシーの運転手さんなど、選べない状況で出会う人が感じがいいか悪いかは、その日の心の状態を反映していると思っているんです。
 イライラしていたり、落ち込んでいたり、ぐずぐずしていると必ず感じの悪い人にあたり、余計にイライラさせられたり気分が悪くなったりします。
 感じの悪い人にあたったら、自分の心を見つめます。いま、気持ちがささくれているからこういう人にあたったんだと。冷静に見つめてみると、何かしら必ず思い当たる節が出てきます。

 わたしにとって、その日に出会うサービス業の人は、その日の心のバロメーターです。

涼やかな夏バージョンに

2008-07-25 02:04:16 | ブログのこと
 梅雨も明けて、本格的に夏がやってきたので。
 テンプレートも夏らしいバージョンに替えてみました。これはかなりお気に入り。まるで風鈴の音が聞こえてくるような感じがしませんか?

 いまじつは、口頭で表現することを意識して取り組んでみたいと思っているところなのですね。
 なので、喉のチャクラの色である青(ターコイズブルー)がひときわきれいな、このテンプレートを選んでみました。
 んーすがすがしい。

 日本の夏をイメージできる言葉って、とても好きです。
 花火、夏祭り、浴衣、うちわ、縁側、すいか、風鈴、蚊帳、蚊取り線香、金魚鉢、打ち水、かき氷、絵日記、朝顔、ひまわり、入道雲、夕立、蝉の声、線香花火、金魚すくい、ヨーヨー……
 このテンプレートで、みなさんにも涼やかな日本の夏を感じていただけますように。
 いつも読みにきてくださり、ありがとうございます。。。
 来週あたりから、あるテーマで新しく連載日記を始めようと思っています。少し変わった趣向で……。

スターファイター

2008-07-24 14:34:16 | 日々のできごと
 待ちに待っていた、スターファイター、やっと咲いてくれました。

 ↓きのうの朝に1つ咲き、
 

 今朝もう一つの花(一番上の写真と、↓)が開きました。
 

 でも去年よりも花が小ぶりになっています。
 ほんとは昨年、花びらが散ったあと、すぐにできる子房をつまんで取ってあげないといけなかったようです。子房がふくらんで種子ができてしまうと、球根にまわしてあげたい養分が減ってしまうらしいのです。
 去年それをしてあげなかったのと、新芽が出てから肥料などをきちんとあげなかった(ハイポネックスはあげていたけど油かすや骨粉などをあげなかった)ので、花が小ぶりになってしまったのかな、と。もっと大きな鉢に植え替えてあげたほうがよかったのかな。
 ことしは子房をしっかり摘んで、来年はもっと大きな花を咲かせてあげられるようにしたいです。

 甘い香りも、花が小ぶりになったせいか去年よりやわらかい感じ。
 去年の香りは、ベランダの窓を開けるとふわ~んと鼻腔に飛び込んでくるくらい強烈だったので、ことしの香りのほうが好みといえば好み。

 あと2つ蕾があるので、しばらくのあいだは開花と香りを楽しませてもらえそうです。

 7月のお茶会は今度の日曜日です。27(日)14~16時です

『ことことカフェ』@7月お茶会

2008-07-21 00:31:53 | 『ことことカフェ』カフェイベント情報
『ことことカフェ』では、気軽に参加していただける出逢いの場として――
月一定例で『ことことカフェ』@ランチ会かお茶会を開いています。

 7月のお茶会は7月27日(日)14時~16時
場所はJR中央線・国分寺近辺のカフェにておこないます。
 どなたでもご参加お待ちしています。楽しいお茶会にしましょう

 参加費は、各自のお茶代+1000円(豆色紙・材料費込み)を参加費とさせていただきます。

 『ことことカフェ』コンセプトはコチラをどうぞ↓       http://blog.goo.ne.jp/kotokotocafeayumi/e/bddd5230d5f438ec101e87816d1852ea

「日本の神様カード」も、みなさんで引いてみましょう
  ↓日本の神様カードについては、くわしくはコチラをどうぞ
  http://blog.goo.ne.jp/kotokotocafeayumi/e/8f37cbd1a5a4200dc0e90c107ebe24b6

