さて、初心者の皆さん、まずは鉄則から。
<鉄則>
投資話に関しては、相手を徹底的に疑ってかかれ。
例え相手が一流企業の人間であっても、親戚であっても、だ。
日本の低金利と言う言葉、これはもう聞き飽きるほど聞いていると思う。
それじゃ日本株は儲かっていますか?
個別に見れば儲かっている人もたくさん居ると思うけれど、「日経平均」と言う日本の株式市場の全体を見る指数はね、私が大卒でD証券に入社した時とほぼ同じなのだよ。
1986年当時の日経平均は15000円を越えてきた所で、そこからバブルの絶頂期に付けた40000円弱を経て、今再び15000円近辺ですわな。
つまり株式市場だって今はそんなに儲かっちゃ居ない、ってこと。
そんな中で儲け話なんてあろうはずも無いのですよ。
やれアジア株がどうの、ヨーロッパのファンドがどうの、きっと色々なアプローチがあるんだろうけれど、世界中のプロ達が金儲けに散々苦心している状況で、貴方だけが儲かる話なんて絶対にありませんので。
さて、それではそういう声をまず無視出来るようになってきたら、自衛手段として「自分の手による株式」を考えて行こうではありませんか。
「お金100万円くらいあります、何が良いですか?」的な質問を見るけど、そんな安易な態度はやめましょう。
まず私が皆さんにして欲しいのは、新聞の株価欄を「眺める」こと。
日経新聞でなくてもどの新聞の朝刊にも夕刊にもありますな、あの株式欄。
まずは眺めてみましょうや。おっととりあえず「東証1部」ってとこだけでOKです(と言ってもその数は莫大だけど)。
さて漠然と眺めても埒が明かないので、貴方が良く使うスーパー、ガソリンスタンド、所有してる車、冷蔵庫、自宅、使っている銀行、テレビ、トイレットペーパー、シャンプー、DVDプレーヤー、洋服・・・・
これらのメーカー名をきっちり見てみて下さいな。
この順番でメーカー名を考えてみれば、例えばこんな感じの答えになるかな。
スーパー(ヨーカドー)、ガソリンスタンド(出光)、所有してる車(トヨタ)、冷蔵庫(三洋)、自宅(積水ハウス)、使っている銀行(みずほ銀行)、テレビ(シャープ)、トイレットペーパー(大王製紙)、シャンプー(花王)、DVDプレーヤー(ソニー)、洋服(ユニクロ)・・・
食品だってレトルト食品だって、あるいは旦那さんが毎日使ってる鉄道会社、好きな航空会社、旅行会社、身の回りにはまずは株式市場になれるためのたくさんの材料が目白押し、って事を忘れないで頂きたいのだね。
そんな中で気になるメーカーがあれば、その会社が新聞の株式欄に載っているかどうか探してみよう。(別にメーカーに限らずに、金融機関でもガス会社でも何でも良いから気になる会社名を発見すること)
おっと、ユニクロは「ユニクロ」って名前じゃなくて「ファーストリテーリング」(ファストリ、と我々は略します)って会社なので、念のため。
それでもって出来れば同じ業種の中で個人的な比較をして欲しいのだ。
つまり、あたしはJALよりANAの方が好き、ヨーカドーよりAEONの方が店員さんが親切、この間買ったダイキンのクーラーはすぐ壊れたけど今度の東芝はなかなか良いな・・・
そしたら比較してる会社を株式欄から探し出せ!
もしかしたら値段に物凄い差があるかも知れない。片や1万円って書いてあるのに片や300円、みたいな。
でも気にすること無かれ、まずは気になる会社を探し出して、そして1週間とにかく毎日見て下され。
お金も掛からないし、時間はちょっと掛かるかも知れないけれど、くだらない投資話にだまされない為にも1日20分くらいは株式欄を眺めてみようよ。
この目的って、これは私独自の見解なんだけど、「目を慣らす」って事なのであるね。
毎日同じ会社の株価、しかも自分の身の回りにある何かを今日も作っている会社の株価を見て、それに慣れることがまずは重要だとかねがね思っているのだよ。
月曜日の300円が翌日は295円になって、金曜日には320円になってる・・・こういう感覚に慣れて欲しい。
つまらない人を煽るような株式投資の掲示板やらを見る時間があったら、正攻法で行きましょうぞ、皆の衆よ!
