一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2019.9.15~16 明神平テン泊

2019年09月18日 | 大台ケ原・高見山・倶留尊山
3連休の二日目、この日と翌日は晴れ間が見え隠れする予報。
それならテン泊出来る所をあちこち考えたが、のんびりと明神平で星空を眺めたいなあと思い、自宅を7時半頃出て東吉野の大又を目指す。
大又の笹野神社で登山届を書いて山行の無事を祈願する。
10時前に大又の駐車場に着くとほぼ満杯状態。



手前側のスペースに車を停めて10時過ぎに出発する。
沢の流れを見て歩いて行く。



林道脇にはアケボノソウも咲いている。





予報通り稜線上は青空が広がっているようで早く上まで登りたいなあと思う。



ヨコグラ谷に着いた所で一息入れる。







ここから登山道に入って行くが17キロのバックパックのせいで汗を絞られる。



何度か左右へと渡渉を繰り返し、ようやくのこと11時50分に明神滝に到着する。





ここから一登りをした所で右手後方に青空に映える薊岳が望め、高度が上がって来たなあと感じる。





自然林のつづら折れの道を汗を流しながら登って行く。



やがて前方に明神平の稜線が見え出すとあと一息といった所。
水場に着いたのでここで料理で使う水を2L汲む。
飲用は持ち上げた水にして、お茶は沸かしたお湯で作る。



振り返れば遠く右手に葛城山と左手に金剛山が望めた。



そして大又の駐車地から3時間、1時にあしび山荘前に到着した。



雲は多いものの青空の広がる明神平はとても気持ちが良くて、登って来た疲れも癒される。



前回テン泊した時は5月で寒く、樹林帯の中で2泊したが、今回は青空の下で設営することにして場所を探す。



樹林帯の中で2張、メインの所も2張で以外にもテント数が少なかった。
あちこち見て東屋の下辺り、薊岳が正面に見える場所で設営することに。



テン泊の準備が整った所で2時20分にアタックザックに水分を持って明神岳へ登ることにする。



稜線上に出ると大峰の山々や台高の稜線が見れて来て良かったなあと感じ入る。





振り返るとスキー場跡地の奥に曽爾の山が見える。



遠くは大台ケ原か、また近い内に行ってみたいなあと思う。



空身のようなアタックザックということもあり、快調に明神岳には30分ほどで着く。



少し先の前方が拓けた場所で保冷ボックスに入れた冷たいゼリーを飲んでヤマコー地図を出してしばらく過ごす。
桧塚奥峰にも行ってみたいが片道50分のコースタイム、時間を考えて今回はパスする。
山登りは天気に恵まれることがなによりのことで、ましてや近くにテントがあるので夕暮れに向けてのんびりと時を過ごせるのが有難い。
3時過ぎに明神岳を後にして樹林帯の方へと下る。





樹林帯の水場の状況を確認してからテントに戻る。
陽が傾きかけた4時頃からのんびりと過ごすことに。
コップを忘れたがペットボトルをカットすれば丁度良いコップになった。



東屋のベンチでは二人連れが夕食を摂っていたのでこちらもおじゃますることにして、山の話をして楽しい一時を過ごす。
陽が沈みだすとテン泊ならではのプレミアムタイムを楽しむ。







ラジオの7時のニュースを聴きながらシュラフに入っているといつの間にか寝入っていた。
9時過ぎ目覚めて空を眺めると満天の星空が広がっていた。
1時頃にテントを出ると星空から一転して前日の満月から一日経っている月明かりでヘッデンも要らない明るさだった。

翌朝、4時過ぎに起き外を見るとガスが出ていて視界が無い。
シュラフに潜り込んだまま明るくなるのを待つ。
6時前に朝食を摂ろうと起き出すが、予報に無かった雨もポツポツ降りだす。



天気予報は中部、南部とも晴れ時々曇りのことだが山の天気は読めない。
すぐにガスも抜けて晴れ間が広がるのを待つが9時前になっても状況は変わらない。





晴れていれば薊岳に登ろうと思っていたが、今回はこれまでにしてテントを撤収することに。
小雨が降っていたので荷物を東屋の中で広げてパッキングする。
10時に明神平を後にして往路を戻る。







ヨコグラ谷の所で一息入れ沢の流れを見ながら林道を下る。





11時40分に駐車地に到着。



振り返ると稜線上はまだガスが巻いていた。



帰路、笹野神社に寄って無事下山出来たことでお詣りする。



ここからすぐの所にあるやはた温泉に行って汗と疲れを流して見れなかったMGCのことを放送しているTVを見てゆっくりと過ごす。
そして水越峠を通って帰る方が早いのではと思いながら、ナビの示す大和高田バイパスを通って自宅へと帰った。























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