ココのFX

南の島での優雅な生活・・・女王様のようにかしずかれて、のんびり暮らしたい~~
がんばって資金を増やします!

相場ローテーションを知ろう!

2008-03-31 14:44:33 | 読書&セミナーの感想

「相場ローテーションを読んでお金を増やそう」岡崎良介著

過去を知ることで、未来を知ることができます。温故知新っていうでしょう。
この本では、過去のさまざまなデータを分析して、未来の予想に役立てています。
FXトレーダーであれば、為替の予想が気になりますよね。

米国不動産、米国株、ユーロ(ドイツマルク)/ドル相場のピークの分析によれば、1972年以降、過去3回とも、米国不動産、米国株、ユーロ(ドイツマルク)/ドルの順にピークを迎えています。
そして、過去3回の経験則では、米国不動産のピークから1年2ヶ月以内にユーロ(ドイツマルク)/ドルのピークが来ます。
また、米国株のピークから6ヶ月以内にユーロ(ドイツマルク)/ドルのピークになります。

今回の米国不動産のピークが2007年1月、米国株が2007年10月。
ということは、米国不動産のピークから考えると、ユーロ/ドルのピークは2008年3月までに、米国株から考えると2008年4月までに起こることになります。
そして、やはり経験則からいえば、ユーロ(ドイツマルク)/ドルが高値をつけたあと、円高のピークが来ることになります。

そのほか、米国政策金利とドル円の関係なども興味深い。

ぜひ本を読んでくださいませ。
(アマゾンではただ今、新品売り切れです。)

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私の相場感(週足付き)

2008-03-29 14:35:09 | トピックス
羊飼いさんがブログに現在の自分の相場感を書かれたので、私も真似して、書いてみることにしました。

羊飼いさんの相場感を読んでみよう!→人気ブログランキング

ファンダメンタルズと金利予想、それから週足をみながら今後の相場予想を書いてみました。

【ファンダメンタルズと金利予想】

◎米国
バーナンキ議長が議会証言したように、中小のいくつかの銀行が破綻するようなことになれば、米国は景気減速ではなく、景気後退(リセッション)入りするのではないでしょうか。
したがって、まだ、利下げがあると予想。
(注)
景気減速:経済拡大のスピードが遅くなること。
景気後退:縮小経済になること。

◎欧州・オセアニア
インフレ抑制のために、今のところ、欧州、オセアニアは利下げ予定はありません。
ただし、今後、米国経済のリセッションの影響で、世界的にも景気減速傾向が出てきて、商品相場がピークアウトすると考えています。
今後、欧州・オセアニアでもインフレ期待はしぼみ、景気減速になるのではないでしょうか。
そのため、いずれ利下げをすると予想します。
金融不安はあっという間に世界に伝播するけれど、実体経済での伝播はゆっくり。
したがって、利下げの時期はそれほど早くはないでしょう。(年後半か?)

◎英国・カナダ
英国は自国の住宅市場の悪化や金融業界の収益悪化の影響で、すでに景気減速が始まっています。
カナダも米国との関係が深いことから景気減速です。
両国ともすでに利下げを行なっています。
米国経済のリセッションが深刻化すれば、少し時期は空くかもしれませんが、追加の利下げ余地があると予想します。

【週足をみながら今後の相場予想】

◎ユーロドル


現状、ユーロドルは週足をみれば、上昇トレンドであることに間違いありません。
ただ、トレンドラインをみると、2007年9月以降急上昇しており、しかも、ボラティリティが高い状況になっています。
(週足の1本1本が長ければ、ボラティリティが高い。)
したがって、商品相場のピークアウトや欧州経済の減速懸念とともに、今後はそろそろ天井圏形成ではないかと、予想します。

◎ドル円


現状、ドル円の週足は下降トレンドです。
ただ、2007年12月以降、トレンドラインが急降下しており、少しスピード調整で揉み合いがあるかもしれません。
しかし、米国経済がリセッション入りする以上、ドル円の下降トレンドは続くと予想します。

◎ユーロ円


現状、ユーロ円は天井圏形成が終了し、下降トレンド入りしようとしているようです。
商品相場のピークアウトや欧州経済の減速懸念とともに、ユーロ円も下降トレンド入りするのではないでしょうか。
しかし、商品相場のピークアウトや景気減速が現われるのを待って、目先は揉み合いになるかもしれません。
米国経済リセッションの影響を受けるのは日本も同じではないか、それならば、横ばいではないかと考える人もいるかもしれません。
しかし、日本の利下げ余地は0.5%しかありません。
また、世界経済の減速は、信用収縮を伴います。
信用収縮起こるということは、円キャリートレンドの巻き戻しで円高なのです。

