かえるところ

田舎のおうちで何をしよう。ひとまず家族でリフォームし、私は野菜を作ってみよう。

瓦のかけら再び

2006-04-04 00:05:05 | 古民家再生
二列に積んだ
のし瓦の間に
漆くいと瓦のかけらを
交互に積んで、
最終的に銅線が
出てくるようにと、
そう、
こんなふうに使うのでした。

この銅線で、
一番上に乗せる瓦、
雁振(がんぶり)を
固定します。

棟完成

2006-04-04 00:04:51 | 古民家再生
雁振を積んだら
棟の完成!

漆くいや瓦を積み上げるときに、
上段の瓦の調整をしていたら
下段の瓦が動いてしまったりしたそうで、
その力加減に
コツがあるのだと
思いました。

雨漏り、しないように…。

まだ
棟ひとつ
隅棟ふたつ、
残ってます。
軒の瓦葺きも。


醸造の科学と技術展

2006-04-02 22:05:33 | 科学館
久しぶりに科学館へ。

「うまいっ!!
 醸造の科学と技術展」

味噌や醤油などを
科学的に分析したものを
分かりやすく展示してあり、
ふむふむ。

味噌のできるまでを
ビデオ放映してあり、
それは工場生産している
様子を写したものなのだけど、
あまり見る機会のないもので
ほ~、
すごいなあ~。

そして何より、
麹室。
麹を作る部屋を
会場中央部に再現してあるのだけど、
中にはたくさんの
木箱が積み上げられて
菌がびっしりと発生した
麹が寝かせてあった。

麹を目にする機会は
なかなかないので、
味噌の中にこんなのが入ってるなんて、
と思う子どもたちもたくさんいただろうな。

そして、
今回の展示について感じたのは、
細部に至るまでのこだわり。

字体やトリミングで
展示内容に関する雰囲気を
うまく匂わせつつ
パンチの効いた
人目を引くチラシから始まって、
http://www.city.himeji.hyogo.jp/atom/jyouzou/jyouzou.htm
展示に使われている
多数の木箱や樽、桶などの
骨董品は
実際に近隣の製造所で
長年使われてきた、
また使われている、本物。
大人が見ても十分楽しめる。
ビデオコーナー前の
寄席との仕切りは
本物の竹でできていて、
それを支える杉か何かの支柱は
竹を通す部分を丸くくり貫いてあり、
足もついていた。
その上、
雰囲気を出すためか、
焼き目も入れてあった…。
細かいことだけど
う~ん、
意気込みを感じる…!

日本食離れした現代の食生活を
憂いまじめに反省を促すという
わけではなく、
こんなふうに
素敵に演出された
空間を楽しめたら、
翌日の朝食に
味噌汁を頂く人が
増えそうな予感?

ショップにはさりげなく
関連商品が販売され、
うんうん、結構やるな~。

レストラン脇には
味噌のセルフ試食スペースが設けられ
至れり尽くせり。
私は試食せず終い。
ほんとはしたかったのだけど。

持ち込み自由のレストランで
軽いお昼を頂いた。
いつも清潔にしてある
丸いテーブルには
かわいいすみれが咲いていて、
座るとほのかに
甘い香り。

やっぱり科学館、
いいな。

ショップにある
木のオルゴールと
カラクリ木のおもちゃ、
紙を折って作る動物や昆虫のキットが
欲しかったなあ。




瓦葺き東側

2006-04-01 22:27:48 | 古民家再生
天気やら何やらで
長引いていた東側の軒瓦、
ほぼ完成。

やり始めたら
二回目の挑戦と言うことで
すいすい
ほいほい、
思いのほかはかどったとのこと。

だけど
ここからの
最後の詰めが大問題!

熨斗瓦(のしがわら)を積むこと。
ブルーシートの棟部分と
軒東側と南側が交わる隅棟部分。

かなり高度な技術を必要とするので
お世話になっている
瓦屋さんは
心配して下さっているそう…。


2006-04-01 22:27:36 | 古民家再生
これはもともと屋根に施工してあった
古い隅棟。

のし瓦を4段積んで
その上に雁振(がんぶり)瓦をのせる。
そして先に
隅鬼(鬼瓦のこと)をつける。

のし瓦を一段ずつ積み上げるときに
瓦と瓦の間に
漆くいを挟むのだけど、
それはまた
初めてのことなので、
さあどうなることやら。



あぶらあげ

2006-04-01 22:27:21 | 古民家再生
瓦屋さんから
お借りした
「あぶらあげ」。

この二本のコテで
漆くいを挟んで
使うそう。

本当の名前は知らない。
とにかく
「あぶらあげ」
と言うそう。

後ろの
袋詰めされたものは、
練り合わせ済みの漆くい。
もうこのまま
すぐに使うことができるそう。

瓦用の漆くいは
壁用のものと
材料が異なるそうで、
さて、
それは何なのか…、
また調べてみよう。

鳩いない…

2006-04-01 14:48:26 | 虫、生き物
朝、
早くから布団を抜け出した
長男は、
自分が捕まえて
籠に入れた鳩を
ずいぶん長い間
眺めていた。

私もぼちぼち起き出した。
と思ったら

いない。

眺めていたら
逃がしたくなったそうで、
私たちが気づく頃には
もう飛び立った後だった。