一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2020.10.25 明神平 伊勢辻山直登ルート

2020年10月26日 | 大台ケ原・高見山・倶留尊山
先週に大峰山脈の大普賢岳に登り素晴らしい一時を過ごすことが出来、今週もどこに行こうか思案する。
大峰山脈に行ったならやはり台高も見ておきたいと思い、最近よく歩かれている記事の多い大又駐車地から伊勢辻山にほぼ直登するルートを登り縦走路を歩くことにして7時過ぎに3台ほどスペースが空いていた大又に車を停める。
靴を履き換えたりして準備をしていると、次々車がやって来て空きスペースも埋まり路肩に駐車していた。
この日の足元は前日に張り替え修理の出来上がった登山靴を取りに行ったので新品気分♪だ。



7時半近くになり多くの人が準備している中スタート。



先行する人を見ながらすぐの橋を渡って行く。



取りついてすぐに後方からトレラン風の軽やかな足取りの人が追いついて来たので先へと行ってもらうと、背負子のバックパックに違和感を感じた。
その後この方とは国見山山頂で一緒になり話をいろいろとさせてもらった。
そのことは後述するとして、初っ端からかなりの急登で息が切れてくる。
30分ほどの登りが一段落した所で植林から自然林になってきたので一息つく。



しばらく登るとまた植林地帯に突入。
天気が良くて陽が差して吹き抜ける風も冷たくて火照りだす身体に心地が良い。
当初の急登はきつかったが、その後は踏み跡もしっかりあって迷うことなく一般道を歩いているような感じだった。



1時間ちょいで稜線に飛び出たので伊勢辻山へと向かう。
流石に稜線上の吹き抜ける風が冷たいがウインドブレーカーを羽織る程では無い。





伊勢辻山は未だ閉じたリンドウが足下にあるくらいで見るべきものも無いので元に戻り視界が拓けた場所で一服する。







これから歩くであろう稜線や先週歩いた大普賢岳、向かい側の薊岳も望める。







色づいた木々やブナの黄葉、落ち葉を踏みしめて歩くのが心地良い。







赤ゾレ山で振り返ると先程いた伊勢辻山のピークが見える。







赤ゾレ山から少し下った所がよくネットにも画像が上がっているハート池に着く。



馬カケ場辻に来ると大又の集落辺りが望めた。







しばらく行くと左手に自然林が色づいた見応えのある稜線が望めだした。
帰宅後、地図で調べてみると多分木梶山、梅尾の稜線ではないかと思うのだが機会があれば訪れてみたいと思う素晴らしい稜線だった。





稜線上は水場は無いものの所々テン泊適地と思えるような場所もあった。





10時半になった所で国見山に到着したので荷を下ろして一服する。



ここで出発時に出合ったトレラン風の方と一緒になる。
伺えばキノコ採りに来たとのことで背負子もそれで納得した。
明神平へは国見山からは後は水無山に登るだけなので足取りも軽くなる。





先行されたキノコ採りに来ていた人が稜線を逸れて歩き回られていたので収穫の具合を伺うと、気軽に背負子を下ろされ沢山のキノコを見せてもらった。





キノコは全く判りませんというと最初の画像がヒラタケと教えてもらった。
一緒に歩き出すと、これは食べられるムキタケ?で上にあるのが毒のあるツキヨタケだとのこと。





ムキタケは簡単に割けるんですよと実演して下さった。





奈良の橿原から来られたとのことで以前トレランをしていたが痛めてリハビリ中とのことでキノコ採りをしていると言っておられた。
国見山に来るまでも稜線を外して谷筋に下りて行ったりされたようで相当歩かれていて、リハビリもある程度回復しているのではという足運びだった。
水無山に登った所でこちらのペースでは遅々として進まないので別れを告げると脱兎のごとく下って行かれた。





こちらは明神平へのザレた下りを転倒しないように風景を楽しみながらゆっくり下った。









明神平は風があるものの青空が広がっていて最高のロケーションが広がっていた。







11時半になり東屋が空いていたので荷を解いてダウンを着こみ休憩を摂った。
青空に飛行機が通り、それを見ているだけでものびやかな気分になる。
12時15分になった所で下山することにして明神滝へと下って行く。
金剛山と葛城山も前方に望める。





明神平から明神滝まで辺りの紅葉が赤色、黄色、緑色を織り交ぜたすごい景観が展開されていた。











ここに来れたことにテンションが上がりっぱなしだった。
そして明神滝に到着。





流れを見ながら高度を下げて行く。





林道に下り着いて大滝を覗き見る。



2時前に多くの車が停まる駐車場に下り着き、素晴らしかった山行を終えた。



帰路、やはた温泉に寄って汗を流して帰ろうと考えていたが、湯上りに風邪を引いてしまっては元も子もないので素直に変えることにする。
行楽日和で桜井市に入ると渋滞が始まっていたが、のんびりと一日の山行を振り返りながら富田林に帰ったのだった。















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