kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

卒業アルバム14,500円

2009-04-24 11:43:42 | 日記
朝日新聞(4月24日)

”卒業アルバム渡さず 茨城の中学「教材費を滞納」”

茨城県ひたちなか市立勝田第三中学校で、諸費用を滞納していた家庭の3人の生徒が卒業アルバムと文集を渡してもらえなかったという、世知辛い話である。3年生の諸費用は給食費、教材費など月14,000円程度、アルバム代は進路指導費に含まれ、1冊14,500円かかったという。アルバム代は学年主任が3人分建て替えている状態だとか。

 毎月の上納金が随分高いなと思う。明細が知りたいところだ。なぜアルバム代はアルバム代として計上しないのかも不明。それと学年主任が自費で建て替えているというのも分からない。じゃあ債権者は学年主任なんだから、その人と個別に交渉してアルバムを買い取ればいいのか。よくわからん話だ。

 それから、SMAPの人の全裸騒動も、人身事故や麻薬なんかより大きい報道なのがよくわからない。地上デジタル関連のうっとうしい広告放送を見飽きていたので、その点はよかった。今回は”メンバー”じゃなくて”容疑者”ということで、逆にどうしてなんだろうとは思うが。「友達の友達はアルカイダ」の人が何やら批判していたが、おまえだけには言われたくないと誰もが思うのではないか。まあ、首相になってもおかしくはない面構えであることは認めるとしても。
 倫理的なことを言えば、できちゃった結婚→すぐ離婚みたいな話のほうが余程問題あると思う。


2つのダメ要素が見えてきた。

2009-04-24 00:46:19 | 日記
「あなたの脳を鍛える 速読・速考・速発信の技術」(斉藤英治、2002年)

ざっと目を通すなり地雷を踏んだ感じる。
・安易にパレートの法則を持ち出す(しかも自身での検証経験なし)。
・スポーツ選手の例(特にイチロー)を持ち出す。
このパレート/イチローチェックにもろにひっかかる本であった。
さらにこれに加えて
・右脳、左脳を持ち出す。
これと”飲みニケーション”とか出されたら、もう即座に着火するしかないと思ったが、さいわいそれは無かった。


コーネル大学式ノートは興味深いが

2009-04-22 00:01:28 | 日記
「アタマが良くなる合格ノート術」(田村仁人著,2007年)

だいたいこうした傾向の本に言えることだが、なぜ学校の授業を価値あるものと位置づけるのだろうか。
大枚をはたく企業向けセミナーのたぐいと勘違いしていないだろうか。
ギュウギュウに濃縮されているような、あるいは単純平易な表現のなかに、たくさん読み解くべき行間が詰まっており、聴講者は、それを自分なりのやり方で咀嚼して自らの知見としていく、そんなセミナーにまれに出会うことがあるが、学校の授業をそのようなものと同列に扱っていないだろうか。

私の時代には、自由なノート作りを許さず、ノートを検閲するために提出を命じる教師もいたが、こんな最低の連中はもう現場を去っていてもよさそうなほど年月が経っているから良いとしても、さしあたり真剣にぶつかる価値のなさそうな要領を得ない授業はまだまだあるだろう。
そういうものに直面したとき、どうするのか。こうしたノート術の本はかような事態を想定していないのだ。

それから、別段この本だけの話でもないが、「パレートの法則」だとか、「重要な部分は全体の2割」というような手垢にまみれた表現を安直に使って欲しくない。

たとえば「ソフトウェア開発のカオス」(ラリー・コンスタンティン編著)にはこんな記述がある。

”一般的には大規模システムの欠陥あるいはバグは平均的に分布しているのではなく、少数の誤り多発モジュールに集中している。1960年代、IBMはMVSオペレーティングシステムの初期バージョンでは4%のモジュールの中に顧客からの欠陥報告の38%が集中していることを発見した。1970年代末のIBMのIMSデータベースについての研究では、さらに偏りはひどく、425モジュール中300モジュールはゼロ欠陥で、顧客報告のバグは1件もなかった一方、31のモジュールが顧客欠陥報告の57%を占めていた。”

特定科目の限定された部分でもよいから、これらをまとめて、このような説得力のある文章を書いて欲しいものだ。



武器輸出の勢力図

2009-04-20 19:18:24 | 日記
TIME April 27, 2009

Russia Rearms
ロシアの兵器生産量が増えます、という記事。

The world's top arms exporters, with market share.
では、米国31%、ロシア25%、ドイツ10%
となっている。
むかしは米国が世界の半分を占めると言われたものだが、かなり変わっているようだ。
ロシアは中国とインドが自国生産を増やしているという割にはかなり実績をあげている。
記事では3カ国しかでてきてないが、ドイツが英仏より上なのは意外。



Open Skies

2009-04-18 00:36:34 | 日記
TIME April 13,2009

Open Skies Tries to Get Lift

オープンスカイズとかいうビジネスクラスのみのエアラインの記事

 The new carrier is a boutique subsidiary of British Airways that flies 64-seat, single aisle 757s to Amsterdam and Paris from Newark and J.F.K.

ビジネスクラスのみに限って、乗り降りにかかる時間を節約するというわけだ。現行のビジネスクラスはエコノミーより乗り込むのが早いというだけで、あとはエコノミーの客が乗り込む時間は待たなければならない。降りるのも早いから、このメリット大きいとする意見もきいたことがある。これだと、出発時間も早いというプラス要素があるが、こうした絞込みはたいてい死屍累々であることも事実だ。

 でMossさんという人のいうところによれば
"Once we get people on board, they become some of our best salesman."

クチコミというやつですね。