ご希望の方には、その日お会いした記念に、
 ①その日、その方にお会いして直感でひらめいた漢字一文字か、
 ②その日、その方が書いてほしいと思われた漢字一文字
 書で豆色紙に書いてプレゼントいたします

  
 *上の画像は、6月のお茶会にお越しくださったSさんに贈らせていただいた豆色紙です。Sさんのご了承を得てアップさせていただきました。こんな感じの色紙をプレゼントさせていただきます。記念に、色紙の裏に、その方のお名前と日付なども入れさせていただきます。

  お茶会の日、Sさんとお会いしてお話をしているときから、わたしの脳裏に「想」「想」という字が映像として何度も浮かび上がってきていました(^^)。Sさんの想いのエネルギーというものを強く感じ、感動したからではないかと……。Sさんが書いてほしいと思われる字はありますかとお尋ねしたところ、わたしが感じた一字をご希望とのことでしたので、「想」という字を贈らせていただくことに決めました。
 「これからも想いを込められ、人生を彩り深く創っていかれますように……」という祈りを込めて書かせていただきました。

 ※当日、その方とお話をしながら字を決めさせていただきますね(^^)。そして、その場で何枚か下書きをさせていただき、型が決まったら本番を書かせていただきます。できるだけその日によい字を書いてお渡ししたいのですが、その日書いたものの出来に納得がいかなかった場合、のちほど改めて書いて郵送で送らせていただく場合もございます。お一人お一人に一番納得のいく字を贈らせていただきたいので、ご理解いただけますとありがたく思います。

ご参加をご希望の方は、下記をお書き添えの上、
 kotokotocafeayumi@mail.goo.ne.jp までご連絡ください。
くわしい場所のご案内などは、直接メールにてお返事させていただきますね。
(1)お名前
(2)当日ご連絡がとれるご連絡先
(3)ブログへの感想や簡単な自己紹介などもお書き添えくださると、とてもうれしいです

ご質問などもありましたら、お気軽にお書きくださいね。
ウェルカムオープンハートでお待ちしていま~す

我が家のキャンドルナイト

2008-07-18 02:11:55 | 日々のできごと
 ずいぶん遡っての話になりますが、「アートセラピーの会」のアナウンスを優先していたため、アップを後回しにしていました。

 7月5日の土曜日。キャンドルナイトのイベントはお客様がいらっしゃらなかったので、我が家では夫と2人でキャンドルを灯して……気がつけば撮影会になっていました。

 夫が夕方から自転車で近所に出かけていたので、わたしはキャンドルを灯して部屋の電気を消し、先にキャンドルナイトを楽しんでいた。
 ゆらゆらと揺らめくキャンドルの炎を見ているうちに、これは写真を撮っておかなくちゃという気持ちがうずうずと。カメラを出してきて撮り始めた。

 
 あれ? 自動でストロボがたかれてしまう。
 分厚い取説をめくってみたけど、ストロボをたかないようにするやり方がみつからず……。
 うーん・・・どうすれば?
 しかたなくストロボがたかれるままに、何枚もパシャパシャと。
        
        ↑これは、タイ古式マッサージの会・講師さんの大友さんにいただいた、
         タイ産アロマキャンドル。甘いハーブ系の香りがしました。

 
  ↑わたしが撮ったなかでは一番さまになる写真

 「あれ、暗い!」
 夫が帰ってきた。
 「撮ってんの?」
 「フラッシュがたかれちゃうんだけど」
 撮った画像を見せると、
 「だめじゃん。たかないようにできるでしょ」
 夫は明るい部屋へ移動して、取説を読んでいる様子。
 戻ってきて、いきなりパシャパシャと撮り始めた。ストロボはたかれていない。
  
 「えっ、どうやってるの? どこのボタン?」
 「内緒。教えない」
 
 いろいろな角度から撮り続ける夫。こうなるともう、わたしにはカメラは戻ってこない。
 数枚撮ったら2人で画像を見て、あれこれ言い合う。
 撮らせてもらえないならと、「こっちの角度からも撮ってみて」「縦のバージョンも撮ってみたら」とお願いする。
 「注文多いなぁ」
  