<鉄則>
投資話に関しては、相手を徹底的に疑ってかかれ。
例え相手が一流企業の人間であっても、親戚であっても、だ。
日本の低金利と言う言葉、これはもう聞き飽きるほど聞いていると思う。
それじゃ日本株は儲かっていますか?
個別に見れば儲かっている人もたくさん居ると思うけれど、「日経平均」と言う日本の株式市場の全体を見る指数はね、私が大卒でD証券に入社した時とほぼ同じなのだよ。
1986年当時の日経平均は15000円を越えてきた所で、そこからバブルの絶頂期に付けた40000円弱を経て、今再び15000円近辺ですわな。
つまり株式市場だって今はそんなに儲かっちゃ居ない、ってこと。
そんな中で儲け話なんてあろうはずも無いのですよ。
やれアジア株がどうの、ヨーロッパのファンドがどうの、きっと色々なアプローチがあるんだろうけれど、世界中のプロ達が金儲けに散々苦心している状況で、貴方だけが儲かる話なんて絶対にありませんので。
さて、それではそういう声をまず無視出来るようになってきたら、自衛手段として「自分の手による株式」を考えて行こうではありませんか。
「お金100万円くらいあります、何が良いですか?」的な質問を見るけど、そんな安易な態度はやめましょう。
まず私が皆さんにして欲しいのは、新聞の株価欄を「眺める」こと。
日経新聞でなくてもどの新聞の朝刊にも夕刊にもありますな、あの株式欄。
まずは眺めてみましょうや。おっととりあえず「東証1部」ってとこだけでOKです(と言ってもその数は莫大だけど)。
さて漠然と眺めても埒が明かないので、貴方が良く使うスーパー、ガソリンスタンド、所有してる車、冷蔵庫、自宅、使っている銀行、テレビ、トイレットペーパー、シャンプー、DVDプレーヤー、洋服・・・・
これらのメーカー名をきっちり見てみて下さいな。
この順番でメーカー名を考えてみれば、例えばこんな感じの答えになるかな。
スーパー(ヨーカドー)、ガソリンスタンド(出光)、所有してる車(トヨタ)、冷蔵庫(三洋)、自宅(積水ハウス)、使っている銀行(みずほ銀行)、テレビ(シャープ)、トイレットペーパー(大王製紙)、シャンプー(花王)、DVDプレーヤー(ソニー)、洋服(ユニクロ)・・・
食品だってレトルト食品だって、あるいは旦那さんが毎日使ってる鉄道会社、好きな航空会社、旅行会社、身の回りにはまずは株式市場になれるためのたくさんの材料が目白押し、って事を忘れないで頂きたいのだね。
そんな中で気になるメーカーがあれば、その会社が新聞の株式欄に載っているかどうか探してみよう。(別にメーカーに限らずに、金融機関でもガス会社でも何でも良いから気になる会社名を発見すること)
おっと、ユニクロは「ユニクロ」って名前じゃなくて「ファーストリテーリング」(ファストリ、と我々は略します)って会社なので、念のため。
それでもって出来れば同じ業種の中で個人的な比較をして欲しいのだ。
つまり、あたしはJALよりANAの方が好き、ヨーカドーよりAEONの方が店員さんが親切、この間買ったダイキンのクーラーはすぐ壊れたけど今度の東芝はなかなか良いな・・・
そしたら比較してる会社を株式欄から探し出せ!
もしかしたら値段に物凄い差があるかも知れない。片や1万円って書いてあるのに片や300円、みたいな。
でも気にすること無かれ、まずは気になる会社を探し出して、そして1週間とにかく毎日見て下され。
お金も掛からないし、時間はちょっと掛かるかも知れないけれど、くだらない投資話にだまされない為にも1日20分くらいは株式欄を眺めてみようよ。
この目的って、これは私独自の見解なんだけど、「目を慣らす」って事なのであるね。
毎日同じ会社の株価、しかも自分の身の回りにある何かを今日も作っている会社の株価を見て、それに慣れることがまずは重要だとかねがね思っているのだよ。
月曜日の300円が翌日は295円になって、金曜日には320円になってる・・・こういう感覚に慣れて欲しい。
つまらない人を煽るような株式投資の掲示板やらを見る時間があったら、正攻法で行きましょうぞ、皆の衆よ!