kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

しんがり を読んで

2017-04-17 01:41:45 | 日記
山一証券の最後の日々についてのドキュメント。ドラマとして面白くてついつい途中でやめられずに読み切ってしまった。

それにしても大きい会社、それも一時代築いた会社はいろいろな人たちがいるものである。

破綻の原因は分かったような分からないような。 

真面目な人間が報われないという会社でも無かったようではあるが、それでも潰れるには潰れるなりの理由があるから、真面目な人間よりそうでない人間が長い時間をかけて大勢を占めるようになったのだろうか。

カリスマオーナー経営者が支配する会社でなければ、経営陣も含めた会社の実力は従業員の実力の総和だと思うから、同業他社と比較して分析して欲しかったところではある。