kosakuの雑念

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天下りは悪くない

2009-04-05 00:13:36 | 日記
朝日新聞(4月4日) オピニオン面
”天下り批判は現役官僚の活力そぐ”

石原信雄氏(82)のインタビュー記事である。
大雑把にまとめる。
公務員は定年まで勤める人はごくわずかで、「早期勧奨退職」という慣行により、50歳前後で退職していく、だから経済的見通しが立たないと困る人が大勢いるということだ。だから公務員バッシングをやめてくれということらしい。

私は個人的に公務員時代の経験を活かして、普通の人よりは多少は大目に稼いでいる人は知っている。
だから一概に再就職斡旋などを否定しない。
天下りは悪くない。

ただ、問題になっている「天下り」は、とてもその労働の対価と思えない厚遇を得ている(とみえる)ことである。
石原氏の言葉では”わたりはいいことではない”などと抜かしているが、まともな感覚とは到底思えない。
もちろん、いろいろ出費もあるだろうし、節約する知恵も必要ない人生だったのだから、そんなに財産が残るのかは不明だ。
以前、気の毒にも殺害された元官僚の方がおられたが、人もうらやむ超豪邸に住んでいるようには見えなかったし・・・