今日も「オーディオ」
CDをリッピングすると音は良くなるのか?
私はハイレゾ的なことが初心者なので、CDをリッピングしてWAVやFLATに変換することは、まったく考えもしなかった。
ひょとしてCDでどうしても音が硬い盤が良くなるのか遊び半分でリッピングしてみた。
使用するCDは前回紹介した28年前のCD。
カール・ベーム指揮ウイーン・フィルのベートーヴェン交響曲第6番「田園」
以前はかなり硬めの音質であまり聴かなかったのだが、スピーカーのエージングが進み、CDプレーヤーでの再生でも倍音がでるようにはなってきた。
CDのリッピングは、ソニーのソフトではなくPCに入っていたソフトで行い、容量が大きいWAVを選んだ。
再生ソフトは、ソニーの「Music Center for PC」を使った。
このソフトは、画面のレイアウトも良いし、日本語で使いかってが良い。しかも無料。(最近、最新バージョン・アップ があった)
Music Center for PCで再生するとSACDプレーヤー「DENON DCD-SX1」のUSB-DACでは「176.4kHz」にアップ処理されるようだ?
結論
ブログを上げるまで本当に良くなっているのか?いい加減なことをブログに書くこともどうかとも思った。
CDとリッピングとを5回以上聞き比べてみた。
やはり、違う!!良くなっている。
●CDでは、大きな音になると圧迫感があり音が少し硬い。
●リッピングの方は圧迫感が無く音が滑らかになっている。音の広がりも感じる。音にホールの残響が聴こえるようになった気がするが、これはMusic Center for PCの味付かもしれない?
「田園」を聴いていて、リッピングの方はうっとりするぐらい音が良い。SACD盤を購入検討していたが、ちょっとストップ。
今回使用したベームの田園は、DSD化したCDが発売されているので、それで聴けばもっと良い音がするのだろうと思っている。
今回音が良くなった原因としてソニーのMusic Center for PCにおいてアップ処理しているからと思ってはみる。
今では、WAVにするだけで音がよくなるとは考えにくい。
このMusic Center for PCには「DSEEHK」というCDなどのアップセケーリングというものがあるが、今回はONにしていない状態。
デノンではDSEEHKをONにしない方がよいとアドバイスがあったからだ。
SACD盤は高価だし、あまり良い音の盤が少ないので今回の遊びテストは良かったのではないだろうか。
28年も前のCDがこんなに音が良くなるのならお値打ち。
CD規格は、まだまだ音を高音質で再生できる余裕がある気がしてならないこの頃。
では、また。