いよいよやってきました。シギ・チドリの先陣をきってハマシギの群れ66羽
が姿を見せました。
長距離移動の本命、シギの渡りが始まってます。わくわくします。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ハマシギ(Dunlin) がやってきました ★
南の地方で越冬してきたハマシギの渡りが始まりました。野付湾で冬を過ごして
きた30羽ほどの群れはすでに北へ移動してます。
ハマシギは北極海に面したツンドラ地帯で繁殖するシギです。寒さに強いのです。
場所によっては数千羽の群れになり渡って行くシギですが、野付湾ではせいぜい
200羽ほどです。ただ集まらないだけで群れが分散して干潟に入っています。
調査によるとそれぞれの群れは同じ個体で構成され、群れの交流はないので繁殖
地域ごとに集まっている群れがやってきてると思われます。
広い湾内の干潟を群れごとに集まり、採餌しています。
砂浜に降りると羽の色が砂色に紛れ、完全な保護色になります
満潮になってくると半島の砂浜にやってきて、休みます。砂浜にもゴカイはいる
ので砂に嘴を差し込み、こまめに移動しています。
ただ、干潮時にたくさんのゴカイを食べているせいで、砂浜では窪地に入り込み
風を避けて休んでいます。暗くなったときに歩いて見ると休んでいた浜から急に
飛び出していきます。
これから4月下旬まで次々に群れがやってきます。