Kota Yokoyama 『目指すはシャンゼリゼ! 』

SHIMANO Racing 横山航太のブログ

ブエルタアカンタブリア 3rd

2017-09-06 10:21:38 | 日記

昨日の最終ステージ3rdステージを終えました。

コースはこんな感じ↓


去年と一緒の大周回を二周したあと大周回の山岳ポイントがある部分のみの小周回を二周するコース。

大きな上りは山岳ポイントの8分くらいの上りでそれ以外はアップダウンを繰り返すようなコース。

昨日よりもアップダウンが激しくなり厳しいレースが予想されました。



スタートが切られアタックがかかり流れに乗りつつ落ち着いて対応していきました。
この点コースを知っているのは大きかったかな。

海岸線の横風の上りでペースが上がりそこから今日繰り上がりでスーパースプリントジャージを着る岡がアタックしていき、もう1人がアタックしていく。

追走も出来そうだったのでチェックに入りますが足並み揃わず結局その2人が先行することに。

しかししばらくして岡が1人集団に戻ってきてしまいました。

前にも他に先行している選手もいて

2人→1人→集団

の図


ここからまた追走が出来そうな雰囲気だったのでアタック合戦に参加していると10人ちょっとで追走で抜け出すことに成功。

しかしリーダーチームのクイックステップの選手がチェックで入っていたこともありここでも足並み揃わず山岳ポイントの上りの麓で捕まってしまいます。

無難に山岳ポイントを超えて大周回一周目完了。


その後も何度か抜け出しを図りアタックしますがクイックステップがしっかりとチェックに入っていて4人〜5人以上の抜け出しはなかなか抜け出しは難しそう。

こうなったら頭を切り替え山岳ポイントとその後の上りでの動きのみに絞ることにした。


残りは小周回2周だけになり山岳ポイントも後半ペースは上がるものの集団を大きく割るには至らず、そのあとのちょっとした上りでアタックに反応してみるもののリーダーが追ってきてしまい集団が許してくれるはずもなく70人程で最終周回を迎えた。

こうなったら上りの前の動きは捨てて山岳ポイントの上り一本に絞ろうと思っていたので無駄な動きはせず、ジワジワと番手を上げて上りの入り口では10番手程で入ることができた。

そこから上りに入った瞬間玲と何人かがアタックしていくが絶対山岳ポイント手前で強烈にペースが上がると思ったのでペースを保って上っていくと予想通り山岳ポイント手前で強烈にペースが上がる。

前に行った選手を抜きつつ近くにいた石上と岡と一緒になんと食らいつき、20番手くらいで山岳ポイントを通過する。

あとは下って1つ丘のような上りをこなして下ってゴールだが、ゴール手前は狭く曲がりくねった道なのでその手前には前に上がっておきたいところ。

とりあえず日本チームは僕、岡、石上の3人が30人〜40人程になったこの集団に残った。
この3人の中で一番もがけるのは岡なので
「最後もがく?」
と話しかけてみるが
「結構キツいから各自スプリントしよう」
とのことで話がまとまった。

前に1人逃げている選手がいるがこれがなかなか強力で集団は一列棒状に伸びている。

その選手は最後の下りで捕まりこうなったらスプリントで決まることが濃厚だ。


ラスト1キロの細い道に入るコーナーをできるだけ前で入る必要があるので一応3人まとまって位置取り。

そのコーナーで起きた大きな落車が起きるがアウトで起きたのでイン側にいた僕らは被害を受けることなく細い道に入ることができた。


あとはこのままいい位置をとってスプリント…
と思ったがラインをミスってうまく出きれないままスプリントになってしまった。
そのまま埋もれたままズブズブスプリントになってしまい僕自身は9位、チームからは7位に石上、10位に岡とやらかした結果になってしまった。


最後もしっかりと3人で連携できればもう少し何かできたのかもしれないがこればかりはタラレバになってしまうので。


しかし僕自身は2ndステージに続き調子の良さを感じたし、去年は全く手も足も出なかったレースで展開に絡んでレースをできているのは成長できているのを実感できてよかった。

やっぱり展開に絡んでレースできているのは楽しい!


今日バレンシアに移動してまた明日から4日間ステージレースです。
正直暑いレースは苦手意識が強いですがこの調子で頑張りたいと思います!!


3rdステージ 9位 +0s
個人総合 16位 +8s
コメント
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