◎ポンド円


惚れ惚れするほどきれいな三尊天井を形成した後、現状、下降トレンドです。
直近、やや急激な下げになったので、目先は揉み合いがあるかもしれません。
しかし、ドル円と同様、ファンダメンタル、利下げ継続を反映して、下落トレンドが続くと予想します。

◎スイス円(おまけ、比較すると面白かったので)


現状、レンジ相場。
スイスの金利は低いので利下げするかどうかわかりません。
また、円キャリートレードも行なわれていないので、巻き戻しもありません。
したがって、今後もレンジ相場が続くのではないでしょうか。
ただし、ユーロが利下げをすると、スイスフランに上昇圧力がかかり、スイスフラン高になります。
スイスフラン高によりスイスの輸出産業がダメージを受け、スイスはユーロに追随して、利下げするかもしれません。
その場合は、下降トレンド入りでしょうか。

週足を比べてみると面白い!と思った人、ぽっちとよろしく!

ユーロドルショートの不思議

2008-03-26 19:42:06 | FX徒然
外為どっとコムの売買ポジションをよく見てください。
このポジション一覧を見て、不思議に感じませんか。
そう、ユーロドルでは、ショートポジションが9割を超えているのです。
2007年4月までの過去データがありますが、多少の変動はあっても、ほぼ9割を超えています。
私は目を疑いました。

他のペアで円売りが多いのはわかりますよ。スワップ派もいるでしょう。
でも、ユーロドルでショートポジションなら、スワップを払わないといけないのです。
スワップ派ではないですよね。
それとも、スワップ派でユーロドルの売りをやっていたら、米国の利下げでマイナススワップになってしまたけれど、損切りできないのでしょうか。

あるいは、為替差益狙いの逆張りの結果でしょうか。
ユーロドルは2006年11月に1.2から1.3のレンジを突き破って以降、基本的にユーロ高ドル安トレンドです。
為替差益狙いの逆張りトレードをするにしても、ドル高にふれたときにロングし、戻ったら利益確定がよいのではないですか。

ユーロドルショートが9割超えている理由はよくわからないけど、ユーロ高トレンドから考えると、ショート組みのほとんどは含み損でしょうから、損切りできないってことでしょうかねぇ。
誰もが、底で投げるかもという恐怖で、ずるずる損切りできないんですよね。

9割の人がユーロドルをショートをしているようでは、日本人の資産をみんなヘッジファンドに持っていかれますよ。
私の杞憂ならよいのですが。。。

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乗り換え

2008-03-24 12:15:01 | マイトレード
朝、レートをみていたら、やっぱりドルが強かったので、100円台待たずに、さっさと利益確定しました。
その代わり、弱い感じがしたスイス円を売ってみました。
ドル円売りからスイス円売りに乗り換えた形になりました。
今のところ、この作戦は成功です。今後はわかりませんけどね。

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ひょっとして?

2008-03-23 15:08:22 | 相場の予想&感想
週末、来週からの相場について、いろいろ考えました。

今まで私がみたのは(たった2年ちょっとですが)、
ドル円が下がり、クロス円がドル円の下がりを追いかける(2006年4月のG7後)
ドル円が下がり、クロス円がドル円以上に下がる(2007年8月お盆の急落)
ドル円が下がるが、クロス円は上昇する(何度も)。

私がFXをはじめてから、ドル円が上がり、クロス円が下がるかレンジという相場をみたことがありません。
ドル円が上がるときは、いつもクロス円も上がっていました。
だから、ドル円が100円を超えるなら、クロス円も手仕舞いと考えました。

けれど、相場に予断を持ってはいけない。
私が見たことがないパターンになるかもしれないと考えました。
つまり、ドル円が上がり、クロス円が下がるかレンジという相場になるかもしれないと、思い直したのです。
そのときは株が上昇し、商品相場は下落するという、今までと全く逆のパターンが出現するでしょう。
世の中の人が考えるのと、逆の方向に相場は進みますからね。

マスコミでは、ヘッジファンドのポジション縮小、または、レパトリエーション(自国への資金回帰)と説明するでしょう。
説明は何とでもなります。

以上から、来週は次のようにしたいと思います。
ドル円は三角持合の上限、100.45を超えたら利益確定の手仕舞い、超えなければ売り継続。
クロス円は、ドル円、ドルストレートの動向次第。予断を持たずに、対応。

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1ドル60円!?

