第3回――「確信がもてた瞬間」
わたしは、自分本位に突っ走っているような気がしてしかたがありませんでした。
一方で、夫やこれまでに出逢った方々が教えてくれた大切なことを、少しでも多くの人たちに伝えて分かち合いたい、表現していきたいという想いが、お腹の底からものすごい勢いで突き上げてきていました。
「これを、これを、伝えなければ!」
なんというのか、使命感のようなものと言っていいかもしれません。
彼が「まぁ、やってみたら」と言ってくれたこともあり、不安ながらも思いつくところから準備に動き出してもいました。
なにか、‘突き動かされている’感のなかで、体が自然に動いていました。
それでも、やりたいことに没頭してまた彼を(本当の意味で)愛せなくなってしまうのではないか……それによって彼の心が離れていってしまうのではないかということが、絶えず不安でした。
夫を失ってしまうことが、とても怖かったのです。
それが、‘こころの旅’の道中で、出逢う方出逢う方が、
「あゆみさんが生き生きと楽しそうにしていることが、ご主人が一番喜ばれることだと思いますよ」
「ご主人はいまは少し心配なだけで、あゆみさんが本気で始めたら協力してくれますよ」
という意味のことを(言葉はそれぞれちがいますが)、どなたも必ずおっしゃってくださいました。
外から客観的に彼の視点を与えてもらえたことで、彼の想いが見えてきました。
たしかに彼からすれば、わたしが毎日笑顔いっぱいで楽しそうに生きているほうが、悶々としたイライラをぶつけられるよりも、うれしいに決まっているはず。
それで、まずは彼の想いだけは信じられるようになりました。もちろん過去の彼の実績によって。わたしのほうが恐れで心が曇っていて、見えなかっただけでした。
あとは、自分の想いに自信がもてるかどうかでした。
わたしは彼を本当に愛せている? このまま進んでいいの? また彼の気持ちを無視して突っ走ってない?
これには、思いもかけなかったところから答えが出ました。
そっか、だいじょうぶだったんだ……。
わたしはちゃんと彼を愛せている。このまま進んでいいんだ。
と、確信をもてた瞬間でした。
これもまた、一つの大切な出逢いがなければここまで確信を得ることができずに、いまだに悶々としていたかもしれません。
こうして確信がもてたとき、「夫との関係や夫の心と家も守りながら、おうちカフェをすることができる!」と心に決めることができました。
心のなかの、このあたたかくて力強い光のかたまりのような想いを中心に据えてさえいれば、だいじょうぶ! というふうに。
こうして3カ月間にアドバイスしてくださった方たちのおかげで、両立はできる! と決めることができ、『ことことカフェ』という屋号とコンセプトを明確にすることもできました。
決めたら、猛然と行動に移しはじめましたので、もう楽しくて楽しくて。
毎日友人・知人や講師になっていただきたい方とメールで連絡を取り合ってお会いしたり……準備でウキウキしていますから夫も、楽しそうだからいいんじゃない? という感じで協力してくれるようになってきました。
本当に「できる」方向へすべてが動き出したのです。
そこからは、流れの勢いに乗るように体が自然に動いて、3月後半に『ことことカフェ』を始めることができ、4月にはブログを書き始めていました。
これからも、あせらず背伸びをせず、ことことペースでいこうと思います。
一番大切な想いを中心に据えて、自分を見失わないように……。
この3ヵ月にお逢いできた方々には本当に感謝しております。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「ことカフェ・事始め こころの旅」 ~おわり~
わたしは、自分本位に突っ走っているような気がしてしかたがありませんでした。
一方で、夫やこれまでに出逢った方々が教えてくれた大切なことを、少しでも多くの人たちに伝えて分かち合いたい、表現していきたいという想いが、お腹の底からものすごい勢いで突き上げてきていました。
「これを、これを、伝えなければ!」
なんというのか、使命感のようなものと言っていいかもしれません。
彼が「まぁ、やってみたら」と言ってくれたこともあり、不安ながらも思いつくところから準備に動き出してもいました。
なにか、‘突き動かされている’感のなかで、体が自然に動いていました。
それでも、やりたいことに没頭してまた彼を(本当の意味で)愛せなくなってしまうのではないか……それによって彼の心が離れていってしまうのではないかということが、絶えず不安でした。
夫を失ってしまうことが、とても怖かったのです。
それが、‘こころの旅’の道中で、出逢う方出逢う方が、
「あゆみさんが生き生きと楽しそうにしていることが、ご主人が一番喜ばれることだと思いますよ」
「ご主人はいまは少し心配なだけで、あゆみさんが本気で始めたら協力してくれますよ」
という意味のことを(言葉はそれぞれちがいますが)、どなたも必ずおっしゃってくださいました。
外から客観的に彼の視点を与えてもらえたことで、彼の想いが見えてきました。
たしかに彼からすれば、わたしが毎日笑顔いっぱいで楽しそうに生きているほうが、悶々としたイライラをぶつけられるよりも、うれしいに決まっているはず。
それで、まずは彼の想いだけは信じられるようになりました。もちろん過去の彼の実績によって。わたしのほうが恐れで心が曇っていて、見えなかっただけでした。
あとは、自分の想いに自信がもてるかどうかでした。
わたしは彼を本当に愛せている? このまま進んでいいの? また彼の気持ちを無視して突っ走ってない?
これには、思いもかけなかったところから答えが出ました。
そっか、だいじょうぶだったんだ……。
わたしはちゃんと彼を愛せている。このまま進んでいいんだ。
と、確信をもてた瞬間でした。
これもまた、一つの大切な出逢いがなければここまで確信を得ることができずに、いまだに悶々としていたかもしれません。
こうして確信がもてたとき、「夫との関係や夫の心と家も守りながら、おうちカフェをすることができる!」と心に決めることができました。
心のなかの、このあたたかくて力強い光のかたまりのような想いを中心に据えてさえいれば、だいじょうぶ! というふうに。
こうして3カ月間にアドバイスしてくださった方たちのおかげで、両立はできる! と決めることができ、『ことことカフェ』という屋号とコンセプトを明確にすることもできました。
決めたら、猛然と行動に移しはじめましたので、もう楽しくて楽しくて。
毎日友人・知人や講師になっていただきたい方とメールで連絡を取り合ってお会いしたり……準備でウキウキしていますから夫も、楽しそうだからいいんじゃない? という感じで協力してくれるようになってきました。
本当に「できる」方向へすべてが動き出したのです。
そこからは、流れの勢いに乗るように体が自然に動いて、3月後半に『ことことカフェ』を始めることができ、4月にはブログを書き始めていました。
これからも、あせらず背伸びをせず、ことことペースでいこうと思います。
一番大切な想いを中心に据えて、自分を見失わないように……。
この3ヵ月にお逢いできた方々には本当に感謝しております。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「ことカフェ・事始め こころの旅」 ~おわり~