 最後はカーテンを開けて、外の街灯りをバックに写すパターンを撮ったら、とても雰囲気のある写真になった。
 「きれいだね~これいいねぇ」
 と、2人で納得!↓↓
            
 いい写真が撮れたとなったら、彼、
 「それじゃ、行ってくるから」
 今度は、毎週通っているスポーツジムへさっさと行ってしまった。

 キャンドル灯したって、こんなもんですね、結婚14年経つと。

 そのあと、わたしはひとりキャンドルだけが灯ったリビングで炎のゆらぎを見ながら、何を考えるでもなくしばらくソファに横たえていた。
 部屋の灯りを消してキャンドルだけにすると、どうしてこんなにも静かで、時間がゆったりと流れているように感じるのだろう。
 
 よく言われていることだけれど、ろうそくの炎のゆらぎは、人がリラックスしているときのα波や自然界のリズムと同じ「f分の1」というゆらぎだから、癒し効果があるらしい。
 夜風が窓から入ってきて、呼吸も深くなり……夏の夕涼みってほんとうに気持ちがいい。

 夫と一緒に過ごすことももちろん好きだけど、こうして夜にひとり静かな時間をすごすのは、とても好き。ひとりでキャンドルを灯すことも、以前からしょっちゅうしている。
 本音を言うと、環境のためというよりも自分自身のためだ。心を鎮めて、自分のペースや自分自身を取り戻すことができるから。

アートセラピーの会・ご報告-後編

2008-07-17 07:40:55 | 『ことことカフェ』カフェイベント情報
 アートセラピーの会のご報告、きのうのつづきです。

 1枚目の絵の読み解きを終えてから、休憩をはさんで、2枚目の絵へ。

 こんどは前の紙の倍くらいある大きさの画用紙です。
「それでは、これから風景画を描いてもらいます。○○を描いてくださいと言いますので、一つ一つ自由に描いていってくださいね」
 みにるさんがアイテム(山、川、道、花など)を言ってくれる順番に、まずは黒のサインペンでスケッチのように描いていきます。すべて描き終えたあとで、クレヨンで塗っていきました。

 そうして、でき上がった絵がコチラ↓
   

 我ながら、平凡、普通!! 小学生が描いたような絵ですね。たぶんこれ、一つの典型的なパターンの絵だと思うのですよ。もっと奇抜で個性的な絵を描きたかったなあ。でも、これがわたし、なんですね。
 こんな絵にも、一つ一つのアイテムに潜在意識が表われているようで・・・。
 みにるさんが解説してくださったことを箇条書きであげてみると――。

 ・全体的にとてもエネルギーのある状態。
 ・人生の目標、目指すところをとても高いところに設定している。
 ・そして、そこへ行くにはとても長い道のりと時間がかかり、本当にたどりつけるのだろうか、無理なのではないかと思っている。いくつもの障害があるのでは? という不安も。また、目標には男性的な強いエネルギーで向かっていきたいという想いがある。
 ・でも、その道とはちがう、ゆっくりと歩いていく道も用意しておきたいと思っている。
 ・仕事に対する意識は強く、もう一花、しかも色とりどりの花を咲かせたいという気持ちがある。
 ・とはいえ、まだ方向性や細かい部分まで定まっていないようにも見える。
 ・一方で、家庭や家族もとても大切に想っている。家では女性の部分を大切にし、のんびり安らげる場所にしたい。
  

  
 いちいち納得の連続。絵のなかにこうした想いがぜんぶ表われているんだと、感心しきり。心のなかのものを絵に吐き出したせいかスッキリして、これからまたがんばろう! というエネルギーが湧いてきました。

 ほかのお二人の絵を見せていただくと、同じものを同じタイミングで描いてもまったく異なった絵ができあがっていて、とても新鮮。
 お二人とも、みにるさんの解説に真剣なまなざしで耳を傾けていらっしゃいました。思い当たる節があるというような表情で感想をおっしゃっているのを拝見して、この時間がその方にとって少しでも癒しの時間になりますように……と祈るような気持ちで共有させていただきました。

 今回は3人で3時間でしたので、個人セッション並みの濃さのワークをしていただけたこと、みにるさんに感謝・感謝です。
 気になることや質問などがあればいつでもメールでどうぞとのこと、アフターケアも忘れないところがさすがセラピストさん! ですね。
 今回は場所をお借りしたということもあって、わたしも一参加者のような気持ちで楽しませていただき、恐縮しきりです。次回のアートセラピーの会は、自宅のほうへみにるさんをお招きして開催したいと思っています。