2008-03-22 15:24:27 | FX徒然
副島隆彦 「連鎖する大暴落」

「ドルは80円どころか60円に暴落」 @@;)

60円、そんなこと絶対にありえない!と思う人は多いでしょう。
しかーし、ここから先を読むと、ちょっと考えが変わるかもしれません。

ドルに対して、最も円高になったのは1995年4月19日。
1ドルが80円を切って、79.75円まで円高が進みました。
その前の円安といえば、1990年4月、ちょっとバブル真っ盛りで160.20円。
ちょうど5年で半分以下になったのです。

ユーロ円では、最も円高は2000年10月、88.96円。
このとき、G7でユーロ買い協調介入を合意し、ようやくユーロ安は反転したのです。
その後、ユーロ円が最も円安になったのは、2007年7月168.91円。
7年弱で約1.9倍。2倍には届かないけど、かなりいい線までいってますね。

ユーロドルはどうでしょう。
最もドル高ユーロ安はやはり2000年10月で、0.8225。
現在進行形ですが、現時点で最もドル安ユーロ高はこの3月1.5904。
7年半で1.9倍。

過去、為替レートが、数年で、半分になったり、倍近くになったりしているのは、まぎれもない事実です。
ちょっと前までのドル円円安ピークは2007年6月の124円。
半分になれば62円。
過去を踏まえれば、数年後の1ドル60円は決してありえない数字ではないのです。

まあ、大きな財政赤字を抱え、少子高齢化が進む日本の現状を考えると、円が1ドル60円まで強くなるかといえば、にわかには信じがたいですけどね。
でも、1ドル80円なら、十分ありそうな気がしてきます。

白川日銀副総裁の就任記者会見の言葉
「経済が変化するときには非常に変化すると。これは上にも下にも変化をするときには非常に大きな変化をする。それだけに、金融政策運営にあたっては、予断を持ってはいけない。」

投資にあたっても、予断を持ってはいけないですね。

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ドル円三角持合ブレイク

2008-03-22 14:23:07 | 相場の予想&感想
イースター休暇前に商品相場がかなり下落して、話題になっています。
また、為替では、ユーロ、豪ドル、カナダドルなどが弱含み、逆にドルが強くなりました。

これがイースター休暇前のポジション調整だけで、来週以降、商品相場が強く、ドル安が復活するのか、それとも、商品相場の下落、ドル堅調が続くのか。

私は、商品相場の下落・ドル堅調が続くのではないかと予想しています。
そして、為替はクロス円が大きく下落し、ドル円はクロス円の下落に引きづられながらも、比較的下落幅は少ないのではないかと。
理由は、一旦下落のはずみがつけば、買いのポジションが溜まっている商品相場はずるずる下落するしかないと思うからです。
そして、商品相場が下落した場合の為替の動きはイースター休暇前の動きに沿うはずです。
商品相場が下落すれば、私の予想どおりだけど、再度上昇ならば、ポジションの見直しが必要です。

先々週のドルはレンジ、先週は三角持合になっています。
ブレイクが円安方向か、円高方向か。
円安方向へのブレイクなら100円超え、円高方向なら90円を下回ってきます。

ドル円100円越えは私の思い描くシナリオではありません。
ドル円100円越えになると、たとえドルストレートがドル高であっても、クロス円の下落は限定的、あるいは下げ止まってしまうかもしれません。
また、ドルストレートがドル高にならないのであれば、クロス円の反転上昇も考えられます。
ドル円が円安方向にブレイクするのであれば、一旦、利益確定して、様子見をしたいと考えています。

逆に、ドル円が円高方向にブレイクなら私の予想どおり。
クロス円が大きく下落し、ドル円はクロス円の下落に引きづられながらも、比較的下落幅は少ないというシナリオをイメージしています。
この場合は、ドル円、クロス円ともにショート継続。
利益を大きく伸ばしたいと考えています。

