10月に姿を現したハギマシコの群れ。地面に落ちた草の実を求め、今季は
広範囲に移動していて、じっくり会うことが難しかった。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ハギマシコ ★
野付半島で越冬するハギマシコの群れは2群ほどしか確認していませんが、
20-30羽の小さな群れです。
カムチャッカ半島や北千島で繁殖する個体がやってきているかも。
冬羽は前頭部から腹面にかけて黒く、胸部や腹面には白色や赤紫色の細か
い斑紋が入る地味な色合いをしています。雌はもっと褐色が強いのですが、
遠目で見るととっても区別しにくい小鳥です。
地面に落ちた草の種を求め、群になって移動しています。野付半島は風が
強いせいで積雪が少なく、ハギマシコにとり過ごしやすい環境です。
草原よりも海岸線の草地で過ごすことが多い、連中です。
黄色の嘴がかわいらしい。これで小さな種の実の皮を剥ぎ、食べています。