 心の洗濯ができた3時間、ご一緒にすごすことができてうれしく思いました。
 講師のみにるさん、ご参加くださったKさん、Yちゃん、本当にありがとうございました。

アートセラピーの会・ご報告-前編

2008-07-16 22:54:41 | 『ことことカフェ』カフェイベント情報
 13日(日)、『自分にOK! ~アートセラピーの会~』を無事に開催することができました。
 2名のお客様が来てくださり、イベントはお越しくださる方あってのもの、と実感させていただきました。どんなにすばらしい企画やアイデアであっても、来てくださる方がいらっしゃらなければ、紙に書いた発想にすぎないのですから。
 ご参加くださったのは、きとりかさんのサイトをご覧になってお申し込みをしてくださったKさんと、高校時代の友だちYちゃん。本当にありがとうございます!

 会場の「リトリート」さんのミーティングスペースは和室で、このような講座をするにはとても適したお部屋でした。
 講師のみにるさんのほうで画材やリラクゼーションのための音楽(CD)をご用意くださり、わたしのほうではお茶とお菓子(ハーブティ・冷茶・焼き菓子など)と、リラックスしていただくためのお香を自宅から持参しました。

 簡単な自己紹介のあと、みにるさんからアートセラピーについての説明がありました。

 人の顕在意識と潜在意識について。

 わたしたちが普段ものを考えたり、現実に向き合ったりしている意識や記憶の領域は、じつは全体の5%しか使っていないとのこと。残りの95%の記憶や意識は消えてしまったわけではなく、脳のなかにすべて納められているのだそうです。
 顕在意識と潜在意識のあいだには壁のようなものがあるため、現実の生活のなかでは、潜在意識を意識しにくいのですね。
 ただ、潜在意識はなにかのきっかけや出来事によって、ときどき炭酸の泡のように下から浮かんできては壁を突き上げてきます。
 理由はわからないけどイライラする、もやもやする、無意識に体が反応してしまったなどというときは、潜在意識が突き上げてきた状態と言えるのだそうです。
 自分をもっと知ったり心の傷などを癒すためには、このあいだにある壁を少しあけて潜在意識にアクセスする必要がある、とのこと。
 そして、その意識を受け止めてあげられると、もうわかってもらえたということで泡が突き上げてくることはなくなる(=癒される)のだそうです。
 今回のアートセラピーは、壁を少し開けてあげた状態で絵を描いていきましょう、というワークです。
 この壁がどんなときに開くかというと、リラックスしているとき。
 だから、まずは心身リラックスすることが必要なのですね。

 そのような説明のあと、みにるさんの誘導による瞑想タイム。

 和室なので座布団を並べた上に各自仰向けになってリラックスする時間をとることができました。リラクゼーション音楽が流れるなか、ときどき夢うつつのような状態になりながらも、深いところへ降りていっている感覚がありました。
 ワークショップなどで何回か誘導瞑想を体験していますが、今回の瞑想が一番長く感じられました。
 瞑想を終えると、ほかのお二人も、途中で眠っているような感じがしたり、意識がないようなときがあったなどの感想。
 それでもちゃんと潜在意識にはアクセスできているのだそうです。夢をみているときは、潜在意識にアクセスしている状態なのだとか。だから、眠ってしまったと思ってもOK。

 いよいよ、絵を描いていきます。
 まずは、画用紙のなかの3つの円に、好きなように色を塗ったり絵を描いていくワークです。
 3つの円にはそれぞれテーマがあり、真ん中は「心」。両側の2つは、各自いま気になっているテーマについて、話しながら決めていきました。 
 わたしの場合は、右側を仕事(一生を通じてのライフワークという意味での仕事)、左側を人間関係というテーマに決めました。

 画材はクレヨン。各自12色のクレヨン1箱ずつを自由に使って描き始めました。
 わたしは一つ一つの円を完成させていくのではなく、こっちを塗ったら次はこっちというように、直感で描きたい順番に色を塗っていきました。
 思考はほとんど働いていなくて、手が勝手に塗っているような感覚でした。なぜこんなふうに塗りたいのかわからない、説明ができない感じ。「人間関係」を塗っているときは途中でわけわからなくなってきたりして。

