一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.4.22 タカハタ谷 寺谷

2018年04月23日 | 金剛山
晴天が続き、気温もどんどん上がり大阪では夏日の27℃になる予想。
この日は車を家族が使うのでバスで金剛山に行くことにする。
自転車とも思ったが、気温が高いので途中バテてしまいそうになるなあと思ったのと、久しぶりに70Lのバックパックにテン泊道具を詰めてトレーニングする。
食料をあまり入れていないが、バックパックの重さは11kgでウエストポーチにカメラも入れて持って行く。
富田林駅まで汗ばみながら35分ほど歩き、駅前のローソンで食糧調達。



冬場と違いこの時期なら空いていると思っていた8時20分発の水越峠行きに向かうと超満員。



臨時バスが出るかと様子を伺っていると、後から来た人達も前から乗り込んで行く。
水越峠行き希望が自分一人だけとなり、金剛バスの人も水越峠へ行くなら前からでも乗ってもらえませんかと言われたが、このぎゅうぎゅう詰めで乗り込む気になれず次便の千早登山口へ行くことにする。
ガラ空きのロープウエイ行きに乗って千早登山口で下車しタカハタ谷を歩くことにして9時半頃登山口を出発。
先日この谷を下り、可憐なシロバナのショウジョウバカマを見ることが出来て感激したが、今は花が散って茎が伸びて行く状態だった。



ツツジオ谷の分岐から詰めて行くが朝早めに登られた人達が次々下山されてきて行き違う。
松ノ木尾根へ派生する斜面は陽が当たり気持ち良いが、気温が高めで荷の重さが加味して汗を絞られる。



足下にはチゴユリが咲いていて楽しませてくれる。



松ノ木尾根への分岐を過ぎて水場に行くまでの谷筋に何か白い花の群落があるなあと見てみるとイチリンソウがちょうど盛りと言った感じで咲いていて永い間見惚れる。
毎年ここで咲いているのだろうけれど、自分にとっては初めての出会いとなる。





しばらく眺めてから水場から尾根筋まで一登りすると明るい自然林がある所に着いたのでバックパックを下ろして休憩をする。
休憩している目の前の木に花が付いているのが2本あるがなんの木か判らない。





この辺りのヤマブキはまだ蕾もあり、綺麗な色をしていた。



また植林帯に入り、しばらく斜面を登って行くと稜線に到着。



ここまでくればブナの木を眺めながら詰め、11時15分沢山の人が休憩している国見城跡に到着。



遠望は春霞というよりはPM2.5の影響かぼやけている。
捺印所でカードを更新して151回目の判をもらう。
井戸広場に戻ると日陰の場所がちょうど空いたのでここで昼食を摂って休憩した。
ほんの少し前まで暖かな陽の当たる場所で休んでいたが、この日は日陰が有難かった。
休憩後、葛木神社裏手のカタクリがどうかと思い移動。
ちょうど盛りから枯れかかっている株もあったが、間に合って良かった。







葛城山のツツジはまだまだ先のようだが、こう気温が高い日が続くと他の花と同じように早そうな感じだ。




そしてもう一ヶ所きになっていたカトラ谷のお花畑に向かう。
通行止めのロープはあるが多くの人が入っていた。



先週日曜日に2・3輪とのことだったが、この日見た感じは5~6割方咲いている感じだった。







昨年見ることが出来なかったフデリンドウを見に行くと、今年は見ることが出来た。





色々とじっくり観察していると、花に詳しい方からホソバノアマナがあるのを教えて頂く。
花期が短くてなかなか咲いている所を見ることが出来ないらしいが数株あったので場所を憶えておくことにする。



もう充分堪能したのでカトラ谷の崩壊斜面を眼下に確認するが、改めて自然の怖さを感じる。



バイケイソウとエンレイソウを見て山頂へと登るが次々と人が下りてくる。



サイゴクサバノオも確認してから井戸広場に戻る。



下山は寺谷へと向かう。
谷筋には涼しい風が吹き抜けていて気持ちが良かった。





百ヶ辻から富田林駅行きのバスに乗り込んでバスの中でうたた寝。
気だるい感じでバスを降り自宅に帰った。





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