毎年思うんですけどTOJからのこの2週間が一年のうち一番キツい2週間ということで間違いはないかと思います。
中3日で1週間と4日のステージレース2連チャン、これだけでキツいのにグランツール走っている選手は1週間ごとに中1日で3週間レースしてるんですよね……
考えられない………😟笑
さて、今年もツールド熊野を走ってきました。
UCIポイント圏内の総合トップ10を目指しましたが結果総合12位とあと一歩届かなかったです。
しかしこのコンディションでやれるだけのことはやったしチームメートも全力で助けてくれて感謝しきれないし悔しいけど後悔はないです。
初日はプロローグ。
700mのダッシュコースで1つあるコーナーの攻略が限りなるコースでした。
とにかく全力で走り13位トップ+2秒とまずまずのスタートでした。
そして第1ステージ。
スタートしてすぐ中井含む4名が飛び出す。
これでしばらくしてキャッチして集団ゴール勝負で決まりかな〜と思ったけど新しく設定されたKOMの上りがパンチがありそのあともクネクネ細く集団分断など何かあってはめんどくさいので上りには確実に前で入るよう意識する。
この判断がのちに功を奏した。
案の定1周目のKOMの上りでマトリックスがペースをカチ上げ分断にかかり15人程が先行する。
総合を狙う選手も多数入っていてかなりいいメンバー。
上りに10番手程で入った僕は難なくここに乗れ前から降ってきた1人、更には中井含む3人も吸収し20人程で進む。
平坦はずっと50キロ以上出ていてこれは決まった…
数人脱落する選手が出るが大きく人数を減らすことなく結局このままゴール勝負へ。
2人で出来ることとなると限られてくるので中井と話しお互いマークする選手を変えて別ラインでもがこうという話に。
結局中井がそのままステージ3位🥉
僕自身は8位で終え逃げ切った19人以外とは2:30以上タイム差がつき総合はこの19人に絞られた。
第2ステージ
総合を考えるとこのステージが鬼門。
過去マトモに走れたイメージがなく正直総合はなかなか厳しいと思っていたが昨日の結果から総合トップ10の可能性がある以上全力でトライしていこうと思った。
スタートしてしばらくアタック合戦。
前待ちも頭に入れていたのでポイントポイントで乗ろうと動くが集団がなかなか元気…
入部さんにも助けてもらい乗ろうとするが結局決めていたポイントまでに決まらなかったため腹を括って集団待機。
逃げが決まりかけ木村さんが乗るが集団止まらずハイペースなまま1回目の千枚田へ。
思っていたより身体が重く一度千切れるが湊さんの助けもあり下りで無事集団復帰。
ここで調子があまり良くないことを悟る。
そのあともアタック合戦が続き結局逃げができないまま札立峠へ。
ここで入部さんが前に上げてくれて前で入ることができた。
途中まではいい感じについていけたが中腹あたりでオールアウトしたわけではないのに身体がいきなり止まりかけ脱落、淡々と踏むが力が入らず後ろから来た湊さんに励まされなんとか集中を切らさずKOMまでたどり着き下りをチームカー縫いながら全開で攻めて1つ前の集団まで復帰。
更に前の集団も近かったこともあり協調して追っていると千枚田の麓でなんとか前に追いつく。
そして千枚田へ入るとチーム右京が麓からカチ上げして集団はバラバラに。
集団復帰したばかりでキツく山頂付近で止まりかけるが湊さんに助けてもらい下りでチームカーの隊列までは残ることができたが集団には戻れず、集団から30秒ほど遅れゴールとなりました。
最終日の第3ステージはトップとは1分ちょっと、総合トップ10までは35秒ほどの総合13位でスタート。
スタートしてすぐステージを狙う入部さんとキナンマルコス選手が逃げ、吸収されかけたところで入部さんがもう一度行きその追走に中井が乗り総合とは関係のない7人の逃げが決まる。
僕は総合1分差だと見られている可能性が高いのでとにかく前半は集団待機、後半に備える。
だんだんと周回を重ねるにつれ自分が他の選手に比べディスクブレーキの分この雨のスリッピーな路面で下りで明らかに有利なことに気づく。
雨でも制動が安定していてヴィットリアのタイヤのグリップも相乗効果で良く他の選手より明らかにアドバンテージ!!
これを武器にしてトライしてみるしかない
残り2周、逃げとの差も1分30以上ありコンパクトになった集団には総合上位陣ばかりでステージには興味のない選手ばかり、逃げ切り濃厚になった…
少しでもタイム差を稼ぎ総合トップ10に入るため下りの前でアタックし下りを全開で攻めてその後の丘も全開で踏み続け集団から抜け出すことができた。
後ろからホセ選手が追ってきているのが見える。
ホセ選手は総合順位では僕より上だがホセ選手がここにいる以上マトリックスは自ら差を詰めてくることはないだろう。
ホセ選手も自分自身の総合順位を上げると共にチームとしても他のチームの選手へプレッシャーをかけるという意味では行きたいはず
利害関係が一致してローテーションしながら進む。
中井が前から降ってきたので吸収、全開で引いて貰う。
ラスト1周はかなり脚がキツかったが中井の助けもあり、全力で走ったがゴールしてみて後ろを向くと集団はすぐそこ。
残っているメンバーを見ると僕より総合上位陣が多い……
ダメ…………だったか?
やはり集団には僕より総合上位陣が軒並み残っていて、総合順位は1つだけ上がって12位に留まってしまいました。
ステージは結局逃げ切った5人の中での争いとなり、入部さんがステージ三位となりました🥉
第2ステージの遅れが全てでしたね……
悔しいですがやるだけのことはトライできたので悔いはないです。
しかし、総合上位を意識できるという緊張感は楽しい!!
色々なところで助けてくれたチームメートのみんな、そしてスタッフに感謝です🙇♂️
沢山の応援ありがとうございました📣📣📣
疲れたので少しだけ休みます…😪