 そして、塗り終わったのがコチラ↓
    
 
 円のなかに絵を描いている方もいてびっくり。わたしには絵を描くことは思いもつかなかったので。
 描いた絵をもとに、みにるさんがたくさんのキーワードとともに絵を読み解いてくださいました。これがまた、絵を描いている時間以上に楽しい時間でした。
 ほかのお二人の絵とセラピーについてはプライバシー保護のため触れませんが、わたしの絵については少しだけ、みにるさんの解説を。
 ※アートセラピーには、塗った色や描き方や各アイテムに象徴的な意味合いがあるそうです。これからアートセラピーを受けようかなと思われている方に先入観を与えてしまわないよう、各アイテムが何を意味するかについては触れないことにしたいと思います。

 まず、「心」。
  
 「いま、少し小休止なのかな。これからどんな色にも染まれるような状態。意識が内側へ向かっていて、霊的なことにも興味がある。優しさや愛情深さが前面に出ていて、ハートが燃えているような状態にも見えますね」

 次に、「人間関係」。
  
  
 「岡本太郎系?(笑)なんか燃えてますね~。こういうふうに色を濃く塗るときはエネルギーのあるときですね。自分を出しつつ、歌うように踊るように人とつながって交流していきたいという気持ちでいっぱい。人と濃い付き合いをして、そのなかから何かを育てていきたいのかな。ちょっと冷静でいなければという気持ちもあるようですね。家庭を大切にしたい、という想いも」

 最後は「仕事(ライフワーク)」。
  
 「表現活動をしていくということと、つねに成長がテーマのようですね。根底には愛や癒しがあって。成長をキーワードに人を癒していくような方向へいきたいのでは?」
 「3つを通して言えることは、枠にはまるのがいやというのがよく出ていますね~」と言われたときには、一緒に大笑いしてしまいました。

 たった3つの小さな円に色を塗っただけなのに、心の裡がわかってしまうものなのですね。どれも頷けることばかり。感動でした。
 みにるさんはよいことだけ言ってくれたような気がしますが。「人間関係」を塗っていたときの感覚はほかの2つの円よりも複雑で混沌としていて、感情をぶつけて塗っていたような気がします。どんなメッセージなのか、この円を眺めてもう少し考えてみたいと思っています。

 ほかのお二人も色や描き方を通して、いまの心の状態や、テーマになっている事柄について読み解いていただいていました。
 ほかの方の解説を伺うのも、ひとりでは聞けないことばかりなので、とても興味深いお話でした。

 絵はもう1枚描きました。2枚目の絵については、また明日――。

書道の試験結果

2008-07-16 02:55:10 | 書道のこと
 書道のかなの師範試験の結果が出て、15日の午後、書の師匠から電話がありました。
 合格することはできませんでした。
「あれだけ書いてなぁ、よく書けていたから、あゆみちゃんは合格できるかなと思っていたんだけどなぁ~。師範は厳しいな……。残念だったねぇ」
 と、師匠も慰めてくださいました。
 自分では五分五分だな、と思っていました(おそらく師匠もそう思っていたと)。運が良ければ……と祈っていたのですが、やはり技術と書き込みがまだまだ足りなかったのでしょうね。
 でもやるだけやったので、「負けて悔いなし」です。
 またこれからの1年間精進して、来年挑戦します

 それよりも、こちらはうれしいご報告。
 教え子の高校生は、準初段から初段に合格しました
 はぁ~~よかったよかった。
 このことが何よりもうれしくて誇らしく、ホッとしました。

 以前にブログで、「ことし、かなの師範の免状もいただくことができたら、今後はとくに創作作品にも力を注いでいきたいなぁと思っています。」と書きましたが、合格しなかったけど(笑)、これからは創作作品にも力を入れていきます
 何が一番大事かと言ったら、師範試験に受かることではなく、書を通して愛を表現していくことなのですから!
 愛を表現するのに、お免状は要らないのですよね(^^)。

アートセラピーの会、ありがとうございました

2008-07-13 20:36:15 | 『ことことカフェ』カフェイベント情報
お天気に恵まれたきょう、『ことことカフェ』@アートセラピーの会を無事に終えることができました。
 暑いさなか遠くまで足を運んでくださった2名のお客様、本当にありがとうございます
 講師のみにるさん、ミーティングスペースを快くお貸しくださり、楽しく気づきの得られるアートセラピーをありがとうございました
 
