Menjoyの記事。
ついに「金持ちは他人に共感するのが苦手」が証明される
お金持ちのセレブと付き合ってみたいと思いますか?
セレブとの交際や結婚は、女性なら一度は憧れたことがあることでしょう。ところが、セレブには、他人の感情を読み取ることが苦手という欠点があることがカルフォルニア大学の研究で判明しました。
研究では、300人以上の被験者に、写真の人物や、面接で初対面の人がどんな感情を抱いているか答えさせました。
すると、教育、収入、社会的地位が高い人は、写真でも面接でも、人が怒っているのか喜んでいるのか不安なのか、はたまた混乱しているのか読み取るのが、下層階級の人よりも苦手だったのです。
「上流階級の人が間抜けとはいえませんが、ただ彼らは他人の感情に気付きにくいのです。人が困惑していても、彼らは知らん顔。同様に、人が喜んだり興奮したりしても、お金持ちはやはり反応しません」
アメリカのセレブは桁違いの人たちなので、この調査結果を自分に当てはめるのはちょっと違うかもしれないけど、確かに苦手。怒っているのか喜んでいるのか、まったくわからないわけじゃないけど、あまり感じ取れない。だから、「常に冷静にみえる」とまわりから言われる。「あんなに無茶なことを言われていたのに、何ごともなかったかのように平静に話していたよね」なんて言われて、「えっ、普通の打ち合わせだったじゃん。そんなに無茶なこと、言ってたんだ~」って気づいたこともある。だから、「後は任せた。他の人じゃあ、対応できないから」ということになる。弁護士や医者に多いタイプにみえるらしい。
資産も家柄もないけど、共感力は低い。それほど鈍感ではないけど。「感情が表に出ないよね、常に冷静だよね、感情の起伏、無いよね」なんて言われるけど、実は違う。相手が怒っていることに気づいていないだけ。逆に、嬉しいときにも、「冷静なもう一人の自分」がどこかにいて、その目線で自分を見ちゃう。だから、あっという間に冷めちゃう。それじゃあ、さすがに社会ではやっていけないから、心の底から喜ぶふりをしつつ、「何て言えばいいんだろう、どうすれば喜んでいるようにみえるんだろう」って、一生懸命、考えている自分がいる。それって、嬉しいときにも、悲しいときも同じ。冷静な自分をさとられないようにしているけど、わかっちゃうんだろうね。
だから「常に冷静」、「弁護士タイプ」、どんな時にも「論理的に組み立て、整理し、あっという間に結論を導き出す」という人物評価。
ビジネスの最前線でやっていくには、このタイプは非常に強い。どんな時にも成果も出しやすい。でも、私生活じゃあ、「共感力が低い」って評価なんだろうな、きっと。
言い訳半分だけど、共感力が低いだけで、「冷たい人」ってわけじゃないよ。言われていないことに気づいたり、感情を表に出したりするのが苦手で恥ずかしい、ただそれだけ。「居酒屋で親友と馬鹿騒ぎ」はできないけど、「落ち着いた店で、いろんなことを掘り下げてじっくり話す」のはできる。常に冷静で、ニコニコしていれば、「穏やかな人」になる。そんな感じ。