野付半島の基部の湿原の中をうねるように流れる茶志骨川。両岸は葦に覆われ
近寄りがたい環境です。川を覗いていると上流から孵化して2、3日のカモの
ヒナが泳いできました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ カワイサのヒナ ★
警戒しています。周囲を気にして一緒に泳いでいます。張り出した葦が生えて
いる土手の陰に入りながら泳いできます。
その先をちらり親の姿が見えました。白い姿です。カワアイサのオスです。
いつもメスが連れていることが多いので緊張します。珍しいからです。
ヒナたちは追いかけて移動してきます。まだ嘴の根元が柔らかいゴム見たい
です。嘴を大きく開いて親がくれる魚を呑み込みやすくしているのです。
私に気づいた親がグルグルと警戒の声を出すと水面を走るように消えていき
ました。