 わたしを含めて3名で3時間でしたので、個人セッションとほぼ同じような内容のセラピーをしていただくことができました。
 非常に濃い内容で興味深く、とてもおもしろかったです。

 近日中に、詳しいご報告をアップしたいと思います
 今夜のところはとり急ぎ、お礼とご報告まで……

感覚で受け取るセラピー

2008-07-08 20:12:01 | 『ことことカフェ』カフェイベント情報
 13日のアートセラピーの会にさきがけて、わたし自身のアートセラピーの体験談も書いたほうが、読みにきてくださっている方たちにも伝わりやすいとわかってはいたのですが。
 じつはその日のこと、メモに残していなかったのです。(これには理由がありまして。)
 なので、みにるさんに言っていただいた言葉や、自分で言ったことさえあまり憶えていないような状態で。
 こんなふうに書くと、みにるさん(講師の方)に大変失礼という気もするのですが・・・その日、童心に返って絵を描いたことで、わたし自身ものすごく癒されました。
 そして、みにるさんにぜひ『ことことカフェ』に講師さんとしてお越しいただきたい! と思ったこともたしかなのです。

 4月に、みにるさんのサロン「リトリート」さんが企画された「美人オーラを咲かせるヨガとアートのワークショップ」に参加させていただきました。
 そのワークショップでは、クレヨンを使う通常のアートセラピーの個人セッションとはちがい、パステルを使った「ヒーリングアート」を体験しました。

 パステルを手にしたのは初めてでした。パステルは、細い直方体をしたチョークのような画材。乾燥した顔料を粉末状にして粘着剤で固めたものだそうです(ウィキペディアより)。表面にパールがかった光沢があり、みにるさんがケースの蓋を開けてくれたとき、色とりどりのパステルがずらーっと並んでいるさまを見ただけで、ワクワクしてきました。

 まずは、みにるさんの誘導で、リラックスするための瞑想を数分間おこないました。深い呼吸をしてリラックスできるイメージを思い浮かべたことで、緊張がやわらいでいきました。
 次に、パステルの使い方の説明をしてくれました。
 カッターで削って粉末にして指で紙に刷り込むようにして塗ってもよいし、色鉛筆を使うように紙にじかに描いてもよいし。消しゴムでも消えるので、描いたものを上から消して絵に変化をつけることもできます、と。

 絵を描くことじたい、とても久しぶりでした。
「それでは、好きなように描いてみてくださいね」
 と言われた瞬間から、まわりは見えなくなっていました。
 その日は大人の女性がわたし以外に3名、小学生の女の子が1名参加していたのですが、ほかの人がどんな絵を描いているかもまったく目に入らず。
 ピンときた色のパステルを手に取っては、先をカッターで斜めに削って粉にし、指で直接ケント紙に塗り込んでいきました。机が汚れるのも気にせず、紙からはみ出すほどガーッと塗ってしまい、あとからウェットティッシュで慌てて拭いたり。目の前で一緒に描いていた小学生の女の子と競い合うように、むしろその子のほうが大人のふるまいだったのでは? と思うほど夢中で描いてしまいました。

 そうして描いた絵が1枚目の、ピンクと緑の絵でした。
 みにるさんが前に立って、描いた絵をこちらに向けて見せてくれます。自分の絵も、少し離れて眺めてみると、多少は客観的に見られるようになります。みにるさんがどんな感じがするか、どんな気持ちで描いたかなど、いろいろ尋ねてくれて、それに答えたり、みんなで感想を言い合ったり。
 みにるさんは絵の上下を逆にしてみたり、90度回転させてタテ・ヨコを変えてみたりして見せてくれます。自分ではタテに描いていたはずなのに、ヨコにしたほうがしっくりくるという人もいました。
 
 1枚目の絵については、みにるさんから、「ピンクと緑はハート(胸)のチャクラに相当する色なので、いまあゆみさんはハートがとても開いている状態ではないかなと思いますね」という解説がありました。
「それと、真ん中の濃いピンクの部分、渦を巻いているところがなにか曼陀羅のように見えるのと、消しゴムで放射線状に消した線は内側から光を放っているようにも見えますね」
 客観的にこんなふうに見えると言ってもらうと、絵が訴えかけてくる声が聞こえてくるような気がしました。
「これから外へ外へ向かっていく、という強いエネルギーを感じますね」
 みにるさんはもう少しいろいろなことを言ってくれたと思うのだけれど……。

