今日も「オーディオ」です。
待ちに待ったLUXMANの「プリアンプ C-10X」の試聴会に行ってきた。
パワーアンプ M-10Xが2年前に発売になっているので、本当は対のプリアンプが同時発売になっていてほしかった。設計者不足なのだろうか?
今回のセミナーはコロナも落ち着いたので6名予約制。
LUXMANの小嶋氏のセミナー説明が1時間あったので良かった。説明がないとどうしても商品が理解しにくい。

今回のシステム
セミナーの始まる前に自分のCDをかけてもらった。
聴こえ方が、自分のソースではなぜか奥まって聴こえた?
センター席では聴いていたのだが。
いつもの試聴会よりハッキリした音色で解像度が良さそうに聴こえた。
じっくりと聴いていないので、また機会があれば聞き直したい。

スピーカーは「FOCAL Scala Utopia Evo」が使われた。
FOCALは低音がブーミーなイメージがあったが、今回はその様なことはなかった。

こちらが、プリアンプ C-10X
価格 1,650,000円
かなり旧品より値段が上がった。
ほとんどデザインが変わっていない。9年ぶりならもう少し変化が欲しかった。

旧品のプリアンプ C-900u
価格 1,320,000円
去年の秋頃に、110,000円値上がりしている!!
C-10Xと価格を比較すると33万円(値上げ前なら44万円)アップしていることになる。

パワーアンプ M-10X
価格 1,650,000円(値上げ据置)
このパワーアンプの試聴会では、旧品との比較試聴があり音質の違いに驚きがあった。明るい音というか鮮度の高い音に変わった感じ。ベールを1枚剥がしたようにも思える。
パワーアンプだけでこんなに音が変わるものだと初めて経験した。

ネットワークトランスポート NT-07
今年の夏ごろに発売される予定の商品
今回の試聴音源は、ハイレゾでこのNT-07を使い、DACはSACDプレーヤーを使用した。

SACDプレーヤー D-10X
価格 1,430,000円(値上がりしている)
なんでもドンドン値上げされるので前の価格が分かっていると購入意欲が下がるね。

レコードプレーヤー PD-191A
価格 990,000円(据置)
アクリルカバーを付けると100万円超える。
試聴会では、少しレコードもかけた。
お店が薦めた45回転のクラシック:ストコフスキーは、弦が重厚で良かった。

フォノイコライザー EQ-500
価格 583,000円(値上げ)
ラックマンの話では、フォノイコライザーの設計には時間がかかるので、まだ新製品は出せないとのこと。

クリーン電源システム ES-1200
価格 660,000円(値上げ)
感想
システムが全てラックマンでスピーカーがFOCALなので、プリアンプの音色がこうだとは表現しにくい。
ただ、ハイレゾ音源では音質が明るくはっきりした印象である。自分の聴いている音源ではないので、この音が解像度がいいとかSN比がいいとかが分からない。
先ほども書いたが、レコード盤のクラシックは重厚で良かった。
ラックスマンの音色が変わった感じはする。何回も聴けば良さが分かってくる気もする。
音がまだ硬い印象が残った。今回のC-10Xは試作の最終品ということで今日初めて持ち込んだ物らしいのでエージング的にも硬さが取れていない。
ネットワークトランスポートのNT-07の音質も影響してないだろうか。
小嶋さんに「プリアンプのC-10XとC-900uの比較を聴けるのですか?」と尋ねると「セミナー時間ではしません。終わった後なら出来ます。」と言われた。
パワーアンプのみでもかなり音が変わったので、かなり期待していたのだがプリアンプを変えても私には変化が聞き取れなかった??
あえて言えば、C-10Xの方が解像度が良いような感じがしないでもない。
小嶋さんは、旧品はソフトな音という表現をされていたような?
そんなに変化がないので、セミナーでは新旧の比較をみなさんに聞いてもらわなかったのか?とも考えてしまった。
プリアンプとパワーアンプでは、プリの方が音に関係すると聞いていたので困惑してしまっている。パワーアンプM-10Xの時は、ビックリするほど新旧で音が違ったのに?
まあ、ラックマンも解像度が良い明るめの音になってきたことは間違いがない。
今後、雑誌やユーチューブなんかの評価がどう出てくるかが楽しみだ。
では、また。