ふらっと立ち寄った、六本木ヒルズのTSUTAYAで、J-Waveでおなじみのロバートハリスの声が。こういったイベントに遭遇できるのが、港区のいいところ。
セレンディピティ。何のイベントかわからなかったけど、どうも「ビートルズ 追憶の彼方」刊行記念イベント、福岡耕造×ロバート・ハリス トークイベント&サイン会だった模様。
ビートルズは、それほど熱心には聴いていないけど、ほどほどには知っている程度。経験はしていないけれども、この時代の空気や雰囲気には憧れがある。
この時代のミュージシャンは、音楽を通して社会に訴える「何か」を持っていて、音楽を超越した存在。当時のミュージシャンがいまの日本社会をみたら何と表現するだろうかと考えてしまう。日本人は、あまりにおとなしい。海外のマネすらできない。
海外では、若者が職に就けない、就く職がないのに働けといわれて社会保障はカットされる、満足な学校教育を受けられない、社会人としてのキャリアをスタートさせることもできない閉塞感。その一方で、上の世代は、何不自由もない生活をおくっている、金融業界のエリートはとんでもない報酬を得つつ、政府を抱き込み、政府を借金まみれにして破綻に追い込みつつある、政府が破綻したら、真っ先に困るのは貧困層。金融業界のエリートじゃない。だから、世界中でデモがおこっている。
日本の若者は、なぜ怒らないのだろう、なぜ歌わないのだろう。そう思うんだけど、どうかな。日本では、大学を出たとしても、大企業の正社員になれるのは、ほんのひと握り。多くは、不安定な職にしか就けない。社会人としての基礎を築く大事な時期に、まともな社会人教育もうけられないし、給料は安い。ワーキングプア。いくつか職を転々としているうちにキャリアアップの道は閉ざされ、正社員になんてなれそうにない。給料は上がらない。35歳にもなれば、非正規の働き口すらなくなる。こんな閉塞感でいっぱいの社会に誰がした?既得権益を手放さないのは誰だ?社会を変えよう!そう歌で訴えてもよさそうなものなのに。中国と東南アジアに職を奪われてはたまらない、日本の産業を空洞化させるな!まともな仕事を!とデモをしてもよさそうなものなのに。
John Lennon - Imagine.
セレンディピティ。何のイベントかわからなかったけど、どうも「ビートルズ 追憶の彼方」刊行記念イベント、福岡耕造×ロバート・ハリス トークイベント&サイン会だった模様。
ビートルズは、それほど熱心には聴いていないけど、ほどほどには知っている程度。経験はしていないけれども、この時代の空気や雰囲気には憧れがある。
この時代のミュージシャンは、音楽を通して社会に訴える「何か」を持っていて、音楽を超越した存在。当時のミュージシャンがいまの日本社会をみたら何と表現するだろうかと考えてしまう。日本人は、あまりにおとなしい。海外のマネすらできない。
海外では、若者が職に就けない、就く職がないのに働けといわれて社会保障はカットされる、満足な学校教育を受けられない、社会人としてのキャリアをスタートさせることもできない閉塞感。その一方で、上の世代は、何不自由もない生活をおくっている、金融業界のエリートはとんでもない報酬を得つつ、政府を抱き込み、政府を借金まみれにして破綻に追い込みつつある、政府が破綻したら、真っ先に困るのは貧困層。金融業界のエリートじゃない。だから、世界中でデモがおこっている。
日本の若者は、なぜ怒らないのだろう、なぜ歌わないのだろう。そう思うんだけど、どうかな。日本では、大学を出たとしても、大企業の正社員になれるのは、ほんのひと握り。多くは、不安定な職にしか就けない。社会人としての基礎を築く大事な時期に、まともな社会人教育もうけられないし、給料は安い。ワーキングプア。いくつか職を転々としているうちにキャリアアップの道は閉ざされ、正社員になんてなれそうにない。給料は上がらない。35歳にもなれば、非正規の働き口すらなくなる。こんな閉塞感でいっぱいの社会に誰がした?既得権益を手放さないのは誰だ?社会を変えよう!そう歌で訴えてもよさそうなものなのに。中国と東南アジアに職を奪われてはたまらない、日本の産業を空洞化させるな!まともな仕事を!とデモをしてもよさそうなものなのに。
John Lennon - Imagine.