1.三叉神経後の慢性疼痛に適応を持っていたリリカが、平成22年11月に
「末梢性神経障害性疼痛」に適応拡大となり使用しやすくなりました。
2.1月21日付けで、アセトアミノフェン製剤カロナールの
成人における用量拡大が承認されました。
1回量 300~1000mg、最大量 1日4000mg
従来は保険上、1回300~500mg、1日1500mgまでしか処方が
認められていませんでしたが、この量ではがんの疼痛に対して
使用するには効果が不十分でした。
しっかりした量を使用することで効果の上積みを期待出来ます。
ちなみに、アセトアミノフェンの作用機序はまだ不明なところも
ありますが緩和医療界ではNSAIDsと併用出来、効果がプラスされて
いると考えられています。またNSAIDsの使用出来ない患者さんに
使えたり、何より副作用が軽微な事が魅力です。
但し飲みにくいこと、効果が短いこと、大量に内服した場合に
重篤な肝機能障害のリスクがあります。用法・用量は守るべきです。
3.トラムセット配合錠(ヤンセン)が承認されました。
トラマドール37.5mgとアセトアミノフェン325mgの新配合剤。
既に日本新薬から発売されているトラマドール内服剤(トラマール)
がありますが、こちらは非がん性疼痛にも使用出来るようです。
1回1~2錠 1日3~4回という使い方になるでしょうか。
あとは、昨年8月にフェンタニルの口腔粘膜吸収製剤(アクレフ)も
承認されていますが、こちらはまだ発売日が決まっていないとの事
でした。
「末梢性神経障害性疼痛」に適応拡大となり使用しやすくなりました。
2.1月21日付けで、アセトアミノフェン製剤カロナールの
成人における用量拡大が承認されました。
1回量 300~1000mg、最大量 1日4000mg
従来は保険上、1回300~500mg、1日1500mgまでしか処方が
認められていませんでしたが、この量ではがんの疼痛に対して
使用するには効果が不十分でした。
しっかりした量を使用することで効果の上積みを期待出来ます。
ちなみに、アセトアミノフェンの作用機序はまだ不明なところも
ありますが緩和医療界ではNSAIDsと併用出来、効果がプラスされて
いると考えられています。またNSAIDsの使用出来ない患者さんに
使えたり、何より副作用が軽微な事が魅力です。
但し飲みにくいこと、効果が短いこと、大量に内服した場合に
重篤な肝機能障害のリスクがあります。用法・用量は守るべきです。
3.トラムセット配合錠(ヤンセン)が承認されました。
トラマドール37.5mgとアセトアミノフェン325mgの新配合剤。
既に日本新薬から発売されているトラマドール内服剤(トラマール)
がありますが、こちらは非がん性疼痛にも使用出来るようです。
1回1~2錠 1日3~4回という使い方になるでしょうか。
あとは、昨年8月にフェンタニルの口腔粘膜吸収製剤(アクレフ)も
承認されていますが、こちらはまだ発売日が決まっていないとの事
でした。