先日、お得意さんと話していた時、
「共通テストと比較すれば、
模試は難しい。
逆を言えば、模試と比較すれば、
共通テストは簡単に出来ている」
と言われ、困惑。
以前このブログでも書きましたが、
東進模試で3-4割の正答率でも、
国立医学部医学科に合格している人は実在します。
たった3―4割!?
と、私も思いました(笑)
実は、東進模試と言うのは、
受験生の数が圧倒的に少ない。
東進の生徒+希望者なので、
全体で5万人程度しか受験しないので、
偏差値がかなり低く出ると言われています。
逆にやはり多いのは、
駿台・河合です。
駿台・河合は、30万人以上が受験すると言われています。
これは、学校で受験出来る生徒が多いからです。
特に河合は、偏差値が信用できる
良問を出す模試と言われています。
逆に駿台は、レベルが高いと言われています。
ちなみに本番は、受験生は50万人以上です。
駿台は、ベネッセと組む駿台ベネッセ模試があります。
共通テストになってからは、
実は、この模試が一番本番に近いと言われています。
わが子はずっと模試に苦戦しているわけですが、
お得意さんもトライの先生方も
そんなに焦っていません。
なぜなら、
「初見の問題に割と強い」
からです。
模試と言うのは、良くも悪くも、
過去のデータで調べ、はじき出します。
ですから、毎年そんなに代わり映えしない。
お得意さんは、わが子が受験した
河合の記述問題をご覧になったとき、
「思考力の問題が少なすぎる」
と言われました。
河合は駿台同様、
共通テスト模試と記述模試で、
ドッキングさせ、志望大学の判定をします。
「センターのころ良かった模試がいいとは限らない」
と言われ、驚きました。
「本番よりも模試のほうが簡単だった」
というクレームを防ぐため、
模試のほうを難解に作成します。
そのため、本番の共通テストは
模試を繰り返しした学生は、
簡単に感じるというわけなのです。
しかし、前々回の数学はかなり難解だったため、
各予備校、かなりのクレームがあったそうです。
また、今年度の英語は、
「これ以上高校英語で難しい問題は、作成できないのでは?」
と言われています。
わが子はリスニングが割と得意なのですが、
※英検やセンターなどは満点か数問間違い
わが子でも8割行きませんでした。
どんどん難解になっていく共通テスト。
一体どんな風になっていくのでしょうか?