科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

私立中高一貫校 わが子少子化対策を考える 参考用

2023-07-28 13:23:38 | 日記
昨日、わが子は、子ども園にボランティア活動へ行きました。
わが子が幼少期は、
ここはまだ幼稚園で、
何人か同級生も通う子どももいました。
※大学付属幼稚園です
田舎の幼稚園なので、
都市部のように、
10-14時なんてことはなく、
9-16時までの時間でした。
ただ、わが子が生まれたころから、
延長保育をしたり、長期休みがなくなったりなど、
少しずつ変化はしていました。

田舎なので、ほとんどが保育園育ちです。
夫婦共働きは、昭和からありました。
ですから、元とはいえ、
幼稚園に足を踏み入れるのは、
わが子は初めてでした。

ですから幼稚園は、
わが子にとっては、
「クレヨンしんちゃん」の世界なのです。
幼稚園バスで送迎され、
日中を過ごすと言った感じです。

子ども園になったのは、政府の方針も
あったことだと推察しますが、
やはり一番は少子化でしょう。

周囲に一人っ子と言うのはかなり少なくて、
小学校の時には、
学年でも、わが子ともう一人ぐらい。
中学・高校は、同じクラスで、
わが子合わせても二人。
みんなふたりや三人、
中には4人兄弟のご家庭もありました。

田舎にいると、
少子化は想像しにくい面があります。
結婚し、大抵2.3人は兄弟がいます。
でも、我が家を例にすると、
パートナーは3人兄弟。
私は二人姉妹。
そんな中、子どもはわが子だけなのです。

職場も、私が20代でメーカー勤務のころは、
ほぼ皆さん結婚され、
子どもを二人はいらっしゃいました。

でも、今の職場は、結婚はしていても、
子どもがいなかったり、
結婚していない人も、
かなりの人数いらっしゃいます。

わが子に、
「なぜ私は一人っ子なのか?」
と質問されました。

わが家の場合ですが、
わが子が病気になったとき、
私一人が勤めを休み、
看病をしていたことが、
一番の理由です。

先程独身時代メーカー勤務していたことを描きましたが、
職場の方々は、ほぼ同居でした。
三歳ぐらいまでは、
おばあさんが面倒を見て、
四歳から保育園入園。
送迎や病気看護は、おばあさんが引き受ける。
そんな家庭が多かったのです。

わが家は核家族でしたが、
週末は母の実家に泊まり、
長期休みも母の実家にいました。
病気になれば、祖母が病院に連れて行ってくれ、
母の実家で看病してもらっていました。
そんな生活を小学校までしていました。
だからこそ、実母は正社員で勤め続けられたのです。

自分を置き換えてもわかりますが、
子どもが熱が出たら、誰が迎えに行き、看病するのか?
一人で留守番が出来ない年齢の時、
誰が面倒を見るのか?
子どもが小さい時は、
夜中に救急病院に連れて行き、
一晩中寝ずに看病なんて、
そんなに珍しくありませんでした。
これで具合が良くなれば出勤でき、
悪ければ休むことになります。
ですから、子育ては、若い時、
体力のある時に適していると、
個人的に思います。

子どもが幼少期は、
病児保育が少なくて、
預けることが大変でした。
人数がいっぱいなら休むしかありません。
休むことを考えると、
やはり勤務先は非正規雇用です。

その話をした時、
「保育園も大事だけど、
病児保育も大切だな」
「非正規雇用の結婚は、
ハードルが高いから、
結婚・出産した夫婦は、
同僚と能力が同等なら、優先的に
なれるようにする」
「不妊治療助成は、
若い時に高額のほうが、
子どもを産もうと考えるかも」
「妊娠・出産は無料にするか、
低額で可能にする」
「出産は命がけだから、
医療の進歩は必要」
「教育費が高いから、
やっぱり教育費の軽減は必須」
などいろいろと言い出しました。

よく子ども手当てを増やすなど言われますが、
実際5千円増えるから、
子どもを産もうなど考える人は、
中々いないと思います。

私が結婚した頃は、
自治体によっては、
子どもひとり出産で
100万出すなんてところもありました。
むしろそれを目当てで、
増えすぎた自治体もあったぐらいです。

わが子が、少子化をちょっと真剣に考えるようになったのは、
良いことだと思いました。







コメントを投稿