逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

熱すぎず、冷たすぎず。
リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

春一番

2008年02月25日 | お酒

「つく~し~の子が 恥ずかしげに顔を出します~♪」byキャンディーズ

なんて言ってられないくらいハンパない強風でしたね

こんにちは、ツジです


週末は春一番が吹き

都内では瞬間最高27.9メートル強風

近所のビルでは屋上の足場が崩れ

鉄板70枚、鉄製のパイプ50本が道路に落下

靖国通りは通行止めに!

「市谷駅前の事故現場」

「散らばった鉄骨たち」

「撤去作業が深夜まで続く」

幸いなことに崩れ落ちる前に通行止めに

していた為、ケガ人などはなかったが

普段は交通量も多い交差点なので

通行止めにしていなかったら大惨事だったでしょう・・・

あー恐ろしい

(ちなみに一番下の写真は通行止めになっていたため靖国通りの真ん中にカメラを置いて撮影。普段絶対撮れないアングル。)


こんな日は、おとなしく家にいるのが一番

てなわけで学生時代の友人達と鍋パーティをしました

寒い日は鍋が最高!

人生初の「土手鍋」


友達から「今日は土手鍋にしよう」って言われたとき







でした

「河原の土手で鍋するの?寒いじゃん?」

なんて本気で思ってしまいました・・・




正体はコレでした

どてーーー!

味噌を土手のように鍋の縁に塗って

好みの味噌加減にしていただくという

なかなか合理的な鍋じゃないですかー

コレが「土手」の正体だったのかー

(ちょ・・・これ味噌塗りすぎじゃないですか・・・?)



豆知識:味噌を土手のように塗るので「土手鍋」と呼ぶようになったのが定説ですが
       行商人の「土手さん」が考案した説、大阪の土手で売っていた説などがある

 
    



鍋の具材は

白菜、ネギ、豆腐、えのき、しめじ、舞茸、椎茸、豚肉・・・

次々と鍋に放り込んでいきます

煮えるまでの時間が実に待ち遠しい

この時間を埋める為に

とりあえずビールで乾杯!




ぐつぐつぐつぐつ・・・


いい具合に煮えてきました

蓋を開けたとき湯気が

「もわぁ~~」

っていうのがいいんだよね!鍋は


ここでメインの「牡蠣」投入!

(しかし哀しいかな自分は牡蠣が食べられないのです・・・

昔、お腹を壊して以来食べられない身体になってしまったのデス)

軽く火が通ったら完成!


「見せてもらおうか、土手鍋の性能とやらを!」

まず少しだけ土手を崩してみる

スープがみるみる味噌で染まっていく

部屋中にいいにおいに包まれる

もうね、見た目で、これ絶対おいしいよね




実際食べてみる・・・



やっぱりおいしいよ!


あまりのおいしさに全員無言


あっと言う間に完食



今回
おいしさのポイントはやっぱり味噌ですね

キャベツにそのまま付けて食べてもGOOD

この味噌、実は友達の手造り(会津から送ってくれました)

ほんのり甘く

市販のものでは出せない

なんともいえない素朴な味わい

心も体も温まりますね~



こたつで鍋を囲んでまったりと

学生時代の馬鹿話(ここではとても書けないような内容)を肴に

平和な夜は更けていきましたとさ