kosakuの雑念

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ブックオフのオトナ買い

2009-03-16 23:42:47 | 日記
 日経流通新聞(3月16日)
 「新発想で勝負」というコラムに
 
 ネットで漫画「オトナ買い」誘う

 とあり、ブックオフコーポレーションの通販サービスが紹介されている。
 漫画全巻を新刊のみで揃えるより、安く供給するサービスで、そのセットは中古本を可能な限り使い、新品で欠けている巻を補填するとのことだから、新品の販売にも若干資するところがあるんだろう。
 けどまあ、あるヤツだけ売ってもらえれば、後は自分でコンプリートすればよいだけの気がするが・・・
 全巻買うのは輸送手段がなくてだめな人か、全巻セットを買うのは恥ずかしい人か、あるいは単なる面倒くさがりか、漫画喫茶で流し読みでは満足できない人か・・・いろいろな人の選択肢が増えるのはいいことだと単純に思う。
 ただ新しい本でも全巻セットで割引で売ってくれればいいのにねえ。

 驚いたのは「オトナ買い」というのが、どうやら正式名称らしいこと。


 ※グーグルアドセンスというのを始めてみた。PCの消費電力代くらい出ると良いと思う。


thingamajigs

2009-03-16 00:48:16 | 日記
TIME March 23, 2009

One Bad Bond

Jupiter V is not a spacecraft.
It's a CDO―one of those financial thingamajigs at the root of the economic meltdown.(以下略)

というcollateralized debt obligation(CDO)に関する記事
thingamajigという単語が耳慣れなかったが、リーダーズ英和辞典に一応あるところを見ると、超レアな単語というわけでもないらしい。
意味は、「なんとかさん、なんとかいうもの」。
financial thingamajigsとあるから、「金融用語らしい何か聞いた事がある言葉」というようなことだろうか。
あるいは、「(内容はわからないが)話題のあれ」みたいなことか。
ひとことでうまく言い表す言葉が見当たらず残念だ。

記事はJupiter High-Grade Vと呼ばれるクレディ・スイスによって開発された金融商品に関するもの。
証券化により細かく分割された223のローン、モーゲージ等により構成されている。
さまざまなものがミックスされているわけだから、構成要素のいくらかのローンがこけても安全というわけで、分散投資の原理(卵をひとつの籠に入れるな!)を体現した商品なのだろう。
理由は知らないが、それが現在、大雑把に言うと2007年3月発行時価とくらべて41%の価値しか持っていないというのだ。
つまり、残りの59%の構成要素がデフォルトになったということだが、株のように思惑によって、価格が上下する商品ではないだろうに、どうしてそんな酷いことになるのか、よくわからない。
折れ線グラフでは予測できないことが起きているんでしょうねえ。
(ちなみに大画面のハイビジョンテレビはグラフが見やすいです。2001年のBSデジタル導入の時も思ったけど、改めてそう思う)

The multiplier effect works like this: while 4.4% of the typical loans tied to Jupiter's bonds are default, nearly 59% of Jupiter's investments are now worthless.

ふーん、4.4%しか債務不履行になっていないのか、いくらなんでも、過半数の人がカード破産等により、普通のローンが組めないというわけではないから、乗数効果のなせるワザなわけですね。
(とわかったふり)