kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

マクベスを音読すると呪われる

2009-03-12 23:10:00 | 日記
日経流通新聞(3月11日)

匠ファイル

公文式の英語教材の改訂に関する記事

”これまで上級教材にはシェイクスピア『マクベス』などネイティブスピーカーですら「難解」とするテキストが登場していた”
とある。

 「マクベスを音読すると呪われる」とは、本屋で女学生が騒ぎ立てていた言葉を記憶したものだが、そんなものを読んでいるとは知らなかった。
 しかしながら、この記事からすると割と普通に学習教材として登場するものだったらしい。

 自分の本棚をみたらマクベスは無かった。
 オセロー(岩波文庫)があったので、ちょっと読んだら「サイプラス」がどうとかいうセリフがあった。
 キプロス島のことなんだろうけど、確かに英語ではサイプラスでいいのだが、それをそのまま使われてしまうと、ワーテルローをウォータールー、ウィトワーテルスラントをウィットウォーターズランドみたいな感じで、どうもイヤな感じがする。
 近年、驚倒した例としては、カラープリンタのインク3色をサイアン、マジェンタ、イェロウと・・・



フォトリーディングの本を読んでみた

2009-03-12 02:30:15 | 日記
 ポール・R・シーリー著、神田昌典監訳
 「あなたもいままでの10倍速く本が読める」(2001年)
 原題: The Photo Reading Whole Mind System, 1999

 まずはじめに「二十五分で、この本を読んでみよう!」とある。
 カウントダウンタイマーON
25分後、260ページ中140ページまで進んだところで、アラーム音。
 駄目だ、普通の人の半分程度の速度でしか読めないと思った。

 でも、どうやらそういう意味ではないらしく、特定のマークのところだけ拾い読みすれば25分で読めるという意味だった。
 ちゃんと読むには2時間半くらいかかると説明してある。
 迂闊である。

 フォトリーディングという名前からカメラのように、何ページの何行目に何が記されていたか、一字一句記憶できる技術なのかと思っていたが、そうでもないようだ。
 核となるキイワードや名詞を事前に整理し、それを元に飛ばし読みして、実際に読む量を内容の1割程度にするみたい。

 本書の中で、アドラー&ドーレン「How to Read a Book」も紹介されているが(208ページ)、タイトルの日本語訳として、「どう本を読むか?」と書かれているのはいただけない。
 講談社学術文庫で現在も邦訳が入手可能な「本を読む本」のことだが、これだけのロングセラーが、きちんと参考文献として紹介されていないのは、何なのだろう。
 ちなみに「本を読む本」で紹介されているシントピカル読書のことを本書ではシントピック・リーディングと表現している。

 しかし、速く読める本は、とばし読みされることを前提にうまく作ってある本でないと、なかなか難しいと思う。
 それと記憶するにはマインドマップでまとめないといけないそうです。

 ひとりブリーフィングとひとりデブリーフィングがかなり時間がかかります。