ドル円の三角持合ブレイクをメルクマークに自分のポジションを動かす予定。
あと、商品相場を参考に。
自分の予想がはずれたら、早く撤退が大切ですからね。

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世界経済の行方と為替相場

2008-03-20 12:57:45 | 相場の予想&感想
マット今井さんのトレーディングのつぼ ”確実性の高いことに掛ける”によれば、銀行のディーラーはドル安でかなりの利益をあげているそうです。うらやましいですね。
去年の8月の急落前に、サブプライムで米国経済減速と考え、ユーロドルをロングした私。
狙いはよかったけど、あまりに早すぎた(^-^;

銀行のディーラーにならって、私も!って、これからユーロドルをロングしてみますか。
今度は遅すぎるような気がして、怖いですね(笑)

商品相場が下がっていることが気になります。
これが何を示唆しているのか。

景気減速が米国内にとどまらず、世界経済全体に拡がる前兆かもしれません。
デカップリング論は否定されるということ。
もし、そうであれば、景気減速をすでに織り込んだドルよりも、ユーロや豪ドルが危ないと思います。
ドルキャリーなんて、やっていると、またまた損をするかもしれません。
遅れたやってきた者を儲けさせてくれるほど相場は甘くない。

もちろん、商品相場が下がることで、インフレが収まり、世界経済が安定するというシナリオも成り立ちます。
景気減速は米国内だけに留まるというデカップリング論です。

”確実性の高いことに掛ける”どっちの確率が高いかな?

私は、10年、20年という超長期スパンでみれば、デカップリング論を支持しています。
国ごとの成長のステージが違いますからね。
しかし、1年、2年の景気変動では、世界経済がつながっている以上、デカップリングはありえないと考えています。
国により、景気減速の程度は異なるかもしれませんが。

私は、世界的に景気減速が拡がるというシナリオに掛けたいと考えています。
ドル円、クロス円の売り継続です。

予想がはずれたら・・・、現在の含み益をすべて吐き出すだけです。
せっかく、そこそこの利益が乗っているのに、なくしてしまうのは惜しいけど、まあ、勉強と考えましょう。

ドル円は今週の安値95.67、ユーロ円は相場博士さんの目標値147.60を底値とすると、ユーロドル1.543。現在よりややユーロ安ドル高水準。

ユーロ円はまずは154円の壁、そして、今週の安値151.79を下抜けできるかどうかですね。
一方、昨日の高値157円を上回れば、しばらく、円高はお休み。デカップリング論の勝利となるかもしれません。

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ドル円底探しの旅

2008-03-19 21:30:56 | トピックス
今朝の記事で、為替王さんが次のように書いておられます。

「昨日から今朝にかけてのドル高・円安は、“円安の動き”というよりも、もともとの目処(100円~101円)をこえて、過剰に下落した分を埋め合わせる“反発の動き”に過ぎません。
“反発の動き”は、それまでの過剰な下落に原動力があり、相場エネルギーの成せる業ではありません。かつて蓄積された相場エネルギーはこれまでの円高ですでに吐き出されています。
だとしますと、本日以降は、下落した分反発したり、再び下落したりの、横ばいの動きに入ることを想定しています。」

昨日から今朝にかけての円安は過剰に下落した分の埋め合わせ、なるほど。
損切りしたので、感心している場合じゃないよ、私(^-^;

今日以降、横ばいの動きか、ふむふむ。
それで、横ばいの動きのあとはどうなるの???

しばらく、横ばいの動きをすれば、また、相場のエネルギーが溜まりますよね。
今度はそのエネルギーは円高・円安どちらの方向に噴出するのでしょうか?

昨年の8月からドル円は明らかに円高トレンド。チャートをみれば、一目でわかる。
横ばいの動きのあと、円高円安どちらに行くかはわからないけど、円高トレンドである以上、円高方向にいく確率が高いのではないですか。
急激な円高、ゆり戻しや横ばい、また、急激な円高、ゆり戻しや横ばい。
何度もそんなことを繰り返しながら、だんだん円高になっていくのではないでしょうか。

為替王さんは100円割れても一時的と書いてたけど、大丈夫なんでしょうかねぇ。

相場博士さんが17日の記事では、中長期ポテンシャル、ドル円89.66。
ユーロ円152.47を下回ると目標値147.60。

もし、同時に達成したら、ユーロドル1.64になりますね。
十分、ありえそうな気がしてきます。

そこまでいくとしても、一直線ではないだろうから、がんばってトレードしなきゃ。

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