原題:OBLIVION(R15+)
2013年・アメリカ(124分)
製作:ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク、
ダンカン・ヘンダーソン、ジョセフ・コシンスキー
原作&監督:ジョゼフ・コシンスキー
脚本:ウィリアム・モナハン
音楽:ジョセフ・トラパニーズ
出演:トム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコ、
ニコライ・コスター=ワルドー ほか
鑑賞日:2013年6月12日 (川崎)
トムさん主演のSF最新作をIMAXで観てみようと、
川崎の109シネマズに行ってきました。
『トロン:レガシー』の監督と
『猿の惑星:創世記』のプロデューサーがタッグを組み、
どんなSF世界をクリエイトしたのか?!も、気になるところ。
果たして・・・?
<ストーリー>
エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、
その戦いによって地球が半壊してから60年。
生き残った者たちがほかの惑星へと移住してしまった中、
ジャック・ハーパーだけが地球に残って上空から偵察していた。
パトロールに向かっていた彼は、
誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。
混乱するジャックの前に現れたのは、
ビーチという謎の男。
彼との遭遇を機に、ジャックは地球、人類、
そして自身の運命を担う冒険に出ることに。
やっぱり、IMAXはすごい!!
鮮明でリアルな映像とサウンド!
迫力の重低音!
ただただ、2077年の世界にどっぷりと入り込んで鑑賞・・・、
いや、体験しました!!
いやぁ、こういう作品は、映像とサウンドが命だと実感。
IMAXで観て正解でした!!
IMAXの映像度:★★★★★★★★★★★★★★★
IMAXの音響度:★★★★★★★★★★★★★★★
IMAXの体感度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
鑑賞後の総合評価:★★★☆
「えっ?IMAXの感想じゃなくて、映画の感想は?」 ですか?
う~~~~ん、
・・・・・・世界観は好きです。
映像も好きです。
監督自身がグラフィックノベルとして出版しているだけあって、
コンセプトはしっかりしているし、
紙の上とは違った空間の広がりや世界観が、
しっかり表現されていて、いいと思えました。
トムさんも嫌いじゃないです。
ほかのキャスティングも良かった。
どちらかと言えば好きな映画です。
でも、結局のところ、
本作の核は、ラブストーリー(愛のメモリー)だった。
そして、愛の物語なのに、それほど心に迫るものがなかったんだよなぁ。
グッと込み上げてくるものもなかったし、
切なさも中途半端だったし、
分からなくもないけど、
「なるほど!」と得心するほどのこともなくて。
個人的には、ラストシーンもうまく消化しきれなくて・・・。
素直に受け止められず、
なんだかモヤモヤ~としたままエンドクレジットが流れ始めてしまい・・・。
「どうして?」と訊かれても、
それについては、主人公ハーパーの正体に触れなくてはならないし、
=ネタバレになってしまうので、理由を詳しく説明することはできないんですけどね。
ただ、一緒に鑑賞した妻は、隣の席でポロポロと泣いていました。
妻には琴線に触れるものが充分あったようです。
余談:
終幕後、本作は積み残したことが諸々あるような気がしてしまいました。
特に気になるのは、もう一人のヴィクトリアのこと。
スカイタワーにひとり残された彼女のことは、ほったらかし?
タイトルのオブリビオンて、忘却って意味だけど、
それこそすっかり忘れられてて、一番可哀そうな気がするんだけど。(笑)
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