３月２４日、
横浜美術館で開催中の
『ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡』
を観に行きました。
まさに古代ローマ文明の奇跡！の展示。
火砕流によって埋もれた噴火犠牲者の型取りに衝撃を受け、
ローマ時代の彫像の見事さに惚れ惚れとし、
銀食器類やガラス製品の充実度や、
数々の装飾品の精巧さに感嘆！
火山灰に覆われていたために風化することなく、保存状態良く保たれ、
壁絵など当時の色彩のまま残っていて、
彩色されたビーナス像など、希少なものも見ることができました。
のみならず、
ピサネッラ荘の高温浴室などは、なんとボイラーで追い炊きのできるお風呂！
豊かな生活環境が整っていたことを窺わせます。
それにしても、これらの展示品が作られた時代、
日本は弥生時代だったことを思うと、
その違いにただただ驚くばかり。
町ごと埋もれるという大災害でありながら、
１７００年後に発掘され、
２１世紀を生きる私たちの目にも触れることができるという、
その意味においても、奇跡の展示と言えるかもしれません。
ちなみに、ポンペイ展のチケットで、
横浜美術館のコレクションも見ることができました。