 オープンハート、赤い情熱、エネルギー、曼陀羅、光、放射、芽と茎、成長、外へ外へ――。
 そんな言葉たちを、感覚で受け取っていたような気がします。

「それじゃ、もう1枚描いてもらおうと思うのですが……今度は一番好きな人のことを思い浮かべて、描いてみてください」
 少し時間をとって、それぞれ目を閉じ、好きな人に思いを馳せました。
 夫の顔を思い浮かべ、それから、前夜、矢井田瞳のライブを堪能したばかりだったのでヤイコの顔と歌声を思い出していました。

 そのあと描いたのが2枚目の、水色とイエローの絵です。
 
 夫とヤイコに共通しているイメージは、「流れている」ということでした。つねにさらさらと流れていて軽やかな風のようでもあり、滞りというものをあまり感じさせないところが共通していると感じたので。
 それを紙に塗り込めたら、こんな色と線になっていきました。音符をいくつか描いてみたのだけれど(なんかちがう!)と思い、目立たないように上から色を塗り重ねてしまいました。
 水色の風が吹き抜けていくような、清流の流れのような感じ。そして、自分自身のなかの流れもよくしたい、ひたすら流したい! と思いながら描いたのですが。

 みにるさんからはこんな言葉が。
「あゆみさんはいま自分自身に向かっていて、自分を変えたい、変わろうとしているところ・・・かな」
 そして、この絵は上下を逆にしてみたら、まったくちがう世界がとつぜん浮かんできて、心にすとんと落ちてきました。
 
「あぁ、なんかそのほうが落ち着きます。水色の曲線が三日月みたいで」

 変化、流れ、音符、音楽、歌声、風、清流、三日月、月に抱かれるわたし――。
 2枚目の絵は、そんな言葉をささやいてくれていました。

 あの日描いた2枚の絵はいまでも手帳のなかに入れてあり、ときどき取り出しては見ています。見ていると、あの日と同じ、心のなかのものを出した解放感とおだやかな気分に浸れるのです。

 わたしは何かのセラピーを受けたときには、セラピストさんの重要な言葉や会話の流れをほとんど覚えています。終わったあと忘れないうちにと、近くの茶店に飛び込んで克明にメモしておくのです。だから、セラピストさんが何を言ってくれたか憶えていないということがほとんどありません。
 それなのに、アートセラピーだけはあまり憶えていなくて、メモ魔のわたしがメモを取っておこうという気にならなかった。そこにアートセラピーの特徴と不思議な魅力があるのかな、と思ったのですね。
 アート、絵は、やはり言語を介さずに感覚で(右脳で)描いているものなのですね。ほかのセラピーが言葉を使っての癒しであるなら、アートセラピーは、身体の感覚そのものをつかって自分の絵を感覚で受け取ることによって癒される。深い潜在意識レベルでの気づきが得られるということも、うなずけます。
 それに、描いた絵が残るということも大きなポイントなのだと思いました。
 会話形式のセラピーだと言葉が目に見えるかたちで残っていないので、メモを取っておかないと何を話したのかを忘れてしまう。けれど、アートセラピーの場合は絵を見れば一目瞭然。いつでもふり返ることができるのですよね。

 あの日、わたしはメモを取らなかったけれど、スッキリして妙に癒されたという感覚だけが残った。理屈ではなく完全に「感覚そのもの」で癒されていたんだ、それで良かったんだ、と思ったわけなのでした。
 そしてそれは、セラピストであるみにるさんの「ありのままでOKだよ」という全肯定のメッセージが根底にあったからこそ、心から癒されたのだと思うのです。

 みにるさんのアートセラピーを個人セッションでじっくり受けられた、きとりかさんの体験エピソードはコチラです↓
 楽しいお絵かき☆アートセラピー体験(上)
 楽しいお絵かき☆アートセラピー体験(下)
7月13日(日)@アートセラピーの会、詳細はコチラをご覧ください。 
 こんどの日曜日です。まだ間に合います。ご参加、心からお待ちしております♪