窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ハギマシコ

2021-01-07 15:58:33 | 山野の鳥

10月に姿を現したハギマシコの群れ。地面に落ちた草の実を求め、今季は

広範囲に移動していて、じっくり会うことが難しかった。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

              ★ ハギマシコ ★

野付半島で越冬するハギマシコの群れは2群ほどしか確認していませんが、

20-30羽の小さな群れです。

カムチャッカ半島や北千島で繁殖する個体がやってきているかも。

冬羽は前頭部から腹面にかけて黒く、胸部や腹面には白色や赤紫色の細か

い斑紋が入る地味な色合いをしています。雌はもっと褐色が強いのですが、

遠目で見るととっても区別しにくい小鳥です。

地面に落ちた草の種を求め、群になって移動しています。野付半島は風が

強いせいで積雪が少なく、ハギマシコにとり過ごしやすい環境です。

草原よりも海岸線の草地で過ごすことが多い、連中です。

黄色の嘴がかわいらしい。これで小さな種の実の皮を剥ぎ、食べています。